くらし情報『捨てられるべき“愛”を「指輪」へリサイクルさせた花の都パリ。』

捨てられるべき“愛”を「指輪」へリサイクルさせた花の都パリ。

数年前、『新しい靴を買わなくちゃ』という映画が公開された。主演の中山美穂と向井理がフランスで出会い、恋をする恋愛映画なのだが、それがまた非常に美しかった。もちろん、偶然男女が出会い、恋に落ちる姿はどの場所でも美しい。が、舞台がフランスであるがゆえにその恋愛はより美しく見えたのだと思う。どんな愛もフランスというだけで“箔”が付くのだ。その理由は「フランスは愛を知っているから」の一言に尽きる。

ロマンティックの街“パリ”を揺るがす「緊急事態」

目次

・ロマンティックの街“パリ”を揺るがす「緊急事態」
・パリ市民を納得させた「意外な提案」
・「100パーセント愛をリサイクル」した「指輪」
・フランスには「縁起の悪い愛」は存在しない
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(Photo by Lisa Norwood)

“愛の国”に緊急事態が発生した。なんとパリ市が、パリのセーヌ川にかかる「ポンデザール橋」につけられた「南京錠」を撤去すると言い出したのだ。
観光名所ともなっているこの場所は、特に恋人たちに人気のスポットで、恋人同士で訪れ、互いの名前を書いた南京錠を橋の欄干に取り付けると永遠の愛が約束されると言われている。しかし、どうやら無数の錠で埋め尽くされた橋はその重さで崩壊の危機が迫っているようなのだ。恋人たちが思いをはせた鍵の重さは約93トン。(参照元:CNN)これでは撤去も致し方ないと言える。しかしこれには多くの反対意見もあり、「NO LOVE LOCKS」

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