あの“冷戦時代の音楽密輸人”が日本へ。当時の超貴重映像とDJを体感せよ!(50名限定)Berlin Atonal×HEAPS
あのペット・ショップ・ボーイズの未リリース曲が東の隠れゲイディスコで流れたこともあった!どこに隠したかはいまでも明かせないらしい(今回、こっそり聞いたら耳打ちしてくれるだろうか)。
2. 東の教会での違法パンクライブを成功させる
「パンク」が禁じられた東の「神聖な教会」で「違法パンクライブ」を成功させてしまったのである。字面だけでもパンチがあるが、やっていることはパンチ以上の問題ではない。西のパンクバンドの音を東に伝えたい、と彼らと国境を突破し、教会の神父を説き伏せ、かき集めた楽器で極秘ライブをアレンジ。
3. エレクトロ、シンセポップ、テクノシーン。ベルリンの音楽と世界各地の架け橋に西のディスコで流れていたハイ・エナジー*2のテープをバーナード・サムナーに渡していなかったらニュー・オーダー*3の『ブルー・マンデー』はおそらく生まれていなかっただろう
西ベルリンの音を英バンドの耳にいち早く届けたり、東のパンクバンドを英音楽番組で紹介したり、壁崩壊後にはベルリン・テクノシーンの初期レーベル「MFS」を創設しミュージシャンをプロデュース、国際的ヒットをとばした。デペッシュ・モード、日本のバンド・電気グルーヴなど世界的バンドのリミックスも手がけ、現在ではイギリスや中国などの若手バンドのプロデュースも精力的に行っている。