女優・中谷美紀を主演に迎え、「ハツキス」(講談社刊)にて連載中の人気コミックを実写映画化する『繕い裁つ人』。このほど、本作の童話の挿絵ような可愛らしいポスター・ビジュアルと予告編が公開された。さらに、主題歌を平井堅が務めることが明らかとなった。本作の舞台は、頑固でこだわり深い仕立て屋によって“人生で一番自分に似合った服”に出会える、町の仕立て屋・南洋裁店。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江(中谷美紀)が、古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業マン・藤井(三浦貴大)からのブランド化の依頼も断り続けている。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったのが――。今回届いた予告編では、中谷さん演じる市江が、見事な手つきでミシンを使いこなし、色鮮やかな洋服を仕立てる姿が映し出される。世界に1着しかない“人生で一番似合う服”を作り続ける市江と、そんな彼女を「頑固じじい」と評する藤井役の三浦貴大を始め、黒木華、片桐はいり、杉咲花ら豪華キャスト陣扮する彼女に魅せられた周囲の人々の掛け合いにも注目だ。また、平井さんが歌う本作の主題歌となるは、70年代に発表された財津和夫の超名曲をジャズ・テイストにアレンジした楽曲「切手のないおくりもの」(コンセプトカバーアルバム「Ken’s Bar III」に収録)。平井さんからは、「今回、僕がカバーした『切手のないおくりもの』が、この映画の主題歌に起用して頂けると聞いて、驚きと共にとても嬉しく思っています。大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」とコメントが寄せられている。『繕い裁つ人』は2015年1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日日本映画界に大論争を巻き起こした、中島哲也監督の最新作にして『告白』以上の問題作となる『渇き。』が、ついにブルーレイ&DVD化されることが決定した。本作は、その激しい描写から映像化は不可能といわれた、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を、中島監督自身の読後感を基に脚色し、独自のポップな世界観を交えて映画化したものだ。主人公となるのは、元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)。そんな彼にある日、離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入る。成績優秀、容姿端麗で学園のカリスマといわれた女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った藤島は、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。だが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られる、“知らない加奈子像” に戸惑う藤島。娘の正体を知れば知るほど、藤島の激情は果てしない暴走を始めるのだった…。6月に全国公開されるや、その衝撃的な内容から各方面に賛否両論を巻き起こした本作。先日、米テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭のFantastic Features部門(ファンタジー作品を主に上映する部門)において、見事「最優秀脚本賞」を受賞したことでも話題となった。『蜩ノ記』の公開も控える名優・役所広司に、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、國村隼、中谷美紀と、日本映画界を代表する豪華俳優陣がアクの強すぎる登場人物をそれぞれ熱演する中、オーディションで「その姿を見た瞬間、確信した!」と中島監督に大抜擢された小松さんが、イノセントな妖しさと危うさが同居する加奈子役を見事に演じ切っている。プレミアム・エディションの特典には、新鋭・山戸結希監督が、小松さんの素顔に迫ったスペシャル・メイキング、役所さんと中島監督が“藤島”の人物像や『渇き。』にかけた思いについて語った映像、原作者の深町さんのインタビューなど、1時間30分を超える貴重映像を収録。また、サントラには「でんぱ組.inc」の「でんでんぱっしょん」を始め、菅野よう子が本作のために作曲したスペシャル楽曲、 さらにエンディング曲のディーン・マーティンによる「Everybody Loves Somebody」など、20曲以上が収録される。本作は、釜山国際映画祭(10月2日~10月11日)のミッドナイト・パッション部門、中島作品としては初となるBFIロンドン映画祭(10月8日~10月19日)デア部門など、今後、そのほかの海外映画祭にも引き続き出品される予定だ。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)より発売、11月19日 (水)よりTSUTAYAにてレンタル先行リリース。[期間限定]デジタルコピー付き※ダウンロード可能期間:12月19日~2015年6月30日まで■Blu-rayプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:5,800円(税抜)■DVDプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:4,800円(税抜)セル 発売・販売元:ギャガレンタル 発売元:ギャガ販売元:TSUTAYA(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年10月03日北海道を舞台にした『しあわせのパン』のスタッフが再結集し、大泉洋を主演に、今度は北海道・空知(そらち)地方の“ワイナリー”を舞台にして贈る映画『ぶどうのなみだ』。ついに10月4日(土)より北海道先行、翌11日(土)より全国にて公開となる本作に、三島有紀子監督の次回作『繕い裁つ人』で主演を務める中谷美紀を始め、料理家の栗原はるみ、パン好きなら知らない人はいないブーランジェ(パン職人)の志賀勝栄、雑誌などで活躍するモデルのKIKIといった、各界の著名人から絶賛のコメントが到着した。父親が残した北海道・空知の葡萄の樹が立つ土地で、兄のアオ(大泉洋)はワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロク(染谷将太)は小麦を育てている。アオは“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄“ピノ・ノワール”の醸造に励んでいるが、なかなか理想のワインはできない。そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、突然2人の目の前に現れた。エリカと名乗る不思議な輝きを放つ彼女(安藤裕子)は、アオとロクの静かな生活に新しい風を吹き込んでいく…。本作の主演を務めるのは、映画・TVに大活躍、出演作が後を絶たない北海道出身の大泉さん。共演に、本作が本格的な演技初挑戦となるシンガーソングライターの安藤さん、そして『寄生獣』など、こちらもまた引く手あまたの若手実力派・染谷さんと注目のキャストが勢ぞろい。前作『しあわせのパン』の同名小説も高く評価された三島監督は、今回もオリジナル脚本を書き下ろし、葡萄と小麦の成長をとらえることにもこだわりながら、オール北海道ロケを敢行した。三島監督の次回作となる同名人気漫画の映画化『繕い裁つ人』で主演を務める中谷さんは、「人生を賭してぶどうを育む男と、根を張ることなく放浪する女の心が近づく頃、この映画に心地よく酔わされていることに気づきました」と、本作の世界観を絶賛。また、ワインにも、食にも造詣の深い著名人たちも本作を存分に堪能した様子だ。●栗原はるみ(料理家)いい仲間がいれば人生は楽しい。さみしい時にこそ、素直になって心を開ければ誰かが必ず力になってくれる。私はあの仲間の一員になりたかった。きっと仲良くなっていたはずだから。● KIKI(モデル/女優)土の味はどんなだったろうか風の香りはどんなだったろうか空の色はどんなだったろうかあの人の笑顔はどんなだったろうか思い出すと同時になみだが零れそうなこころやさしくなる映画でした●志賀勝栄(三宿「シニフィアン シニフィエ」シェフ)ワインや料理を題材にした映像は職業柄記憶にしっかりと残っている。ぶどうのなみだも同じように自分の心にしっかり刻まれている。●岡 昌治(一般社団法人日本ソムリエ協会 会長)アオとロク兄弟の確執と絆、エリカや仲間が加わった愛情こもった人間模様。見終った後には、一服の清涼感を感じました。ぶどうのなみだ。我々ソムリエはそれを「グットドール(黄金のしずく)」と呼んでいます。この作品は、とても素敵なひとしずくでした。●鹿野 淳(「MUSICA」発行人)人間と大地は必然に基づいて生まれ育つが、あまりにも脆く、あまりにも儚く、あまりにもあっけなく死に絶える。だからこそ人間と大地と自然は美しいし、生きる強さを誰もが持っている。そのことを北の果ての大地と最高の名優(=盟友)に教えてもらった、大切な映画です。●関口靖彦(「ダ・ヴィンチ」編集長)大泉洋さん、染谷将太さん、そして安藤裕子さん。アオ、ロク、エリカの痛みと熱さを切々と伝えてくる主役3人の演技が、涙が、微笑みが、目に焼きついて離れない。●大塚美夏(「ナチュリラ」副編集長)大人のファンタジーですが、安藤さんの存在感がピリリとしたスパイスとなって、ほどよいさじ加減のリアリティさがよかったです。秋にぴったりのしっとりビターな物語だと思いました。『ぶどうのなみだ』は10月4日(土)より北海道先行、10月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月02日女優の中谷美紀が30日、都内で行われた第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会に登壇し、映画に対する思いや、同映画祭の思い出などを語った。東京国際映画祭の顔として、主要イベントなどで盛り上げるフェスティバル・ミューズに就任した中谷美紀は、「私自身、一人の映画人である前に、ただの映画のファンです。人生において、苦しい時もいつも映画が私を救ってくれたように思います」と語り、「日常を少しでも彩るような、何か大変なことからエスケープできたり、夢を抱いたり、豊かにするようなツールであってほしいと願っています」と映画に対する思いを伝えた。中谷は、過去に5回、東京国際映画祭に参加。一番の思い出について「19歳の時に初主演させていただいた『BeRLiN』の時に、特別招待作品として呼んでいただいたことが、本当にうれしくて」と振り返った。そして、「いまだにコンペ作品に出演したことがない」と言い、「コンペ作品を持ってレッドカーペットを歩くというのが夢です」と今後の目標を掲げた。また、「映画を愛する者として、日本、東京を愛する者として、何か貢献できれば」とフェスティバル・ミューズとしての意気込みを述べ、「映画人と一般のお客様の交流の場でもあるので、その交流をさらに深めていきたいと思いますし、映画人同士も、国、宗教、人種を越えて、交流の場となったらいいなと心から願っています」と期待。さらに、「公開規模が小さかったり、日本では公開されないような小さな作品にも注目していきたい」と語った。
