2018年11月16日 19:20
ドキッとする乳首も… 衝撃の美ヌードを堪能『ルーベンス展』
17世紀ヨーロッパを代表する超有名画家、ルーベンス。彼の過去最大級となる展覧会が現在、上野の国立西洋美術館で開かれています。たくましい男性のヌードや巨大な祭壇画など、見どころをご紹介します!
ルーベンス作品が上野に集結!
【女子的アートナビ】vol. 132
ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)は「王の画家にして画家の王」と呼ばれたほどの偉大な画家。しかも、イタリア語やフランス語など5か国語を話し、外交官という顔も持つなどマルチな才能を発揮して大活躍した人です。
『ルーベンス展-バロックの誕生』では、そんな多才な画家の作品約40点が集結。なかには3メートル級の大作もあり、まるでヨーロッパの教会や美術館にいるような迫力の展示を楽しめます。
ルーベンスはイタリア好き♡
この展覧会のテーマは、ルーベンスとイタリアのかかわり。彼はフランドル(現在のベルギー、オランダ、フランスにまたがる地域)のアントウェルペンで育ち、同地で活躍した画家ですが、一時期はイタリアで活動していました。
当時のヨーロッパでは、政治も芸術文化もローマが中心。幼いころから古代文化に親しんでいたルーベンスは、1600年に憧れのイタリアに渡り、宮廷画家をしながらローマの古代遺跡や彫刻、イタリア美術などを研究しました。