令和3年の出生数70万人を割る可能性が!?コロナの影響で妊娠諦めも…
に独自取材をおこない、現場の声を伺いました。
(※)協力産院:医療法人愛和会 愛和病院(埼玉県)、医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル(大阪府)、白子ウィメンズホスピタル(三重県)
新型コロナウイルスが本格的に流行し始めた2月下旬ころから、妊娠を控える方や妊活を延期した方がいた場合、産院の初診妊婦数が減る可能性が考えられます。医療法人愛和会 愛和病院(埼玉県)では、2019年5月の初診妊婦数が267人だったのに対し、2020年5月は250人と、約6%減少したといいます。また、初診で訪れた妊婦さんからは、健診への付き添いができないことへの不安、心細さに関する訴えが多く聞かれたとのことです。
医療法人成育会 なりもとレディースホスピタル(大阪府)、白子ウィメンズホスピタル(三重県)では、5月に初診に訪れた妊婦さんから「新型コロナウイルス感染による胎児への影響」について不安の声が多かったようです。
今回の新型コロナウイルス感染拡大によって、来年の出生数への影響が予測されるどうかを尋ねたところ、下記のコメントが寄せられました。
●まだ先行指標にも傾向は現れておらず具体的に予測できるほどではありませんが、2011年の東日本大震災の際も、その翌年は分娩件数が減少しました。