2014年10月01日第27回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が30日に東京・港区の虎ノ門ヒルズで行われ、コンペティション部門に出品される15タイトルが発表された。同日、現在公開中のディズニー大ヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が、コンペティション国際審査委員長に就任したことが明らかになった。同映画祭では史上3番目の若さ、さらにハリウッド大作の監督という異例の大抜てき。期間中の発言や審査結果に注目が集まりそうだ。第27回東京国際映画祭・その他の写真本年度のコンペティション部門には、92の国と地域からエントリーされた計1373作品のうち、厳正な予備審査を経た15本が出品。今回から名称が変更された最高賞・東京グランプリ(旧東京サクラグランプリ)を争うことになった。審査委員にはイ・ジェハン(映画監督)、ロバート・ルケティック(映画監督)、エリック・クー(映画監督)、デビー・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター)、品川ヒロシ(映画監督/芸人)というバラエティ豊かな面々が勢ぞろいする。会見には、日本映画で唯一のコンペ部門出品を果たした『紙の月』を手がけた吉田大八監督と、今年のフェスティバル・ミューズに就任した女優の中谷美紀らが駆けつけ、東京国際映画祭という晴れ舞台への思いを語った。“日本代表”の吉田監督は「勝負ごとは嫌いじゃないので、存分に楽しめそう」と、前作『桐島、部活やめるってよ』に続く快進撃に期待を寄せる。『紙の月』は宮沢りえが7年ぶりに映画主演を果たし、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロインを熱演するサスペンスで、「女優として内面にもっているものを、この映画のためにすべて出し切ってくれた」(吉田監督)と宮沢の女優魂に感服した様子。一方、中谷は「映画人であり、いち映画ファン。映画祭を通して、国境を超えた交流が深まることを心から祈っている」と抱負を語った。第27回東京国際映画祭10月23日(木)から31日(金)まで会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)ほか【コンペティション部門】『1001グラム』ベント・ハーメル監督『来るべき日々』ロマン・グーピル監督『マルセイユ・コネクション』セドリック・ジメネス監督『神様なんかくそくらえ』ジョシュア・サフディ監督、ベニー・サフディ監督『アイス・フォレスト』クラウディオ・ノーチェ監督『メルボルン』ニマ・ジャウィディ監督『ザ・レッスン 授業の代償』クリスティナ・グロゼヴァ監督、ペタル・ヴァルチャノフ監督『マイティ・エンジェル』ヴォイテク・スマルゾフスキ監督『ロス・ホンゴス』オスカル・ルイス・ナビア監督『ナバット』エルチン・ムサオグル監督『紙の月』吉田大八監督『壊れた心』ケビン・デ・ラ・クルス監督『破裂するドリアンの河の記憶』エドモンド・ヨウ監督『草原の実験』アレクサンドル・コット監督『遥かなる家』リー・ルイジン監督取材・文・写真:内田 涼
2014年09月30日10月23日~31日に開催される第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会が30日、都内で行われ、コンペティション部門をはじめとする各部門のラインナップが発表された。また、フェスティバル・ミューズに決定した女優の中谷美紀、コンペティション部門日本代表作品『紙の月』の吉田大八監督も登壇した。はじめに、ディレクター・ジェネラルの椎名保氏が「今年は、日頃映画にあまり関心のない方も楽しそうだなと思ってもらえるようなイベントを組むことになりました。一般の方にも楽しんでいただいて、映画祭の認知が高まれば、いい作品が集まって、さらに知名度が上がるのではないかと。このように認知度、知名度を意識しながら運営したい」とあいさつ。続けて、時代を切り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える"SAMURAI(サムライ)"賞を新設し、初となる今年は「北野武監督とティム・バートン監督」の2人に贈ることを発表した。また、今年の東京国際映画祭の顔として、主要イベントなどで盛り上げるフェスティバル・ミューズが、中谷美紀に決定したことも発表した。その後、中谷本人が登場。「人生において、苦しい時もいつも映画が私を救ってくれたように思います。お忙しい方々の日常を少しでも彩るような、何か大変なことからエスケープできたり、夢を抱いたり、豊かにするようなツールであってほしいと願っています」と映画の持つ力を語り、「映画を愛する者として、日本、東京を愛する者として、何か貢献できればと思っております」と意気込みを伝えた。コンペティション部門では、国際審査員長に、大ヒット公開中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が決定。そして、日本代表作品『紙の月』をはじめ、セドリック・ジメネス監督の『マルセイユ・コネクション』、浅野忠信主演『壊れた心』など全15作品が発表された。『紙の月』の吉田大八監督も駆けつけ、「勝負事は嫌いじゃないので、自分ごととして映画を楽しめそうでワクワクしています」と心境を語った。コンペティション部門 全15作品『1001グラム』(監督:ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス『来るべき日々』(監督:ロマン・グーピル)[フランス]『マルセイユ・コネクション』(監督:セドリック・ジメネス)[フランス=ベルギー]『神様なんかくそくらえ』(監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)[アメリカ=フランス]『アイス・フォレスト』(監督:クラウディオ・ノーチェ)[イタリア]『メルボルン』(監督:ニマ・ジャウィディ)[イラン]『ザ・レッスン/授業の代償』(監督:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタン・ヴァルチャノフ)[ブルガリア=ギリシャ]『マイティ・エンジェル』(監督:ヴァイテク・スマルゾフスキ)[ポーランド]『ロス・ホンゴス』(監督:オスカル・ルイス・ナビア)[コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン]『ナバット』(監督:エルチン・ムサオグル)[アゼルバイジャン]『紙の月』(監督:吉田大八)[日本]『破裂するドリアンの河の記憶』(監督:エドモンド・ヨウ)[マレーシア]『遥かなる家』(監督:リー・ルイジン)[中国]『壊れた心』(監督:ケヴィン・デ・ラ・クルス)[フィリピン=ドイツ]『草原の実験』(監督:アレクサンドル・コット)[ロシア]
2014年09月30日第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月30日(火)、東京・港区の虎ノ門ヒルズで行われ、今年のフェスティバル・ミューズに中谷美紀が就任。また、コンペティション部門の審査委員に映画監督としても活動する芸人・品川ヒロシが選ばれたと発表された。『ゼロの焦点』など過去に出演した数作品が特別招待された中谷さんは、「19歳のときに初めて主演した『BeRLiN』を、(当時、同映画祭のメイン会場だった)渋谷Bunkamuraのオーチャードホールで上映していただき、とても嬉しかった思い出がある。いつかはコンペティション作品をもって、レッドカーペットを歩くのが夢ですね」と東京国際映画祭という舞台に、強い思い入れ。自身も熱心な映画ファンとして知られるだけに、「映画祭を通して、映画人とお客様、さらに国境を超えた映画人同士の交流が深まることを心から祈っている」と映画祭を彩るフェスティバル・ミューズとしての抱負を熱く語っていた。会見ではコンペティション部門に出品される15タイトルも発表され、 邦画で唯一のコンペ部門出品を果たした『紙の月』を手がけた吉田大八監督が出席。前作『桐島、部活やめるってよ』で映画賞を席巻しており、「勝負ごとは嫌いじゃない。存分に楽しめそう」と“日本代表”として武者震いが止まらない様子だ。女優の宮沢りえが、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロインを熱演し、約7年ぶりの映画主演を果たした『紙の月』。吉田監督は「女優として内面にもっているものを、この映画のためにすべて出し切ってくれた」と宮沢さんに感謝の意を表し、「女性とお金という切り口から、社会に切り込んでいけたらと思った。予想不可能な原作を読み、これは他人には映画化されたくないと思った」と自信を示した。今年のコンペティション部門は92の国と地域から、計1373作品がエントリー!その中から厳正な予備審査を経た15本が上映され、最高賞・東京グランプリ(東京サクラグランプリから名称変更)を争う。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が世界的大ヒットを記録中のジェームズ・ガン監督が、史上3番目の若さでコンペティション国際審査委員長に就任したほか、審査委員はイ・ジェハン(映画監督)、ロバート・ルケティック(映画監督)、エリック・クー(映画監督)、デビー・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター)、品川ヒロシ(映画監督/芸人)とバラエティ豊かな面々が勢ぞろい。また、比類なき感性を武器に“サムライ”のごとく、革新的な映画を世界に発信し続ける映画人の功績をたたえる「SAMURAI(サムライ)」賞が新設され、第1回受賞者として、北野武(映画監督)、ティム・バートン(映画監督)に同賞が贈られることが決定した。第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催。【コンペティション】・『1001グラム』(監督ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス合作・『来るべき日々』(監督ロマン・グーピル)フランス・『マルセイユ・コネクション』(監督セドリック・ジメネス)フランス=ベルギー合作・『神様なんかくそくらえ』(監督ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)アメリカ=フランス合作・『アイス・フォレスト』(監督クラウディオ・ノーチェ)イタリア・『メルボルン』(監督ニマ・ジャウィディ)イラン・『ザ・レッスン 授業の代償』(監督クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ)ブルガリア=ギリシャ合作・『マイティ・エンジェル』(監督ヴォイテク・スマルゾフスキ)ポーランド・『ロス・ホンゴス』(監督オスカル・ルイス・ナビア)コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン・『ナバット』(監督エルチン・ムサオグル)アゼルバイジャン・『紙の月』(監督吉田大八)日本・『壊れた心』(監督ケビン・デ・ラ・クルス)フィリピン=ドイツ・『破裂するドリアンの河の記憶』(監督エドモンド・ヨウ)マレーシア・『草原の実験』(監督アレクサンドル・コット)ロシア・『遥かなる家』(監督リー・ルイジン)中国【特別招待作品】・『ベイマックス』(監督ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ)アメリカ*オープニング・『寄生獣』(監督山崎貴)日本*クロージング・『THE NEXT GENERATIONパトレイバー エピソード 10:暴走!