2018年6月3日 22:00
え、疲れにくくなる!? 日常生活を「ストレッチ」にする簡単テク
筋肉ではなく、骨を意識することで体にアプローチする“骨ストレッチ”。私たちが日常的にしている動きも工夫次第で骨ストレッチになる。ちょっとアレンジするだけで、体が疲れにくくなり、軽々と動けるようになる、それをぜひ体感してみてください。
「最近は若い女性でも、体を重たそうにして、背中を丸めて歩いている人をずいぶんと見かけます」(「スポーツケア整体研究所」代表・松村卓さん)
骨ストレッチのメソッドを、立つ、座る、歩くなどの日常の動作にも反映させると、もっと心地よく動ける楽な体に変わっていく。
「筋肉を使ってピンと立とうとするから全身が緊張するんです。心地よい立ち方、歩き方でも重要なのは“骨”。鎖骨や肋骨に触れながら動作をしてみると、骨に任せた動きが自然とできるようになり、いつもよりずっと体が動かしやすいことを実感するはず」
松村さんに聞いた、日常生活の中でできる骨ストレッチをご紹介。お手本は、認定指導員の尾形 蘭さんです。
歩く…鎖骨を指で挟みながら、省エネウォーキング。
鎖骨を指で挟んで歩くと、体幹部の骨組み(鎖骨、肩甲骨、背骨、骨盤)が連動し、体幹主導の動きが無理なくできる。「また、歩きだす前に足の中指を強く押してから歩きだすと、余計な力が抜けやすくなります。