令和3年の出生数70万人を割る可能性が!?コロナの影響で妊娠諦めも…
しかしその翌年は逆に2011年を上回る分娩件数だったことから、今回のような社会不安が妊娠・出産に直接与える影響は大きいとは感じています。(医療法人愛和会 愛和病院 上里忠司院長)
●妊活を控える方が増えている傾向にあるので、来年の出産数に影響を及ぼすと思われます。(医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル 安田進太郎院長)
各産院からも、今回の新型コロナウイルス感染拡大が今後の妊娠・出産に少なからず影響をもたらす可能性があるとの声がありました。とはいえ、妊娠を控える人が今後も増加していくとは限らず、事態が収束に向かうにつれて妊娠・出産に前向きに臨む方が増えていく可能性も考えられます。
延期せず2020年内に妊娠を希望している人も。「高齢出産になるため少しでも早く授かりたい…」
2016年5月23日〜2019年5月23日に出産し、現在妊娠中ではない経産婦さん703名に、新型コロナウイルス感染症が流行中の現在、2人目以降のお子さんの妊娠を希望しているか質問したところ、「とても希望している」14.7%、「まあ希望している」24.4%という結果に。