知らないと恥ずかしい!【基本マナー】元社長秘書が教える「内祝い・お返しのルールと注意点」
必要でない場合
基本的にお返しが不要となるシーンのため「贈らなくてもマナー違反にはならない」のですが、相手を思い遣った気遣いの贈り物をする場合が多いため覚えておきましょう。
お歳暮・お中元
子どもへのお祝い(「七五三」「入園・入学」「卒業」「成人」など)
災害・火事見舞い
昇進・栄転・転勤・定年退職
【基本編】返す時期と相場
1. 返す時期は基本的に1か月以内
それぞれのシーンによって時期も異なりますが、一般的な「お返し(内祝い)」の場合は1週間から遅くとも1か月以内にお返しをするのがマナーです。早すぎてしまうと、お祝いを待っていたと思われてしまう可能性もあるため、まずは電話やお礼状などで感謝の気持ちを伝えた後に贈るようにしましょう。
2. 金額相場は基本的に「半返し」
お返し(内祝い)の目安は、「半返し」と言われています。いただいた品物の金額の半額~3分の1程度が一般的です。しかし、親戚から10万円以上など高額な金品をいただいた場合は、半額より少し控えめの金額で贈り物をし、別途会食の機会を設けたりするなどの対応をするといいでしょう。必ずしも半額というわけではなく、事情に合わせた相手への感謝の気持ちが一番大切となります。