くらし情報『食あたりのとき“下痢止め”薬は飲むべからず!! 下痢の原因&対策を医師が解説』

2022年7月29日 21:00

食あたりのとき“下痢止め”薬は飲むべからず!! 下痢の原因&対策を医師が解説

また生理前は黄体ホルモンのプロゲステロンが腸管の運動を抑制するので便秘になる人が多数。この時期はいつも以上に体をいたわって」(伊藤先生)

どうしたら?
細菌やウイルス性以外は服薬OK。水分を摂り、腸を休める食生活を。
いわゆる食あたりの場合、体の中にいる細菌やウイルスを外に出さなければならないので、つらいですが、下痢を止めてはいけません。つまり“下痢止め”の薬は飲むべからず。原因がそれ以外にあると思われるときは、服薬しても大丈夫だそう。

「いずれにしても、下痢をしているときは脱水症状を起こしやすいので、経口補水液などによる水分補給をしっかりしてください。また症状がある場合は消化しやすい食事にすることも大切です」(伊藤先生)

「食生活に原因があると思われる場合は、まずはそこを見直しましょう。
アルコールは適度にし、肉や脂っこい食事は、自分の消化力を超える量を食べると消化不良になり、下痢の原因になるので控えめに。その場合は消化酵素のサプリメントを飲むのもいいと思います。また、デキストリンなど、腸活に良いとされる水溶性食物繊維が入った食品やサプリを集中的に摂っていることが、原因になっている場合も。

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