くらし情報『「愛読書」を聞くのは不適切?【面接官のマナー】面接時の注意事項とNG質問例』

「愛読書」を聞くのは不適切?【面接官のマナー】面接時の注意事項とNG質問例

しかし、業務の関係上どうしても犯罪歴を確認することが必要な場合にのみ、面接で質問することが可能です。例えば、運転手を募集する場合は、交通違反の履歴について質問することができます。もし応募者が、免許停止などの処罰を受けている場合であれば業務遂行が難しくなるため事前確認が可能です。あくまでも業務に関わる経歴や犯罪歴のみ、適切な範囲で尋ねるようにしましょう。

おわりに

本人の意思では変えることができない「家族」や「出生地」などに関する情報や、本来個人の自由であるべき「思想」や「人生観」などの情報は、偏見につながってしまう可能性があることから面接で質問することは禁止されていると覚えておいてください。基本的人権の侵害と考えられることや、面接者本人に理由があることなどは尋ねないように留意して面接を実行していきましょう。面接における質問には十分に配慮し、面接者から好感を持たれるような態度でぜひ面接に臨んでください。

<筆者情報>
ライター:能美黎子
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。
その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。

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