「むくみ 」とは、細胞と細胞の間に過剰に水分がたまった状態を指します。立ち仕事や座り仕事を続ける人に多いと言われており、夕方に足のだるさなど感じやすくなり、そのまま疲労感に繋がってしまう方もいるようです。
むくみにくい習慣を取り入れることで、夕方や仕事後のきつさが軽減するとうれしいですよね。今回はむくみの原因と、むくみ緩和に役立つポイントをご紹介します。
日常生活に潜む「むくみ」の原因6つ
1.食塩の摂り過ぎ
食塩を摂りすぎると血液中のナトリウム濃度が高くなり、それを薄めようとして血液中に水分を引き込んでしまい ます。血管内の水分が多くなると血管から水分がしみ出してしまい、それがむくみを引き起こします。
2.お酒の飲み過ぎ
お酒を飲みすぎると、血液中のアルコール濃度が高まり血管が広がってしまうため、水分の処理が間に合わなくなりむくみやすくなってしまいます。また、おつまみで食塩を摂りすぎてしまうのも一因です。
3.長時間同じ姿勢を続ける
心臓から足に送られた血液は、主にふくらはぎの筋肉を使って再び心臓に戻されます。これは「筋ポンプ作用」と呼ばれますが、立ち仕事や座りっぱなしの仕事で長時間同じ姿勢を続けると、筋ポンプ作用が働かずに、足などがむくみやすくなります。