赤いレイバー』(監督田口清隆)日本・『天才スピヴェット』(監督ジャン=ピエール・ジュネ)フランス・カナダ合作・『サンバ』(監督エリック・トレダノ)フランス・『デビルズ・ノット』(監督アトム・エゴヤン)アメリカ・『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(監督犬童一心)日本・『くるみ割り人形』(監督増田セバスチャン)日本・『シェフ三ツ星フードトラック始めました』(監督ジョン・ファブロー)アメリカ・『GARM WARS The Last Druid』(監督押井守)日本・カナダ合作・『ザ・レイド GOKUDO』(監督ギャレス・エバンス)インドネシア・『救いたい』(監督神山征二郎)日本・『花宵道中』(監督豊島圭介)日本・『チェイス!』(監督ビジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ)インド・『アップルシード アルファ』(監督荒牧伸志)日本・アメリカ合作・『劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢』(監督荒木哲郎)日本・『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(監督パトリック・ヒューズ)アメリカ・『もしも建物が話せたら』(監督ビム・ベンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン)ドイツ・デンマーク・ノルウェー・オーストリア・フランス・アメリカ・日本合作・『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』(監督マーティン・スコセッシ、デビッド・テデスキ)アメリカ・イギリス・日本合作・『「ティム・バートンの世界」×第 27 回東京国際映画祭 提携企画「ビッグ・アイズ」スペシャル・プレゼンテーション』(監督ティム・バートン)アメリカ・『「百日紅(仮題)」スペシャル・プレゼンテーション』(監督原恵一)日本(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日福山雅治が最後の超大物キャラを演じることが発表された『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で、御庭番衆の巻町操(まきまちみさお)役として、これまでのイメージとはがらりと違ったアクションを披露している土屋太鳳。先日は、2015年4月スタートのNHKの朝ドラ「まれ」の主役・津村希に大抜擢されたばかり。現在、「花子とアン」でもヒロイン・花子(吉高由里子)の妹・ももを好演している土屋さんだが、ブレイクのきっかけは、2011年、連続ドラマが好評を博し、その後映画化もされた長谷川博己主演「鈴木先生」だ。今年は彼女を筆頭に、かつて学園ドラマの女子生徒役で知られた女子たちが、映画、ドラマ、CMにと大躍進を遂げ、いまやネクストブレイク必至の注目女優へと成長しつつある。<長谷川博己「鈴木先生」も虜にした正統派美少女は朝ドラ連覇>まずは、第22週目の放送から「花子とアン」に久々に戻ってきた土屋さん。2005年、角川映画とソニーミュージック、Yahoo!Japanが合同で実施したスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスにて「審査員特別賞」を受賞して芸能界入り。黒沢清監督『トウキョウソナタ』(’08)で映画デビューを果たし、 井上真央主演の「おひさま」(’11)では井上さんの生徒役で印象を残した。太鳳(たお)という名前は珍しいが、母親が見た夢から名付けられたという本名だ。「鈴木先生」では、長谷川さん演じる鈴木先生が一目を置くクラスのマドンナ・小川蘇美役を好演。その後は「黒の女教師」にも出演し、榮倉奈々らが演じる教師たちから“課外授業”を受けて変わっていく松本栞役で印象を残した。大友啓史監督とは「龍馬伝」(’10)以来となる『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』は、オーディションで操役をゲット。日本女子体育大学で舞踊学を専攻中で、クラシックバレエや日本舞踊の経験もあるだけに、蹴りの足の上げ方や身のこなしなど、佐藤健演じる剣心を相手に軽やかなアクションを見せている。正統派美少女にして運動神経抜群、「まれ」も2,020人の中からオーディションで主役の座を勝ち取った努力家。その上、ブログなどでは自分の考えをしっかりとした文章で書けることも知られている。9月13日(土)にはシリーズ完結となる『るろうに剣心 伝説の最期編』、そして8月30日(金)には“殺人鬼”役を演じる主演映画『人狼ゲーム ビーストサイド』の公開も控えており、注目若手女優の筆頭株であることは間違いない。<『思い出のマーニー』のメガネ少女は「夜行観覧車」の演技派>また、土屋さんと「黒の女教師」で共演し、岩井俊二脚本・企画プロデュースの深夜ドラマ「なぞの転校生」、さらに「夜行観覧車」「名もなき毒」などで圧倒的な演技力を発揮する一方、福士蒼汰と共演する「au」や「Cook Do」の“麻婆茄子”“回鍋肉”のCMでコミカルな姿を見せている杉咲花も、もちろんそのひとりだろう。ジブリ初のWヒロインと発表された『思い出のマーニー』では、3人目のヒロインとなる、メガネ少女・彩香の声を担当していることでも話題に。彩香は、東京から湿っ地屋敷に引っ越してきた、マーニーの秘密に興味を持つ好奇心いっぱいの女の子。当初キャスティングが難航したという彩香役に、“回鍋肉”のCMを見た西村義明プロデューサーが「夢想家の彩香にピッタリ」と抜擢。米村監督からも「イメージどおり」との大絶賛を受けている。杉咲さんの母親はシンガーのチエ・カジウラ、父親は80年代、「レベッカ」「RED WARRIORS」のメンバーとして活躍したギタリスト・木暮武彦。杉咲さん自身は写真を趣味にしており、アーティステックな一面も持ち合わせている。先日までWOWOW×TBS合作ドラマ「MOZU」では香川照之の娘役で出演していたが、9月6日(土)公開の『イン・ザ・ヒーロー』では事務所の先輩である唐沢寿明の娘役に。2015年には、中谷美紀が主演を務め、片桐はいり、黒木華らが出演する三島有紀子監督作『繕い裁つ人』(1月公開)にも出演。佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役となり北川景子や柄本明など豪華キャストがそろう『愛を積むひと』(初夏公開予定)では、「HERO」の吉田羊の娘役で、男子のネクストブレイク筆頭、野村周平と恋人同士を演じることが分かっている。<美人モデル姉妹が最新CMの話題を独占!?>そして、姉妹で「Seventeen」モデルとしてだけでなく、CMや映画、ドラマに活躍を見せるのが、広瀬アリスと広瀬すず。姉のアリスさんは「黒の女教師」「35歳の高校生」などでも知られるほか、「鋼の錬金術師」の荒川弘によるコミックの実写化『銀の匙 Silver Spoon』では長かった髪をバッサリ、北海道でおよそ1年に及ぶロケで農業高校の生徒役に挑んだことも記憶に新しい。「コンタクトのアイシティ」のCMでは、目を細めて眉間に皺を寄せる、モデルとは思えないほどの変顔も披露しており、福田麻由子主演の日仏合作映画『FLARE-フレア-』では、『17歳のカルテ』のアンジェリーナ・ジョリーを彷彿とさせるような、影ある演技を見せたことでも映画ファンの注目を集めた。また、実の妹であるすずさんも、香取慎吾&杏出演の「幽かな彼女」、佐藤健の妹役として「ビター・ブラッド」などに出演。「プロポーズされたら、ゼクシィ」で見せる大人っぽい涙顔や、「LINE PLAY」でのかわいいダンスなど、最新CMで活躍中だ。「ビタミン炭酸MATCH」では姉妹共演も果たしており、ネクストCM女王との呼び声も高い。映画では、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆とともに4姉妹を演じる、是枝裕和監督の最新作『海街diary』(2015年初夏公開)がクランクインしたばかり。2人そろって、これからも目が離せない姉妹となりそうだ。さらに、現在放送中の学園ドラマといえば「GTO」だが、こちらにも、「あまちゃん」の松岡茉優、『想いのこし』の公開が控える松井愛莉や、「ごちそうさん」の松浦雅、『旅立ちの島唄~十五の春~』の三吉彩香、実写版『魔女の宅急便』の小芝風花など若手女優たちが続々。彼女たちの飛ぶ鳥を落とす勢いのフレッシュなパワーに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2014年08月30日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど主演の役所広司を始め、妻夫木聡、オダギリジョーら豪華な大人キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着した。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は6種。役所広司が演じる、失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島。妻夫木聡がニヤニヤと不気味な軽薄な男、藤島の大宮北署刑事での元後輩・浅井。オダギリジョー演じる、狂気を孕んだ男・大宮北署刑事の愛川。『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀演じる、加奈子の中学時代の担任教師・東。黒沢あすかが演じる、藤島の元妻で、加奈子の母親・桐子。そして國村隼演じる、加奈子が通う神経科医・辻村医師。◆失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島(役所広司)元刑事のロクデナシ親父・藤島を演じるのは、役所広司。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂な男の姿は、凄まじい迫力!今回の映像では「うるせー!クソ野郎!」と暴言吐き、血まみれで狂っている姿が切り取られている。まさに”狂犬“!◆大宮北署刑事。藤島の元後輩・浅井(妻夫木聡)藤島の元後輩で大宮北署刑事・浅井に扮するのは、妻夫木聡。ある事件を追っていくうちに浅井も加奈子にたどり着くことに。今回の映像では、「先輩」と言いながらも軽薄な態度をとり、「頭…壊れてません?」と言いながら、あざ笑う様が映し出され、今までの見たことのない妻夫木が見られそうだ!◆大宮北署刑事・愛川(オダギリジョー)浅井と同じ大宮北署刑事で、愛妻家の愛川役には、オダギリジョーが扮する。今回公開された映像には、藤島との銃撃戦シーンが映し出される。役所もオダギリも血まみれの銃撃戦は何が原因で起こったのか?