2018年10月24日 20:10
冷え症、疲れやすい、朝起きられない…“隠れ貧血”を疑ってみる!
もうひとつ深刻なのが、食生活の偏りです。昔に比べてレバーやカツオ、頭から内臓まで食べられる魚など、鉄分の多い食材を食べる人が減っていますよね。
――鉄分を含む食材が足りない、ということですか?
伊藤先生:それももちろんですが、タンパク質不足も問題。血管の中を鉄が流れるところを想像してみてください。硬い鉄粉がそのまま流れていたら、まずい感じがしますよね。鉄を運んだり使ったりするには、宅配便みたいにタンパク質のダンボールで梱包する必要があるんです。タンパク質を一緒に摂ることを意識しましょう。
いとう・あやこあやこいとうクリニック院長。
医師、医学博士。分子栄養療法、キレーションをはじめとしたインナーケアを行う。
※『anan』2018年10月31日号より。イラスト・藤田 翔取材、文・風間裕美子
(by anan編集部)
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