【防災】備蓄の最重要項目は“飲料水”! 1日3L×7日分=21Lがマスト!?
松永:ご実家が100%安全という保証はないので、自分でも最低限は備えてくださいね。ただ、アンケートからも気になっているのは、備えている人よりも、備えていない人のほうがかなり多いこと。
新谷:やはり備えは必要ですか?
松永:8月には南海トラフ地震臨時情報が初めて発出されましたが、それだけでなく、東京都やその周辺を震源とした首都直下地震も起こる確率が高まっています。首都直下地震では食料が最大3400万食、飲料水は最大1700万L不足するといわれているんです。首都が被災すると、公的機関の手も回りにくくなるはず。自分の身は自分で守らないといけません。
深沢:都心で道路が整備されているぶん物資の支援はスムーズなのかと思いきや、不足するなんて…。
松永:とはいえ首都圏に住むanan世代の方々は、一人暮らしなどで備蓄スペースを確保するのがなかなか難しいのでは。
まずは命を守ることを第一に、最低限必要なものから備えておきましょう。
備蓄の最重要項目は飲料水。ジュース類でもOK。
松永:備蓄にかけられる予算やスペースが限られている場合、何を優先的に備えればいいのか。“命に関わること”という基準で考えると、わかりやすいと思います。