加奈子はどう関わっているのか?高笑いするオダジョーの姿は狂っているとしか思えない!こんなオダジョー見たことない!◆加奈子の中学時代の担任教師・東(中谷美紀)娘が失踪した藤島が加奈子のことを捜索するために、中谷美紀演じる中学時代の担任教師・東に会いに行く。「偽善」と書かれた文字が意味することとは?◆藤島の元妻、加奈子の母親・桐子(黒沢あすか)藤島の元妻で、加奈子の母親役を演じたのは、黒沢あすか。「死んでよ、あんたなんか」と心の底から夫・藤島を恨むも、娘が失踪して夫に頼ることしかできず、本当は娘のことを何も知らなかったことに気付き、茫然とするその様は、哀愁が漂う。◆加奈子が通う神経科医・辻村医師(國村隼)加奈子が通う神経科医・辻村医師に扮するは、個性的なキャラターを演じることが多い國村隼。「家庭には少々、問題あったようですが」と語り、加奈子がなぜバケモノになってしまったのかを知る重要な手掛かりをにぎっていそうだ。血走った眼に、ニヤケ顔、悲痛な嘆き…それぞれの欲望を抱き、ダークな雰囲気を漂わせる大人たち。過去にはクリーンな役柄も演じたこともあるこの6人だが、そんなこれまでの演技は幻だったのでは…そう思わせるほどのアクの強さに注目してみて。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月04日子供の頃は優しいお兄ちゃんが欲しいと思っていたけど、今なら一緒に旅行や買い物に行ける頼りになるお姉ちゃんが欲しいなぁ。今回は、マイナビニュース会員の女性400名に、姉にしたい芸能人は誰か聞いてみた。>>男性編も見るQ.姉にしたい芸能人といえば、誰を想像しますか??1位 天海祐希 13.5%2位 菅野美穂 12.0%3位 仲間由紀恵 7.8%4位 吉瀬美智子 4.5%5位 北川景子 4.2%Q.その人のどんなところが好きですか? 姉にしたい理由を教えてください。■天海祐希・「サバサバとした性格で、相談にも適格にアドバイスしてくれそう!」(32歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「竹を割ったような性格が姉御っぽい」(24歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「優柔不断な自分にズバッと言って引っ張ってくれそう」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「厳しくもあり優しくもあり頼りになりそう」(28歳/その他/その他)・「さっぱりしていて、面倒見が良さそうなので」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「優しそうでユーモアがあるので、すごく楽しい会話ができそう」(41歳/その他/その他)■菅野美穂・「年齢が近いので色んな相談ができそう」(34歳/ソフトウェア/技術職)・「きれいなお姉さん…少し天然なところが完璧すぎなくて相談しやすそうだから」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「明るくてかわいくて一緒にいると安心できそうだから」(30歳/金融・証券/事務系専門職)・「旅好きと聞いた事があるので、一緒に旅行してみたいです」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)・「すごくキレイなのに親しげ、かわいがってもらえそうだから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「悩んだときにいいアドバイスをくれそう」(30歳/商社・卸/事務系専門職)■仲間由紀恵・「とにかくきれいで自慢のお姉ちゃんになりそう!ご本人が意外とアグレッシブって言っていたので、海外旅行とか一緒に行きたい」(28歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「しっかりしてそうで頼りがいがありそうだから」(30歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「お姉さまって感じ」(26歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「かっこいいところが好き…かっこいいと自慢できるから」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「純粋で穏やかな感じ」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■吉瀬美智子・「きれいなお姉さんは自慢だから」(32歳/金融・証券/事務系専門職)・「上品な所を見習いたい」(27歳/生保・損保/販売職・サービス系)・「すごく頼れそうだし、優しくしてくれそうだから」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)・「性格がさばさばしてるけど女子力がありそう」(35歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「とても素敵な人だけどあまりガンガン主張してこなそうで落ち着いて甘えられそう…立派すぎて説教とかされると嫌なので」(43歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■北川景子・「きれいなので自分の姉なら自慢したいです」(31歳/自動車関連/事務系専門職)・「クールなところ、美人な姉がいたら化粧とかいろいろ教えてもらえそうだから」(24歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「妹思いになって相談とか親身になって聞いてくれそう」(24歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「しっかりしていてサバサバしてそうだから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「年齢も近いし、愛らしいところ」(25歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■そのほか・番外編・「栗山千明: 美人で優しくて話も面白いしオタクだから話が合いそう」(24歳/不動産/事務系専門職)・「江角マキコ: さばさばしていて厳しくもあり、愛情もありなイメージだから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「杉本彩: 料理が上手だから作ってもらいたい」(27歳/金融・証券/営業職)・「中谷美紀: 昔からお姉さんのイメージがあり、大人の女としていろいろ一緒に遊んでくれそうなので」(27歳/学校・教育関連/専門職)・「優香: 元気で優しくてかわいいお姉ちゃんになってくれそう」(27歳/商社・卸/営業職)■総評女性が選んだ「姉にしたい芸能人」ランキング、第1位は男性編でも人気が高かった「天海祐希」だった。サバサバとした男前な役柄が多く、「かっこ良くて頼りになりそう」という声が多数寄せられた。"理想の上司"としてあげられることも多く、姉御肌のイメージがあるので「面倒見が良さそう」「いろいろ相談に乗ってくれそう」など、"頼りになるカッコイイお姉さん"として人気を集めた。2位は「菅野美穂」が続いた。年齢を感じさせないかわいらしさや、ちょっと天然で誰からも愛されるキャラに親しみやすさを感じる人が多いよう。また、「一緒にいると安心できそう」「何でも悩みを聞いてくれそう」「かわいがってもらえそう」など、包容力の面でも評価されていた。中には「(菅野美穂と)似ていると言われるので、(本当に姉妹に見えて)面白そう」というコメントも。3位は「仲間由紀恵」がランクイン。「美人で凛としている」「頼りがいがありそう」との声が多く、「とにかくきれいで自慢のお姉ちゃんになりそう」とのことだった。4位は「吉瀬美智子」だった。「仲間由紀恵」と同様に、知的で凛とした美人だし、頼りがいがありそうという理由が多く挙げられ、「こんな姉がいたら自慢できる」と考える人が多かった。5位は「北川景子」がランクイン。自分の考えをしっかり持った美しくて知的な"憧れのお姉さん"に「女子力アップの秘訣など、いろいろ相談に乗ってもらいたい」との声が寄せられた。全体的な傾向として、「サバサバしている」ことを理由に挙げた人が多かった今回のアンケート。きれいで素敵なお姉さんでも、やっぱり女同士良い関係を保つにはサバサバした性格がいいというのが本音なのかも。※画像は本文と関係ありません調査時期:2014年5月23日~2014年5月31日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性400名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年06月27日鬼才・中島哲也監督の最新作『渇き。』の完成披露試写会6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の役所広司を始め、共演の小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督が舞台挨拶に勢揃いした。原作は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」。酒飲みのロクデナシな父親・藤島(役所さん)が、謎の失踪を遂げた才色兼備の娘・加奈子(小松さん)を見つけ出そうと独自の調査に乗り出すが、やがて知られざる娘の正体が浮かび上がってくる。キャスト陣は、それぞれ演じた役柄を表した漢字2文字のパネルの前に立った。役所さんは「狂犬」の文字をまじまじと見つめ、「宣伝部、なかなか良い名前付けるね(笑)。クランクインする前にこの言葉をいただいていたら、もう少し良いお芝居できたかな?初めてこういうキャラクターを演じさせてもらって、非常にチャレンジだったけれど良い経験になった」とご満悦。一方、「畜生」と書かれたパネルに首をかしげたオダギリさんは、「この言葉、声に出していいのかな……」と戸惑い気味だった。中島監督に大抜擢され、本作で銀幕デビューを果たした小松さんは、「天使?」とクエスチョンマークの付いた謎の役どころで「天使か悪魔かって言われると悪魔かもしれないけど、天使の部分もあったり、人を惹きつける不思議な魅力を持った役」と捉えていた。操り人形の意を持つ「傀儡(くぐつ)」という言葉通り、加奈子に翻弄される気弱な少年を演じた清水さん。この日15歳の誕生日を迎え、R15+指定の本作も鑑賞できる年になったが、「友だちにも観てほしいけれど、観ない方がいいよ、とも思う(笑)。観る直前に『覚悟はできたか?』と確認は取るかな…」とあまりの衝撃作に圧倒されていた。壮絶な現場だったことで知られる『嫌われ松子の一生』以来、約9年ぶりに中島監督作品に戻ってきた中谷さんは、「中島監督から『今日は悪口は言わないように』と言われている(笑)」と口裏合わせを暴露しながら、「思い返すと監督に助けられたことばかり。今回も雪山に放り出されたシーンで100テイクはいくかなと覚悟していたけれど、1~2テイクで終わった。優しいところもある」と頬をゆるめていた。小松さんも、「中島監督は噂では怖いと聞いていたけれど、私を緊張させないように気をつかってくれていた。