知らないと恥ずかしい!【基本マナー】元社長秘書が教える「内祝い・お返しのルールと注意点」
一方、「お返し」は、お祝いしてくださった方々に対して、感謝やお礼の気持ちを込めて贈り物を返すことです。しかし近年では、「自主的に贈る」ことが一般的ではなくなり、慶事に頂いたお祝いへのお返しとして贈ることが増えてきています。お住まいの地域によっては、内祝いの解釈が異なる場合もあるため、地元の慣習に合わせると良いでしょう。
2.「お返し(内祝い)」が必要な場合と必要ではない場合
贈り物やお金をいただいたら、基本的には必ず「お返し(内祝い)」もしくは、お返しに相当する贈り物を渡すのがマナーです。しかし、「お返し(内祝い)」が必ず必要ではない場合もあります。シーンに合ったお返しの対応を心がけましょう。
お返し(内祝い)が必要な場合
慶事全般のお返しに「内祝い」の表書きが必要となります。
結婚内祝い(式を挙げない・招待しない場合)
出産内祝い
新築内祝い
快気内祝い
初節句内祝いなど
快気内祝いは、注意点があります。
退院報告も兼ねて贈るのは「快気祝い」ですが、退院の見込みがあり通院療養中という場合は「快気内祝い」となります。全快なのか療養中なのかで表書きが異なるため注意しましょう。
お返し(内祝い)