2019年5月11日 19:40
ストレス解消には睡眠が有効! 精神科医伝授「快適寝室環境」&快眠グッズ
なんだかぐっすり寝た気がしない、朝から体だるい…。もしかしたら寝る環境に原因があるかも! そこで、精神科医がすすめる理想の寝室環境と女子に人気の快眠グッズをご紹介します。
文・椎原茜
そのプチ不調、ストレスによる「脳腸疲労」かも!
4月からの新年度で、就職や仕事の異動など、職場の環境が変化した人も多いのでは? そんな新しい環境ではや1か月。もしかしたら、不眠や頭痛、めまい、胃腸の不調・生理不順・血圧上昇などのプチ不調に悩まされている方もいるかもしれません。
精神科医で産業医の古賀良彦先生は、こうした漠然とした体調不良を訴える女性が、この時期、増える傾向がみられるといいます。
古賀先生 このような不調があるにも関わらず、診察や検査を進めてもはっきりとした身体的原因がわからないことも少なくありません。ストレスが積み重なり、身体のバランスが乱れることによって自律神経が適切に機能できなくなることで生じる心身症の可能性もあります。よくみられるのは、ストレスによる腹痛、下痢や便秘などの腸の症状が起こる例です。
ーーこの腸の症状が起きている場合、仕事の効率にも影響が出ることもあるとか!
古賀先生 腸の症状は脳の疲れを助長し、仕事を効率的に行うことができなくなるなどの影響を及ぼすこともあります。