優しいクマさんみたいな方ですね」と意外にもほんわかとした印象に驚き。すると、前作『告白』に続いて中島組に参戦した橋本さんも「クマのイメージ。現場も気持ちいい」と“鬼”監督と思われがちな中島監督の誤解を解き、中島監督もほっと安堵の表情を浮かべていた。『渇き。』は6月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年06月10日『嫌われ松子の一生』『告白』の中島哲也監督が、役所広司を主演に迎えた新作映画『渇き。』がすべての仕上げ作業を終えてついに完成し、7月4日(金)から公開されることが決定した。その他の情報本作は、“第3回このミステリーがすごい!大賞”を深町秋生のデビュー作『果てしなき渇き』が原作。突然、失踪してしまった優等生の娘を、元刑事の父親が捜索するうちに想像もしていなかった事態に巻き込まれていく姿を描く。主人公の元・刑事、藤島昭和を役所が、娘の加奈子役を新人の小松菜奈が演じ、妻夫木聡、オダギリジョー、中谷美紀、二階堂ふみ、橋本愛が共演する。本作は昨年末にクランクアップし、夏の公開を目指して仕上げ作業が行われていた。先月初旬に開催された配給会社GAGAのインアップ発表会に登場した中島監督は「今までの僕の作品ともまったく違う映画になりそうなので、ハラハラドキドキしながら仕上げの作業をやっている最中。きちんと映像化できれば、今までにない相当新しい映画となって、面白くお客様に観て頂けるんじゃないかなと思う」と宣言していたが、映画はこのほど完成。これまでの中島作品の衝撃を上回る過激なエンターテインメント作品になっているという。前作『告白』が大きな反響を巻き起こした中島監督の“次の一手”となる本作には、制作発表時からネットなどで期待のコメントが多くあがっており、7月の公開時にはこれまで以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。『渇き。』7月4日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2014年04月04日第37回日本アカデミー賞の授賞式が7日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、真木よう子、上戸彩、尾野真千子、中谷美紀、宮崎あおい、蒼井優といった優秀賞に輝いた女優たちが華やかな衣装で出席した。日本アカデミー賞は、1978年4月6日の第1回から毎年開催されている映画賞。37回目を迎える今回は、2012年12月6日から2013年12月14日までに公開された作品を対象とし、協会会員の投票によって全16部門(新人賞含む)の優秀賞が決定。新人賞を除く15部門の優秀賞受賞者および受賞作品を対象に協会員全員が最終投票を行い、最優秀賞が選ばれる。この日は、男優陣ほか優秀主演女優賞を受賞した上戸彩(『武士の献立』)、尾野真千子(『そして父になる』)、真木よう子(『さよなら渓谷』)、宮崎あおい(舟を編む)、吉行和子(『東京家族』)、優秀助演女優賞を受賞した蒼井優(『東京家族』)、中谷美紀(『利休にたずねよ』)、余貴美子(『武士の献立』)、新人俳優賞を受賞した忽那汐里、黒木華、壇蜜、濱田ここねといった女優陣が集結(尾野は『探偵はBARにいる2』、真木は『そして父になる』で優秀助演女優賞も受賞)。それぞれ個性的な衣装で出席し、授賞式に花を添えた。なお、真木が最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞を受賞。第2回(1979年)の大竹しのぶ以来、35年ぶりの女優賞ダブル受賞という偉業を成し遂げた。
2014年03月08日映画会社・ギャガの「2014年ラインナップ発表会」が6日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、映画『渇き。』(7月公開予定)の登壇舞台あいさつが開催。役所広司、小松菜奈、中島哲也監督が出席した。湊かなえのデビュー作『告白』を映画化した中島哲也監督の最新作となる本作は、「第3回このミステリーがすごい!大賞」(2004年)を受賞した深町秋生のデビュー作となる小説『果てしなき渇き』を映画化。主人公の藤島には役所広司が扮し、破格のテンションで狂気を宿して暴走するダメ父親を熱演する。また、失踪する娘の加奈子に小松菜奈が抜てきされ、フレッシュな透明感と妖しさの同居する圧倒的きらめきを放っている。そのほか、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀といった豪華キャストが揃う。中島監督の作品は2008年公開の『パコと魔法の絵本』以来となる主演の役所は「中島監督の作品には今まで酷い人間がたくさん出てきましたが、今回はナンバー1の最悪人間らしいです(笑)。喋ること、やることは単純な男ですが、自分が壊した家族や娘に対しての愛情があるのか複雑で難しくもあり、非常に挑戦しがいのある役でした」と満足げ。娘役の小松については「小松さんは新人ならではの初々しさと透明感がありました」と絶賛すると、小松は「役所さんは本当に酷いお父さん役でしたが、緊張していた私に役所さんが声を掛けて下さって『優しい人だな~』と思いました。撮影中も行き詰まった時に優しく声を掛けて下さり、自分の気持ちが楽になって演技をすることができました」と役所の優しい気配りに感謝しきりだった。本作のメガフォンを執った中島哲也監督は小松が演じた加奈子役を「原作でも相当なミステリアスな役柄で、映画ではさらに謎の多い女の子になりますから、実際にピッタリの女優さんが見つかるのか心配してました」と明かしつつも、「小松さんとオーディションで出会い、この娘しかいないと思いましたね」ときっぱり。さらに「小松さんは出演者の半分以上の人とキスシーンがあります。新人にしてはものすごいハードルが高かったと思いますよ。國村隼さんともキスシーンがありましたから、本当に頑張ってました」と新人らしからぬ小松の奮闘ぶりを褒め称えていた。
2014年03月07日映画配給・ギャガの2014年度ラインナップ発表会が3月6日(木)、東京・イイノホールにて行われ、今年7月の公開が決定している『渇き。』で主演を務める役所広司、共演の小松菜々、メガホンを握った中島哲也監督が登壇した。「第3回このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を基に映画化される本作。優等生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪し、元刑事の父親・藤島昭和が捜索に乗り出すが、娘の跡をたどるうち父親は驚愕の事態に巻き込まれていくというサスペンスフルな物語が展開する。先日、ロケの様子を「血まみれで撮影中です」と語っていた役所さん。この日、上映された約2分間のプロモーション映像でも、多くのシーンで血まみれの状態の役所さんが映し出された。そんな自身が演じた主人公・藤島を、中島監督が「ここ最近の日本映画でこれほどひどい男はいないと思います。史上最低です(笑)」と語ると、「役者冥利に尽きますね」と笑顔を浮かべた。一方、そんな極悪な藤島の娘を演じたのがモデル出身の新人・小松さん。劇中ではその美しい容姿をもって、天使なのか悪魔なのか…というミステリアスな女子高生を演じている。「オーディションのときもふらっと来て、堂々としてた」(中島監督談)というが、この日の舞台挨拶でも「緊張しています」と語るも、そんな素振りを見せず堂々と撮影当時をふり返っていた。そんな堂にいった佇まいに心奪われたという中島監督。普段の撮影では、『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀が撮影中に逃亡したという逸話が残るほどのスパルタぶりを発揮するそうだが、小松さんに対しては「相当優しかったと思います」と何故か照れ笑い。撮影中には新人の小松さんが逃げ出さないようにと、「バナナマン・日村(勇紀)さんのフィギアをあげたりして、“映画は楽しいんだよ”と媚びを売ってました」という丁重なおもてなしだったとか。しかし、それもそのはず。小松さんは劇中、「出演者の半分とキスシーンがある」(中島監督談)そうで、「新人女優にとっては大変な撮影だったと思います。國村隼さんとまで(キス)してますから」と相変わらずの壮絶な撮影現場を楽しげに語っていた。映画『渇き。』は7月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月06日『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」など各映画賞を総ナメにし、『ゼロの焦点』『利休にたずねよ』など、その凛とした佇まいと高い演技力で唯一無二の魅力を発揮する女優・中谷美紀。そんな中谷さんが、『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』(仮)の三島有紀子監督のもと、人気漫画を映画化した『繕い裁つ人』で主演を務めることが明らかとなった。舞台は、町の仕立て屋「南洋裁店」。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江(中谷さん)。どこか懐かしい、昔ながらの小さな店の古びたミシンで作る、彼女のオーダーメイド服は大人気だ。しかし職人スタイルを貫くため量産はできず、ブランド化の依頼が来ても断り続ける日々。なじみの客は、ここで仕立てた服と共に年を重ね人生を彩る。市江は、その人だけの服を繕う日々で十分だったのだが――。原作は「Kiss PLUS」(講談社)にて連載中の人気漫画。主演を務める中谷さんは、「おしゃれでエレガントな背景が取り巻くなか、たったひとりのために作られた“夢を見るための洋服”を大切に真摯に繕う市江の姿に惹かれました」と原作を読んだ感想を語っている。そして、「過去の遺物となりつつあるかもしれませんが、“ものづくり大国”日本の誇るべき職人のひとりを演じられることに魅力を感じました」と、出演への決意を証しながら、「老若男女を問わず肝心な人生をおきざりにしてお仕事に励む方や、単調な日常にわずかな豊かさを求める全ての方にご覧いただきたいです」と熱意たっぷりに本作をアピール。今回、中谷さんは本作のために、肩までかかっていた髪をばっさりと切り、ショートへアに!「“しつけの行き届いた野犬”という市江の人物評に相応しい髪型だと自負しております」と気合十分で撮影に挑んでいるという。共演は、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞した三浦貴大、映画・ドラマで圧倒的な存在感を放つ個性的女優、片桐はいり、『小さいおうち』でベルリン国際映画祭「銀熊賞」を獲得したばかりの注目の若手女優、黒木華、連続ドラマ「夜行観覧車」での演技力が話題になった杉咲花。さらに中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子などが名を連ねている。現在、3月下旬まで神戸、川西を中心にオール兵庫ロケを敢行中。服によって繋がる人々を優しく描いた本作の完成を、いまから楽しみにしていて。『繕い裁つ人』は2015年1月、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年03月03日恋愛・結婚マッチングサイトのマッチ・ドットコム ジャパンはこのほど、全国の25~34歳の独身男性240名を対象に実施した、年上女性との恋愛や結婚に関する調査の結果を発表した。