#001 「ミュージシャンは政治的発言とかしない方がいいって言うよね」。私が“日本の常識”を疑い始めた理由。 | 橋本 紅子の「常識」と「パンク」の狭間で、自由を生み出すヒント。
例えば私たちは気が付いたら“ゆとり世代”とか“女子力”とか、誰かが作ったステレオタイプな物差しの上に生きていて、そんな基準はどこかで歪(ひず)みを作って時に自分たちを苦しめる。 この社会は、常識は、誰のためにあるんだっけ? 少しだけ興味を持って想像してみることで、思っている以上に自分たちの生きる土壌(社会)は自分たちで耕すことができるし、それは紛れもなく自分たち自身を自由にする。「社会問題」なんて漠然と言われると想像しにくいけれど、知らない間に常識化していた身近なことを手に取って、1つ1つ紐解いていみることで、“本当にそれでいいのかな?”とか“そんなに囚われなくていいのかも”とか、自分に合った答えや選択肢を探していけるようになるかもしれない。次回予告 次回の連載は「ゆとり世代」について、世の中の人々の感じることをもとに書いていこうと思います。そのためのアンケートを作ったので、ご回答いただけると嬉しいです! ゆとり世代(1987年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれ*)の方は1つ目の質問に、ゆとり世代以外の方は2つ目の質問にお答えください。 (*1)ゆとり世代の該当範囲には諸説ありますが、ここでは1998年に改訂され、2002年から施行された学習指導要領の教育を受けた世代を指しています。