2022年8月24日 19:00
寝落ちするのは“睡眠の借金”が多いサイン! 睡眠にまつわる10のQ&A
子供によく見られるのが、寝ぼけたまま夜歩き回る“睡眠時遊行症”や、無意識の状態で突然泣き叫ぶ“夜驚症(やきょうしょう)”。また子供時代は、睡眠を妨げないよう、尿を濃縮させるホルモンの分泌機能も未発達なので、尿を我慢できずおねしょをしやすい。いずれも、脳が睡眠をコントロールする機能が十分に発達する頃には自然と治ってくる。
Q、大人になると、なぜ長時間眠れなくなるの?
A、子供の頃に比べて、必要時間が減るから。
子供の睡眠で特徴的なのが、脳の発達に重要なカギを握るレム睡眠の占める時間が、大人に比べて長いこと。子供が長く眠れるのは、脳の成長に不可欠で、日中の活動量が多く、休息に長時間必要だからというわけ。また、加齢に伴って体内時計のサイクルは徐々に短くなるので、早寝早起きに変わり、睡眠時間も減っていくのが一般的。
Q、寝相が良い、悪い、どちらが睡眠の質は高い?
A、寝返りを打つのは普通。でも過剰な状態は問題。
睡眠中に滞りやすい血の巡りを改善しているので、ある程度寝返りを打つのは必要。ただ、寝相は悪すぎても良すぎても問題。悪すぎる人は、睡眠時無呼吸症の影響を懸念。酸素不足で苦しくなり、寝返りを何度も打っている可能性がある。