調査は6月14日、インターネットにて行われた。調査ではまず「年上女性との交際経験はありますか?」と質問。「ある」は36.3%で、約3人に1人が年上女性との交際経験があることが分かった。「ある」と答えた人に直近の相手との年齢差を聞いたところ、平均5歳差という結果になった。さらに、交際の感想としては、「こちらがリードしなくてはと気負わずに済んで、自然体でいられた(29歳)」、「甘えさせてくれる(30歳)」など、大人の女性ならではの包容力や余裕に居心地の良さを感じたとの意見が多く見られたという。一方で、「上から目線のときがある(34歳)」、「口うるさい(26歳)」など、経験値が高いが故に相手の言動に口を挟んでしまうというマイナス面も少数ながら挙がったとのこと。「年上女性で、結婚対象として考えられるのは何歳上までですか?」と聞いた質問では、「年上は考えにくい」という9.2%の人を除くと、9割以上の男性が年上女性を結婚対象として考えられるという結果になった。考えられる年齢差は、「5歳上まで」が37.1%と最も多く、理由は「話が合いそうだから(34歳)」「離れ過ぎると価値観が違うので(29歳)」「5歳くらいの歳の差は誤差だと思うので(26歳)」など。5歳差程度であれば、そもそもあまり歳の差を感じないという意見が多くみられた。次に多かったのが「歳の差は気にしない」で、21.3%の人が、年齢を結婚の条件には考えていないことが分かった。理由は、「価値観の違いを認め合えるかが大事だから(31歳)」「恋愛や結婚に年の差は不問だと感じているから(34歳)」などが挙がった。回答理由に女性の出産年齢を挙げている人は、全体の4.2%と少数だった。「10歳上だと、子供が産めるかどうか心配(29歳)」「子供が欲しいので5歳上くらいまで(28歳)」といった意見もあったが、全体的に、価値観や話題が合うかどうかといった、本人同士の相性の方を重視している人が多い傾向が見られたという。「結婚したいと思うアラフォー独身有名人は誰か?」という質問では、踊る大捜査線シリーズなどでおなじみの深津絵里さんが、一番結婚したいアラフォー独身有名人1位に選ばれた。理由は、「キレイで好きだから(30歳)」「やさしそうだから(25歳)」「しっかりしていて頼れそう(30歳)」「かわいくて、かっこいい(27歳)」「同性からの支持も高そうなので(32歳)」などで、女性としての様々な魅力を全てバランスよく兼ね備えているところが人気の理由だと推察される。2位以下は、中谷美紀さん、石田ゆり子さん、米倉涼子さん、観月ありささんと個性派・実力派の女優陣が続き、6位、7位には、若年層からの支持が厚いaikoさん、昨年末に復帰を果たした華原朋美さんの歌手2人がランクインした。aikoさんは「一緒にいて楽しそう(31歳)」「かわいくて親近感がある(26歳)」、華原朋美さんは「年齢より若く見える(30歳)」「結婚生活が楽しくにぎやかになりそう(34歳)」などの意見が寄せられたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月18日佐藤健と綾瀬はるかが出演する新作映画『リアル~完全なる首長竜の日~』の主題歌として書き下ろしされたMr.Childrenの新曲『REM』のミュージックビデオが、YouTubeの映画『リアル…』公式チャンネルで先行公開された。その他の画像映画は、第9回“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した乾緑郎の小説を基にした作品で、“センシング”と呼ばれる昏睡患者と意思疎通ができる機能を使い、自殺未遂によって意識不明に陥った恋人を救うべく彼女の意識の中に入っていく主人公を描いたミステリアスなラブストーリー。佐藤と綾瀬のほか、中谷美紀、オダギリジョー、小泉今日子らが出演する。主題歌の楽曲タイトルは、身体は眠っているが脳は覚醒状態にあるという“REM睡眠”にちなんだもの。ボーカルの桜井和寿は「この作品と出会えたことで潜在意識に眠っていた不思議な感情が“新たな音”となり目を覚ましました。感謝すると共にこの映画が多くの人の心を揺さぶる、そのお手伝いを、少しでもできれば嬉しく思います」とコメントしている。公開されたミュージックビデオは、『光の射す方へ』や『優しい歌』などでMr.Childenとタッグを組んできた丹修一が監督を務めたもので、桜井が仮想と現実をさまようイメージが描かれている。『リアル~完全なる首長竜の日~』6月1日(土)より全国東宝系ロードショー
2013年05月22日実話をもとにした感動作『ひまわりと子犬の7日間』が16日に全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで主演の堺雅人、共演する中谷美紀、若林正恭(オードリー)、吉行和子、子役の近藤里沙と藤本哉汰、メガホンを執った平松恵美子監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真動物管理所に保護された犬の親子と、1匹でも多くの犬の命を救うべく新しい飼い主探しに奔走する職員たちの姿を描いた本作。堺にとっては、故郷・宮崎県でのロケが行われた思い入れの深い一作で「故郷が舞台と聞いて、すぐに(出演オファーに)飛びつきました。宮崎弁でお芝居するというのが、長年の夢。それが実現し、家宝のような作品になった」と感無量の面持ちだった。宮崎弁へのこだわりは、平松監督や現場の方言指導者よりも強かったといい「かなり練習をしたので大丈夫かと思い、実際みなさんがOKでも、堺さんからNGが出てしまい……」(中谷)、「堺“先生”を前にする緊張しましたね。ちょっとでも間違うと、目元がピキっとなって(笑)」(吉行)とそのスパルタぶりに悪戦苦闘した様子。堺は申し訳なさそうな表情を見せつつも、「宮崎弁の響きの素晴らしさを、改めて実感した」と誇らしげだった。メガホンを執る平松監督は、山田洋次監督のもとで20年にわたって助監督や脚本家として経験を積み、本作で監督デビュー。2009年の企画立ち上げから、ついに作品が封切られたこの日、「ずいぶん時間がかかり、やっと初日を迎えるのは本当に感無量。大切に育てただけに、さみしいが、今日からは観客のみなさんに育てていただければ。映画を通して、愛情の連鎖を感じてもらえれば幸い」とあいさつした。舞台挨拶には主人公の母犬・ひまわりを演じる“主演女優犬”のイチも駆けつけ、観客に愛きょうを振りまいた。『ひまわりと子犬の7日間』公開中
2013年03月18日三谷幸喜監督の最新作で現在撮影中の『清須会議』の製作発表会見が12月20日(木)、東宝スタジオ(東京)にて行われ、三谷監督に主演の役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、剛力彩芽ら総勢16名が出席。俳優陣は劇中の衣裳とメイクのままで、大泉さん(秀吉)はほとんどハゲのようなカツラ、妻夫木さんは(織田信雄)は付け鼻、女優陣は一瞬、誰なのか分からないほどまゆ毛を剃ったり、描き加えるなどの“大変身”を遂げて登場した。織田信長の死後、その後継者や仇である明智光秀の遺領の配分について話し合われた清須会議。歴史上、初めて会議によって歴史が動いたと言われるこの史実に基づいて柴田勝家、秀吉ら信長の配下の者たちの人間ドラマを三谷監督自身が書き下ろした小説を原作に描き出す。小学生の頃にこの史実に触れて以来、いつか作品にと思い続けてきたという三谷監督は時代劇ファンとして本作で「一番に意識したのはビジュアル」と語る。例えば、秀吉のハゲ上がった頭について「信長は秀吉のことを“ハゲネズミ”と呼んでたと史料にもありますが、過去に大河ドラマも含めてハゲネズミと言える秀吉はいなかった。これまでビジュアルに凝った時代劇がなかったのはファンとしてもどかしかった」と史実を意識したビジュアルを強調し、自身初の時代劇について「手ごわい相手ですが、自分なりの時代劇ができるんじゃないかと思ってます」と手応えを口にした。役所さんは『THE 有頂天ホテル』以来、7年ぶりの三谷作品。主人公で織田四天王の一人である柴田勝家を演じ「(三谷監督に)見捨てられてなかったんだなと思った」とニッコリ。「三谷さんの本(=脚本)は読んでても面白いので、実写で面白くなくなったらどうしようかと不安です」とも。対峙する秀吉役の大泉さんのきらびやかな衣裳と自らの地味な衣裳を見比べ、「制作費のほとんどが秀吉の衣裳になってるらしいです(笑)。監督からは『体臭と口臭のひどい男』と言われてますが、最近、臭うようになってきました」と笑いを誘った。その大泉さんは、三谷監督の“秀吉=ハゲネズミ”の説明に「何となく起用の理由が分かってきました」と苦笑。「秀吉は策士でヒールと言ってもいい役で、カッコいいところはカッコいいので、そういう秀吉を想像してたらこのビジュアルで愕然としました…。ぬらりひょんみたい」と自虐的に語る。初共演となる役所さんについて「史実では秀吉が勝つけど、役所さんの姿を見たときに100%負けると思った。『北斗の拳』世代としてはラオウがやってきたかと思うくらいのオーラ、闘気があった」と圧倒されたようだ。三谷作品常連の佐藤さんは、信長の重臣である池田恒興を演じるが「とにかく勝ち馬に乗ろうとする男」という設定。「監督はあて書きをされてるそうですが、この男はオレのことをそういう風に思っていたのかとショックです」とニヤリ。眉毛の濃い秀吉の妻・寧役の中谷さんは劇中で使う尾張弁で「どえりゃーうれしいがね!」と挨拶し、「大泉さんと一緒に人心を掌握するための踊りに励んでおります」と楽しそうに語った。剛力さんは、中谷さんとは正反対にほとんど眉毛のない姿で登場し「時代劇に憧れていたので、掛も着させていただきウキウキしながら撮影に臨んでいます」と満面の笑み。お市の方を演じた鈴木さんも同じく眉なしで、シーンによってはお歯黒も施しているそう。「秀吉に対抗するくらい派手な衣裳を着させていただき、眉やお歯黒も楽しんでます」とうなづく。三谷監督は「最初は心配でしたが、やってみたらすごく似合ってて怖いけど美しい!ほかの仕事もこのままで行った方がいいと思います」と大絶賛だった。三谷作品ということで歴史物とは言えコミカルな作品と捉えられがちだが、監督は「コメディじゃない。人間喜劇で笑いはあるけど、なるべく真面目にオーソドックスな時代劇として作ってます」と語る。三谷流の時代劇で歴史の鳴動がどのように描かれるのか完成が待たれる。会見には寺島進、でんでん、坂東巳之助、梶原善、市川しんぺーらも出席。ほかに中村勘九郎、松山ケンイチ、染谷将太、天海祐希、西田敏行らも出演している。『清須会議』撮影は12月下旬まで行われ、2013年の8月の完成、11月の公開が予定されている。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年12月20日来年3月公開の堺雅人主演映画『ひまわりと子犬の7日間』の予告編映像がこのほど公開され、小さな命を守るために奔走する主人公を演じる堺の新たな一面が紹介されている。『ひまわりと子犬の7日間』予告動画本作の基になったのは、2007年に宮崎県の動物管理所で起こり、テレビ東京『ポチたま』や日本テレビ『ザ・世界仰天ニュース』でも取り上げられ話題となった実話だ。映画は、引き取り手がなく保育所に収容された犬の母子の命を救おうとする保健所職員の神崎(堺)と、周囲の人々の姿を描く。このほど公開された予告編は、神埼が山に捨てられている犬の母子と出会う場面から始まる。保健所に収容された動物に残された命の期限は7日間で、それまでに引き取り手が見つからなければ、母子は処分されてしまう。予告編は、神崎が周囲の人々を巻き込みながら引き取り手を捜し“小さな命”を未来へとつなごうと懸命に行動する姿が描かれる。主演の堺は、シーンを支配するほどの存在感と、高い演技力でファンから信頼を集めている俳優だが、本作では言語が通じない犬を相手に奮闘し、惜しみない愛情を注ぎながら“動物の処分”という厳しい現実に立ち向かう主人公を熱演する。また、獣医役の中谷美紀や、でんでん、吉行和子、夏八木勲ら共演者も演技派が顔揃えており、本作では堺の新たな一面が見られそうだ。『ひまわりと子犬の7日間』2013年3月16日(土)全国公開
