2019年9月9日 20:30
どうして夢を見るの? いつ見てる? 睡眠時の“夢”の秘密
20~30代なら自分に関することがほとんどで、恋愛や仕事の評価に関わることが多いと思います」
40歳以上になると自分のことよりまわりの人間、子ども、親、部下などに関する夢が多くなっていくという。もっと高齢になると自分の子どもではなく、地域の子ども、世界の子どもというように、どんどん世界観が広くなっていくことも。
「夢の内容は寝る直前に見聞きしたことが大きなトリガーになると思います。スマホで話した人、寝る前に見たニュースや映像…。また、明日の仕事を考えながら寝ると遅刻する夢を見たりすることも。ただし、気になる案件が寝る前に解決すれば、その日の夢には出てきません」
ちなみに、遅刻の夢を見る人は、遅れてはいけないというリスク管理の意識が高い人。もしかしたら遅刻魔の人はそういう夢を見ない可能性が。
Q. どうして嫌な夢のほうがよく見る?
A. 幸せな夢より不安な夢が記憶されやすいからです。
嫌な夢は“不安夢”と“悪夢”の2つに大別される。前者は嫌な気持ちがしても起床時間まで寝ていられる夢、後者はあまりの怖さに寝ている途中で起きてしまう夢。起きているときにネガティブな心の状態になると、現実と同様に夢の中での問題整理や処理能力も落ち、限界を超えたときに見るとされる。