2022年12月30日 22:00
<40代で子宮がん>「ギャァァー!!」入浴中に大事件!排水口に流れていったのは!?
さすがに会社でバンダナを巻いているのは目立つので、親しい人たちにだけ事情を説明することに。すると、「うちの親戚も今がんの治療中でバンダナ巻いてるよ」「うちのお義父さんもだよ」と話してくれた、同僚や上司たち。
ーーなんだ、案外みんなの周りにもがんの人っているんだ。抗がん剤治療で毛が抜けてしまった人がバンダナを巻いたり帽子をかぶったりしている姿って、がんじゃない人からしても、けっこうフツーのことなんだ。
と、ホッとしたはなうたねこさんでした。
その後、大判のハンカチをバンダナ代わりにしたりして、洋服のトーンを合わせて毎日コーディネートを工夫するようになった、はなうたねこさん。
誰も気づいていないだろうと自己満足で終わっていたのですが、ある日、会社でお掃除を担当してくれているおばちゃんが「あら! 今日は赤なのね。いつも服に合わせてオシャレだね〜」と声をかけてくれました。いきなり褒められたはなうたねこさんは、うれしくもあったけれど、ちょっぴり恥ずかしかったそうです。
それからは、かぶりものの種類を増やすため、古いTシャツを筒状にしてバンダナを作ったり、100均で購入したランチョンマットで帽子を作ったり、後ろ髪がないのを隠せるような帽子を新調したり。