2022年2月12日 19:40
「ゲレンデ」って何語?【意外と知らない外国語雑学】
なんてワードも誕生。言葉の進化や変化って、おもしろいです。
ドイツ語はスキーや登山用語に多い!
カタカナ語になっている「ゲレンデ」は、スキー場のほかに「ロック‐クライミングの練習場」という意味もあります。
実は、スキーや登山など山岳関係の言葉はドイツ語由来のものが割と多いのです。
スキーの回転技術のひとつ「ボーゲン」も、ドイツ語Bogen由来。また、登山用のロープを指す「ザイル」もドイツ語のSeilです。
ちなみに、近代のスキー技術がヨーロッパから日本に伝来したのは1911(明治44)年。オーストリア=ハンガリー帝国の軍人、テオドール・フォン・レルヒが新潟県上越市高田でスキー術を日本の将校たちに指導したのがはじまり、とされています。
ゲレンデはドイツ語!
今回は、ゲレンデの由来をご紹介しました。
ゲレ食を食べるときがあったら、ぜひゲレンデがドイツ語だったことを思い出してみてください!参考資料:
『クラウン独和辞典』(三省堂)
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