2022年8月5日 16:30
子どもは作らないと決めていたのに妊娠…。夫と話し合い、中絶の手術をすると決めた私は手が震えて…
おかげで赤ちゃんのお世話に専念しやすくなりました。そしてこのときの夫の様子を見て、私はこの人とならどんな困難が来ても大丈夫と思いました。
※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。
子どもたちの葛藤と夫の信念
わが家の子どもたちは、障害を持っています。長男は自閉スペクトラム、次男はADHD。精神的に難しいところが多く、トラブルも多々起こしますが良く言えば個性的です。もちろん夫も再婚する前から知っていて理解してくれています。でも理解だけではどうにもならないことが起こることも……。
何度もかんしゃくを起こす息子にどう接していくか、夫婦で何度も何度も話し合ってきました。私たちだけでは解決できないことは医療機関を頼ったり、ときには夫婦で意見が食い違い喧嘩をしたりして、家の中が悪い空気になることもありました。けれど、その度に家族全員でなんとか乗り越え、立て直してきました。
小学校の先生から毎日のように電話がかかってきて頭を下げる日々が続いても、次男が暴れて仕事を抜け出し止めに入ることがあっても、もう嫌だ……こんな日々……と思っても、家族で何度も話し合うことで乗り越えられたように思います。