くらし情報『「めまい」の原因は“不足か過剰” 目安は「舌の色」』

2020年3月20日 21:00

「めまい」の原因は“不足か過剰” 目安は「舌の色」

が溜まっているサインといえます。

気血不足?痰湿タイプ?舌の状態で原因を判断。
このように、一見同じ症状でも人によって原因が異なると考えるのが中医学。対策もそれぞれに違うため、不足か過剰、どちらのタイプかを見分けることが大切です。その目安となるのが、舌の状態。通常、舌は赤みのあるピンク色で全体に引き締まり、ごく薄く白っぽい苔状のものが付いているのが正常な姿です。これが、色が薄かったりむくんで締まりがないようなら、血虚・気虚のしるし。エネルギーや栄養不足を解消するために睡眠を取って体を休ませ、血のもととなるレバーやまぐろ、なつめなど、赤や黒い食べ物を摂りましょう。
気を補うには芋類のようにほくほくした食べ物もおすすめです。

痰湿過剰タイプの舌は、もとの色が見えないほど、厚い苔が全面に付いているのが特徴です。舌がこうした状態で、めまいや立ちくらみが起こる人は、体にこれ以上余分なものを取り込まないことが先決。お酒や甘くて冷たい飲み物、脂肪分が多いものや味が濃いもの、生ものは控えましょう。そして痰湿を排出するきのこや豆類、海藻などを意識して食べるようにしてください。日々の行動を少しずつ変える。

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