くらし情報『不動産会社の経営者が教える! 中古物件内覧時の「チェックポイントとNG行動」』

不動産会社の経営者が教える! 中古物件内覧時の「チェックポイントとNG行動」

POINT2見せてもらえない部屋があるときは注意する
内覧中、売り主から「この部屋は見せられません」と言われるケースがあると思います。プライバシーの観点から、見せたくない場合もあるでしょう。

普通に使用されている部屋であれば問題ないのですが、なかにはゴミが散乱した、いわゆる「汚部屋」であったり、部屋の四隅にお清めの塩が置かれていたりと「ワケアリ部屋」の場合があるので注意が必要です。

私が担当した物件で、お子さんが十数年にわたって引きこもっている汚部屋のため、「見せられない」と断られたことがありました。

さまざまな理由から長らく汚部屋だった場合、床の腐敗やカビ・害虫の発生などが懸念されます。また、お清めの塩が置かれている部屋も、その理由が気になってしまいますよね。

見せてもらえない理由が明確でない場合、またその理由が気にかかる物件は、選ばないほうが無難かもしれません。

POINT3売却理由を聞く
売り主さんには、物件を売却する理由を必ず聞くようにしてください。


理由は、下記のようにさまざまだと思います。

家族が増えて手狭になった
転勤や転職などで通勤が困難になった
結婚して夫あるいは妻の持ち家に住むことになった
離婚で財産分与のために現金化したい
相続したけれど住まないから手放したい、など

このなかで、離婚や相続が原因の場合、やや注意が必要です。

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