2018年9月4日 19:00
豊田利晃監督も絶賛! 松田龍平が腹をくくって挑んだシーンとは?
に在籍されていたということもあり、将棋に対して強い思い入れがあったと思いますが、そのなかで松田さんを主演に迎えたきっかけを教えてください。
監督
龍平とは17歳のときの『青い春』にはじまり、19歳で『ナイン・ソウルズ』、29歳で『I’M FLASH!』ときていたので、「次はどんな映画で松田龍平と組むことができるんだろう」と思っていましたが、そんなときに今回の作品に出会ったんです。
映画の主人公も35歳になるまでの話ということで、ちょうど35歳の龍平ともぴったり。それに、僕が将棋の映画を撮るなら、主役は同じ年月を積み重ねてきている龍平しかいないというのは、自然な流れだったと思います。ほかの候補を考えることもありませんでしたね。
豊田さんとならなんでもやりたいと思った
―松田さんはオファーを受けて、どのように感じましたか?
松田さん
まずは「豊田さんが将棋の映画を撮る」と聞いて、ぜひやりたいと思ったのが最初ですね。豊田さんとならなんでもやりたいと思って受けました。
―今回、松田さんが演じたのはしょったんこと瀬川晶司五段ですが、演じるうえで意識したことはありましたか?
松田さん
今回のようにご本人が現場に来てくれるというのは、これまでに経験がないこと。