2012年11月21日山本兼一の第140回直木賞受賞作「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫刊)の映画化が決定。2013年の12月に公開されることが明らかとなり、このほどそのキャスト陣に名を連ねているのが初共演となる市川海老蔵と中谷美紀であることが発表された。“茶ノ湯天下一”と謳われた天才・千利休の美意識と茶の大成。天下人、策略家、師、弟子、そして妻。利休をとりまく人々との交わりの中で明かされていくのは、“茶聖”としての姿ではなく、美を追求する情熱の男としての意外な姿だった。日本芸術史上唯一の殉職である、利休切腹…その真相を描き出す。芸術において至高のものとされたその実態、そして政治の面においても時代を大きく動かす場であった、茶の湯。茶聖として称えられた千利休が、人生を賭して極めようとした“美”への追及を描く本作。主人公・千利休役には、2007年にフランス芸術文化勲章の「シュバリエ」を受章し近年では、『出口のない海』(’06)に『一命』と歌舞伎界を超え映像の世界へと活躍の場を広げる、市川海老蔵。その妻・宗恩(そうおん)役には、『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞し、ほかにも『ゼロの焦点』、『阪急電車片道15分の奇跡』など高い演技力で支持を集める、中谷美紀が扮する。代々続く歌舞伎の名家出身の海老蔵さんは本作へのオファーを受け、「この度は、そのような大変偉大な役をやらせていただくことになり、プレッシャーを感じておりますし、それ以上に大変光栄です。また、2年以上前に長きに渡って変わらずオファーをいただいていたことに大変感謝しております。私に期待されているであろう、抜き身のごとく鋭い感性を持った千利休を表現できれば役者冥利に尽きます」と同じ芸に身を置く大先輩を演じることに“恐悦至極”といった様子。また、本作で描かれる利休像については「現代に渡り約400年以上続いている市川家を築き上げた、初代・市川團十郎にはきっと特別な才能があったと想像しています。同じ頃、茶道の世界に現れた希有な天才が、千利休であったのだと思います。これまでも、利休が登場する作品は多くありますが、茶聖として描かれることが多かったと思います。しかし利休の本当の魅力は、彼の人間性、狂気と思えるほどに、美しいものを追い求める情熱にあったと私は、想像しています。きっと美に関わることであれば、時には天下人である秀吉に対しても冷たい目で一瞥するような瞬間もあったのかもしれません」と、美を極めんとした男の人生に興味深々のようだ。中谷さんは、「茶聖として崇められている千利休も、人並みに恋をし、その恋にまつわる茶道具に執着していたという人間らしい側面が描かれており、心動かされました。利休ほどの人物に寄り添い、理解を示し、そして支えた宗恩という女性の深い愛と哀しみを佇まいだけで表現できるように努めたい」と、海老蔵さん演じる利休と添い遂げようという“妻”らしい覚悟のコメントを寄せている。本作は本日よりクランクインし、京都・滋賀を中心にオール関西ロケを敢行。映画『大奥』で豪華絢爛な様式美で人々を魅了した東映京都撮影所美術チームが集結し、天下人も驚愕した究極の美の形「利休型」が完全再現されるという。『利休にたずねよ』は2013年12月、全国にて公開予定。■関連作品:利休にたずねよ 2013年12月全国にて公開
2012年11月05日来年秋に公開予定の三谷幸喜監督の新作『清須会議』に出演する総勢26名のキャストが発表され、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市からコメントが届いた。その他の写真“清須会議”とは、安土桃山時代、1582年6月27日に開かれた、織田氏の継嗣問題と、明智光秀の領地配分を議題にした、尾張国・清須城(愛知県清須市)で行われた会議のこと。映画は、信長の没後、彼の跡取りに名乗りをあげたふたりの男の息つまる頭脳戦を描くもので、信長の重臣・柴田勝家を役所、羽柴秀吉を大泉、丹羽長秀を小日向、池田恒興を佐藤が演じる。三谷作品には『THE 有頂天ホテル』以来となる役所は、「久しぶりの三谷作品への参加、とても楽しみです。戦国武将の中で地味な印象の“勝家”ですが、きっといい奴だったんだろうなぁと思います。愛すべき男、勝家を楽しんで演じたいと思います」。昨年、三谷監督が演出した舞台『ベッジ・パードン』に出演し、監督作品には初出演となる大泉は、「尊敬する三谷さんの映画に出演し、本当に豪華な出演者の皆様の中で“秀吉”という大役を演じる事に大変緊張しています。また監督の『今回の秀吉は本当の猿みたいな見た目です』という言葉にいささかの不安を感じております(笑)」。小日向と佐藤は、「三谷さんの演出にしっかり応えられる様、気合を入れて挑みます」(小日向)、「三谷さん自身の原作から自身の台本へ、同じ二次元なれど脚本は三次元な広がりを持ち、一人の人間の所業とは思えぬ裁きに舌を巻く作品、今から楽しみです」(佐藤)とコメントを寄せている。その他、妻夫木聡、坂東巳之助、伊勢谷友介、中村勘九郎、篠井英介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、浅野忠信、寺島進、阿南健治、松山ケンイチ、でんでん、市川しんぺー、浅野和之、染谷将太、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、戸田恵子、梶原善、天海祐希、そして、同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛役で西田敏行が出演する。撮影は11月よりクランクインし、公開は2013年秋の予定。『清須会議』2013年秋、全国東宝系超拡大ロードショー
2012年10月22日映画監督・劇作家・脚本家として絶大な人気を集める、日本が誇る喜劇の名手・三谷幸喜が、昨年行った「三谷幸喜生誕50周年大感謝祭」の締めくくりとして発売した小説「清須会議」(幻冬舎刊)。その映画化にあたり、このほど役所広司や大泉洋ら豪華なキャスト陣の参加が発表された。三谷監督の第6作目となる『清須会議』は、自身初となる“時代劇”。天下統一を目前にしながら、明智光秀の謀反によって、本能寺で命を絶った織田信長。その信長亡き後、織田の継嗣問題と明智光秀の領地配分を議題に、日本史上において初めて会議の席上で歴史が動いたと言われる「清須会議」をテーマに、猛将・柴田勝家vs羽柴秀吉の頭脳戦を軸にそれぞれの思惑の中、絶妙に絡み合う人間模様を三谷監督ならではのコメディタッチで描き出す。今回、発表されたキャスト陣は三谷監督の意気込みが伝わる超豪華な面々。織田信長の筆頭宿老にして羽柴秀吉との織田家後継争いを繰り広げる実直な猛将、主人公・柴田勝家役には、『THE 有頂天ホテル』以来7年ぶりの三谷映画となる名優・役所広司。その敵役となる、巧みな人心掌握術で勝家に相対する羽柴秀吉役に三谷映画は初出演となる大泉洋が扮する。さらに、勝家&秀吉と共に清須会議に出席する織田四天王の策士・丹羽長秀役に小日向文世、会議の行方を左右する池田恒興役に佐藤浩市と日本映画界を支える主役級の俳優たちが集結。しかし、もちろんそれだに留まるはずもなく、信長の跡継ぎ候補になる次男・織田信雄役には妻夫木聡、三男・信孝役に坂東巳之助。信長の弟・三十郎信包役に伊勢谷友介、長男・信忠役に中村勘九郎という奇跡のようなキャスティングが実現した。一方の女優陣には、信長の妹・お市様役に鈴木京香、秀吉の妻・寧役に中谷美紀、信忠の妻で未亡人の松姫役に剛力彩芽と、もはや映画版“大河”(?)の様相だ。このほかにも、浅野忠信、松山ケンイチ、でんでん、寺島進、篠井英介、梶原善、染谷将太、近藤芳正、戸田恵子、瀬戸カトリーヌ。そして“忍びの者”役に天海祐希、また奇しくも同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛を演じた西田敏行も登場し、劇中では濃密なドラマが展開すること必至だ!日本映画・ドラマ・演劇・歌舞伎界から結集した、まさに“鉄壁の布陣”で挑む本作だが、今回の撮影にあたり、スタジオセットでハリウッド顔負けのスタジオセットが話題となった『ザ・マジックアワー』を上回る大規模なセットを現在制作中だという。果たして、三谷監督の新境地はどんな笑いと感動を見せてくれるのか?期待して続報を待ちたい。『清須会議』の撮影は11月よりクランクイン、公開は2013年秋を予定している。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年10月22日2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にわたり山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が、堺雅人を主演に迎えて映画化する『ひまわりと子犬の7日間』。このたび本作の主題歌が、初の武道館ライブが3分でソールドアウトとなるなど絶大な人気を誇る音楽グループ「ソナーポケット」による書き下ろし曲「花」に決定した。ある日、母犬・ひまわりと生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。飼い主が見つからなければ、母子ともども“処分”されてしまうことになるが、保健所の職員・彰司やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。現在の日本で、飼い主のいない犬が置かれている状況を逃げることなく真っ直ぐに描く本作。彰司役の堺さんを筆頭に、中谷美紀、吉行和子、檀れい、小林稔侍など数々の映画賞に輝く実力派俳優陣が名を連ねており、オードリーの若林正恭の映画初出演作としても注目を集めている。今回、ひと足先に同作を鑑賞したソナーポケットは「僕らは3人共、実家で犬を飼っているので、感情移入せずにはいられず、犬と人間の家族愛に終始感動しっぱなしでした」と感想を語る。さらに「僕らは普段、“笑顔の連鎖”を合言葉に日々活動しています。この映画を観てくれる人たちにも笑顔があふれるような、そんな素敵な主題歌を作りたいと思います。いざ!笑顔の連鎖!」とコメントが寄せられている。果たして彰司やその仲間たちは、信じる心を失ってしまった母犬にもう一度愛を伝えることができるのか?ソナーポケットの楽曲が本作にどのように寄り添い、彩りを与えてくれるのか公開を楽しみに待ちたい。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年3月9日(土)より宮崎先行公開、3月16日(土)より全国にて公開。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年3月9日より宮崎先行公開、3月16日より全国にて公開© 2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会
