【睡眠】夏場の理想的な室温は? 安眠と疲労回復の7つのルール
「脳にある自律神経の中枢は、熱を持ちやすく冷えにくい場所です。その近くを鼻腔が通っているので、鼻呼吸で冷たい外気を取り入れることで脳が冷やされます。寝る前に、鼻から4秒かけて息を吸い、7秒息を止め、8秒かけて口から息を吐く呼吸法を3~4回やると眠りに入りやすくなります」
日々の生活でも、安眠の基本ルールを意識的にチェックしたい。
安眠と疲労回復の7つのルール
1、朝食で積極的にタンパク質を摂る。
疲労感なしで一日を過ごすには、朝食が欠かせない。起床1時間以内に食べると体内時計がリセットされ、自律神経が整うので、食欲がない朝は豆乳や白湯(さゆ)だけでも。特に摂りたい栄養素は、疲労回復に役立つタンパク質。和定食はお味噌汁、焼き鮭、豆腐、納豆と、タンパク質を豊富に摂取できるのでおすすめ。
朝から作るのが難しい人は、コンビニのサラダチキンが手軽。鶏の胸肉にはタンパク質に加え、脳の疲れを抑え、抗酸化作用のあるイミダペプチドも多い。
2、屋外ではサングラスで紫外線から目を守ろう。脳を疲れさせる原因のひとつが紫外線。紫外線が目から入ると、メラノサイトという色素細胞が活性化する。このメラノサイトがメラニンを生成し、肌を黒くすることで紫外線から体を守ってくれるのが日焼けの仕組み。