2022年12月5日 19:30
あのちゃん、アーティスト“ano”としての連続リリース「蓄えたものをエンタメとして表現したい」
バンドの音楽をよく聴いていたから、バンドっていいな、と思いながら引きこもっていました。あるときTwitterに流れてきた「メンバー募集」に、バンドもできますって書かれていたので応募したら、ミュージシャンのメンバー募集ではなく、アイドルグループの募集で。受かると思わず応募したけれどバンドじゃないからと断っていたら、何十回も連絡をもらって、他のメンバーは審査をするなかで自分は「すぐ入ってくれ」と言われたので、そんな経験が初めてだったから、そこから活動を始めることにしました。
――その後、2020年9月から「ano」としてソロでの音楽活動をスタートし、2022年4月にデジタルシングル「AIDA」でメジャーデビューされましたね。ソロだと意気込みは違いましたか。
一度アイドルグループとしての表舞台を辞めていたので、ソロになったからといって、あまり意気込みはなかったです。ソロ活動は自分から出たものだけで音楽を作る感覚で自己満足だったから、誰かに届けようという気持ちはまったくなくて。一応リリースするものの、そこで多くの人から共感を得ようとは思っていなかったので、みんなからの反響が不思議な気持ちでしたね。