くらし情報『“未開の地”を切り開いた、日本人サッカー選手』

“未開の地”を切り開いた、日本人サッカー選手

目次

・今やれることを見つける「力」
・「興味」が持つ「パワー」
・言いたいことを言う「責任」
・「恵まれていない」という「贅沢」
・「なんとかできるに大いなる『期待』を」
(Photo by picjumbo)

(Photo by picjumbo)

ヨーロッパの中でも、一際サッカーへの熱が熱い「ドイツ」で、14年も前からサッカー選手としてピッチに立っている一人の日本人がいる。 
今でこそ、本田圭佑選手や長友佑都選手など多くの日本人選手が世界で活躍をしているが、彼がドイツに降り立ったのはまだ日本人がサッカー選手として世界に羽ばたくずっと前。 
「日本人はサッカーができるのか」と真顔で言われてしまう時代である。 
彼はそんな時代を「恵まれてない環境だからこそ、自分の可能性が発見できる」という前向きな気持ちで切り開き続けてきたという。 
37歳になった今でも「サッカー選手」としてピッチに立ち続けるために彼が持ち続けているポテンシャルとはなんであろうか。 
その心の内を探ってみた。

今やれることを見つける「力」

(Photo by Asuka Yoshida)

(Photo by Asuka Yoshida)

「“日本人ってサッカーできるの?”そんな風に言われましたよ」 
そう笑いながら話すのは、現在ドイツのサッカークラブ『SV Dornach』で活躍している石井直人氏だ。

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