くらし情報『「私に大きな影響を与えた日本人は…」米インディーズ映画界のアイコンが語る日本への愛』

2021年10月28日 19:00

「私に大きな影響を与えた日本人は…」米インディーズ映画界のアイコンが語る日本への愛

さんは、ロックウェル監督(同・左)の娘であり、監督の作品に出演するのは2度目。高校を卒業した現在は、音楽の勉強に取り組むなど、今後の活躍が期待される存在でもあります。

今回は、監督自身のポケットマネーをつぎ込んで完成させた意欲作にかける思いや親子で挑んだ映画制作の裏側、さらに日本から受けた影響などについて語っていただきました。

―この映画は物語から生まれたのか、多感な時期のお子さんの姿をとらえたいという気持ちから生まれたのか、どちらが先でしたか?

監督おそらく、両方同時だったと言えると思います。そのなかでも、ラナが子どもから大人への階段を上り始めている時期に差しかかっていたこと、さらにコロナ禍で学校や友達との関係に苦労していた頃でもあったので、そういう姿を撮りたいという思いは強くありました。そういった意味でも、この物語を語るにはパーフェクトなタイミングだったと言えるかもしれませんね。あとは、2度とやってこない魔法のような子ども時代と型にはめられて構築されている大人の世界、子どもの純真無垢さと大人の荒々しい暴力というのをそれぞれ対比させたかったというのもあったかなと。さまざまな苦労を経験するなかで、子どもたちの力がぐんと伸びて花が開いていくような様子をとらえたいという思いで作りました。

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