2012年10月17日女優の水野美紀が大人気刑事シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』でシリーズに復帰していることが8月23日(木)、東京国際フォーラムで行われた同作の完成披露試写会で明らかになった。柏木雪乃を演じる水野さんは上映後の舞台挨拶に、織田裕二らキャスト陣と共にサプライズ登壇し、「ただいま~。何年ぶりだろう?7年ぶり!?どうもすみません(笑)。これで最後なのは残念ですが、戻ってこられて良かった」と喜びを爆発させた。今回、ユースケ・サンタマリア演じる夫・真下正義が湾岸署署長に就任しており「いつの間にか夫が署長になりまして、みなさんにはお世話になりました」と“再会”に感慨深げ。ユースケさんも「雪乃が帰ってきてくれた」と大喜びだった。上映後の舞台挨拶には織田さん、水野さん、ユースケさんを始め、柳葉敏郎、深津絵里、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、小栗旬、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一、真矢みき、筧利夫、脚本を手がける君塚良一、メガホンを取った本広克行監督という総勢21名の“チーム踊る”が集結!割れんばかりの拍手に包まれながら、ステージに登場した織田さんは「最高です!」と雄叫び。「この作品に携わることができて本当に良かった。みなさんの声援があったからこそ、ファイナルが生まれた」と感謝しきりだ。15年という時間をふり返り「長いような、短いような…。嬉しいこと、ちょっと寂しいこともありましたが、こんなに幸せを感じられる現場はない」としみじみ語った。客席を埋め尽くす4,000人の“踊る”ファンからは「やめないで」の悲鳴も飛んだが、「しめっぽいのは似合わない。これでさよならです」と断言。それでも感極まったのか、男泣きを見せる場面もあった。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日(金)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 2012年9月7日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョンアイ・エヌ・ピー
2012年08月23日文芸誌「パピルス」にて2005年12月号から連載している中谷美紀氏のエッセイが、この度、一冊の本としてより幻冬舎から刊行される。およそ6年振りになる、待望の単行本発売だ。「自宅のベランダにひと粒だけなった南高梅」「厄落としと体質改善を兼ねての断食チャレンジ」「旅先で出会った忘れられない味と人々」など。何気ない毎日が、愛おしく思えてくる、珠玉のエッセイ集。自身による写真も多数掲載している。今回、著者・中谷に刊行にあたってのインタビューを行った。●中谷さんにとってエッセイを綴ることとは?様々な場面での素晴らしい出逢いについて、口から発する言葉では伝えきれないことを、文字にしています。●作品を書くことと、女優として演じること。その共通点と相違点は?他人の価値観を演じるストレスを自著で発散するのが初期の目的でしたが、いつしか演技と同様、私個人の気持ち云々よりも、優れた先人の話に耳を傾け、媒介に徹して書くことが心地よくなって来ました。●自分のエッセイを映像化するとしたらどう演出したい?今回のエッセイに書かせていただいた方々は皆さん魅力的なので、ドキュメンタリーで長期にわたって追いかけたいです。●今回の作品のオススメ点は?7年の間に、成長と後退を繰り返しながらずいぶんと変化を遂げましたが、「女心と秋の空」のタイトルのごとく、不確かな人生の変遷を見守っていただけたら嬉しいです。●最近他にハマっていることは?糖質制限で、強靱な肉体と精神を培っています。●今後チャレンジしたいことは?質問力を磨いて、人間の本質に迫りたいです。お問い合わせ:幻冬舎 tel. 03-5411-6211
2012年07月19日ミステリー作家を志す新人の登竜門として注目される「このミステリーがすごい!」大賞の第9回大賞を受賞した乾緑郎の「完全なる首長竜の日」(宝島社刊)。10年の歴史の中で、「チーム・バチスタの栄光」と同様に選考委員満場一致の大賞決定という快挙を成した本作が、主演に佐藤健と綾瀬はるかを迎え、日本映画界のカリスマ・黒沢清監督指揮の下、映画化されることが明らかとなった。佐藤さんと綾瀬さんが演じる浩市と淳美は、幼なじみ同士の恋人。だが1年前、淳美は自ら命を絶とうとして昏睡状態に。浩市は昏睡状態の患者と意思疎通のできる脳神経外科医療の一種“センシング”によって、淳美の自殺未遂の理由を探り昏睡状態から目覚めさせるべく、彼女の潜在意識に潜入する――。待望の映像化を果たすのは、『アカルイミライ』、『トウキョウソナタ』など、その映像美と独特の世界観でカンヌ国際映画祭を始め世界各国で高い支持を集める鬼才、黒沢清。主演に抜擢された佐藤さんと綾瀬さんは、『るろうに剣心』、『映画 ひみつのアッコちゃん』とそれぞれ主演作の公開が控えるが、今回の出演に際し「面白すぎて震えました。最初から引き込まれて、後半で驚きの展開があり、お話が終わる最後の最後まで目が離せなかったです」(佐藤さん)、「ワクワクして、ヒャーッ!となりました。意識下の世界は、現実離れした不思議な世界なので、“どういう感じになるんだろう?”と思って読んでいました」(綾瀬さん)と、この異次元ラブストーリーの世界にすっかり魅了されている様子。「人の心の中をまるで旅でもするかのように探索して回ること、それは何とも魅惑的な行為だが、同時に耐えがたい恐怖の体験かもしれない」と話す黒沢監督は、「映画で人の心の中を撮影することはできないという原則に挑戦してみたかった」と本作の映画化に賭ける意気込みを口にする。そのほか中谷美紀、オダギリジョー、染谷将太、小泉今日子ら豪華俳優陣が脇を固めることも決定。既に撮影に入っており、来年5月に開催される第66回カンヌ国際映画祭への出品も視野に入れているとのこと!佐藤さんからは早くも「監督、可能であるならば、僕たちをぜひカンヌに連れて行って下さい!」とのラブコールがあるほど。昏睡患者との意思疎通により、現実と仮想の境界が曖昧になっていくストーリーはハリウッド超大作『インセプション』をも彷彿とさせるが、いままさにノリに乗っている2人が、どのように演じぬくのか期待したい。『リアル~完全なる首長竜の日~』は2013年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:リアル~完全なる首長竜の日~ 2013年初夏、全国東宝系にて公開映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会
2012年07月18日今年で4回目を迎える「プラチナ・ミューズ・アワード」が7月12日(木)に都内ホテルで開催され、女優の木村佳乃が受賞。特製のプラチナ・ジュエリーを贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」(日本代表:ハンキンソン尚子)と女性向け雑誌「Domani(ドマーニ)」(小学館刊)のコラボレーションによりプラチナのように輝き続けるワーキングウーマンを称えるために創設されたこちらのアワード。過去には米倉涼子、滝川クリステル、中谷美紀など錚々たる面々が受賞してきた。木村さんは昨秋、夫・東山紀之との第1子となる娘を出産したばかりだが、5月に放送が始まったNHKドラマ「はつ恋」、つい先日スタートした連続ドラマ「息もできない夏」(フジテレビ)など今年に入って次々と新たな作品に出演。本格的に仕事復帰を果たした。木村さんの凛とした佇まい、内面からにじみ出る気品、温かい人柄は“プラチナ・ミューズ”にふさわしいということで今回の受賞が決定した。木村さんは黒のフォーマルなドレスで登場。ハンキンソン代表より特製のプラチナだけで作られたジュエリーを首に掛けられると、「女性としてこういう賞をいただけるのは本当に嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。これまでもプラチナ・ジュエリーに親しんできたという木村さん。「今日はジュエリーが引き立つような黒いフォーマルなドレスですが、普段は白いシャツやGパンといったカジュアルな服装に合わせることもあります」と明かす。木村さんにとってプラチナのような輝きを持つ女性とは?という問いに「自分に正直で思いやりがある女性は素敵で輝いてると思います」とうなづき、その一番身近な見本として「自分を産んでくれた母は尊敬しているし、大好きで憧れを持っています」と母の存在の大きさを語った。時の流れに左右されない永遠の輝きこそがプラチナの魅力と言われるが、木村さんは「私も祖母からもらったプラチナ・ジュエリーを持っています。良いものは不変ですね」とニッコリ。さらに「祖母から母、私、そしてこれから娘へと受け継いでいけたら」と“母”の顔で語っていた。■関連作品:それいけ!アンパンマンよみがえれ バナナ島 2012年7月7日より全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2012
2012年07月12日堺雅人と中谷美紀が出演する映画『ひまわりと子犬の7日間』の特報動画とポスターが公開された。『ひまわりと子犬の7日間』特報動画『ひまわりと子犬の7日間』は、2007年に宮崎県で実際に起きた出来事をもとに、管理所に収容され、命の期限が決められた母子犬と、職員たちの姿を描いた物語。山田洋次監督のもとで20年にわたって脚本家、助監督として経験を積んだ平松恵美子監督がメガホンをとり、堺、中谷の他に、でんでん、若林正恭 (オードリー)、吉行和子、夏八木勲らが出演する。このほど公開された動画では、宮崎県の農家で夫婦の愛を受けてすくすくと育った子犬が、ある事情からひとりぼっちになり、管理所に収容されるシーンが描かれている。本作の原作は、宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる実話を記録した山下由美の著作『奇跡の母子犬』(PHP研究所刊)。ポスターには、「首輪を失った母犬“ひまわり”。もういちど、きみに、愛を伝えたい」とあり、“ひまわり”という名前は、太陽の下を堂々と歩いてほしい、そんな思いを込めてつけられた名前だという。本作で堺は管理所職員の彰司を、中谷は彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐美久を演じる。これまで、『武士の一分』、『母べえ』、『おとうと』などで“家族”と“生と死”をテーマに人間ドラマを深く描いてきた平松監督が、初監督作品となる本作で、どのような物語を描くのか注目したい。本作は、2013年3 月16日(土)新宿ピカデリーほか全国で公開される。『ひまわりと子犬の7日間』2013年3月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月22日私のママ友付き合い事情
うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた