現代を代表する画家のひとり、デイヴィッド・ホックニーの日本では27年ぶりとなる大規模個展『デイヴィッド・ホックニー展』が7月15日(土) より東京都現代美術館でスタートした。11月5日(日) まで開催されている。1937年にイギリスで生まれたデイヴィッド・ホックニーは、ロンドンの王立芸術院在学中からその才能が注目されていたアーティスト。86歳の現在に至るまで60年以上、現代美術の第一線で活動を続けている。同展は彼の道のりを120点以上の作品で辿っていく、日本では実に27年ぶりとなる大規模個展だ。展覧会はラッパスイセンを描いた2点の作品から始まる。エッチングで制作された作品は1969年、iPadで描かれた作品は2020年、2点には約60年の時間差がある、この展覧会の象徴的な作品だ。左:《花瓶と花》1969年東京都現代美術館蔵右:《No.118、2020年3月16日 「春の到来 ノルマンディー 2020年」より》2020年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyロンドンで活動していたホックニーは、20代でロサンゼルスへ移住。当時普及し始めたアクリル絵の具を用いた明るい画風で一躍トップアーティストへの座へと駆け上がった。ふたりの人物で画面を構成した「ダブル・ポートレート」は彼の代表的シリーズのひとつ。単なる肖像画の枠を超え、静謐な画面のなかに恋人や家族、親子などの二人が構築した関係性や信頼関係なども描き出すことを試みている。ほかにも、自画像を含めバラエティ豊かな人物の肖像画が展示されている。左:《両親》1977年テート蔵、右:《ジョージ・ローソンとウェイン・スリープ》1972〜75年テート蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney左:《クラーク夫妻とパーシー》1970〜71年テート蔵、右:《2022年6月25日、(額に入った)花を見る》2022年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney手前:《自画像、2021年12月10日》2021年作家蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney1980年代に入ると、ホックニーはピカソとキュビスムに強い関心を寄せ、複数の視点で画面を構成する手法を試み始める。「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyまた、ホックニーは、同じ場所の写真を少しずつピントを合わせる位置を変えて何百枚も撮影し、大量の写真を用いたコラージュを制作することもあった。《スタジオにて、2017年12月》は、その延長線上とも考えられる作品で、室内を細かく撮影し、その画像を統合して制作したものだ。手前:《スタジオにて、2017年12月》2017年テート蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockneyホックニーは、近年になると戸外の風景も描くようになる。《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》はイギリスのヨークシャー地方の風景を描いたもの。また、《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》は同じくヨークシャー地方を描いたもので、1枚の大型の油彩画と、iPad作品12点からなる大作。油彩であっても、iPadであってもその表現は揺らぐことのないことが見て取れる。《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》2007年 テート蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年ポンピドゥー・センター蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年ポンピドゥー・センター蔵「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney展覧会は、全長90メートルにおよぶ超大作《ノルマンディーの12か月》でフィナーレを迎える。本作は、ホックニーが2019年に移住したフランス北西部、ノルマンディー地方の四季を、新型コロナウィルスによるロックダウンのなかで、iPadを駆使して描いた作品だ。観客は、その長い長い作品のまわりをぐるりと1周歩きながら、移ろいゆくノルマンディーの四季の風景に入り込むように鑑賞することができる。フランス最古にして全長70mに及ぶタペストリー《バイユーのタペストリー》にもインスパイアされているという。《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020〜21年作家蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020〜21年作家蔵 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年(C)David Hockney油絵や写真、版画、そしてiPadと手法を変えながらも、精力的に制作を続けているホックニー。彼の作品をまとめて見ることができる貴重な機会を見逃さないようにしよう。取材・文=浦島茂世<開催情報>『デイヴィッド・ホックニー展』2023年7月15日(土)~11月5日(日)、東京都現代美術館にて開催
2023年07月28日デイヴィッド・ホックニーは現代で最も魅力ある画家の一人。2018年のオークションで存命の画家としては史上最高額(現在は2位)で作品が落札された一方、86歳を迎えた今も精力的に作品を発表している。描く喜びと観る喜びが出合う、巨匠の挑戦を見届けて。「デイヴィッド・ホックニー展」は日本で開催される27年ぶりの大規模個展。“ホックニー・ブルー”と称されるプールやスプリンクラーをテーマにした作品や、友人たちを描いたポートレートなどの初期作から日本初公開の大型風景画までを網羅的に展示する。そしてホックニーの現在を知るなら2004年に故郷の英国・ヨークシャーに拠点を移して以来、描き続けている風景画に注目したい。今、なぜ風景画を?「ホックニーは自分の目で見たものを描く画家。目の前の世界をありのまま、どう絵画に置き換えられるかを考え続けてきたのです」と、本展を企画した東京都現代美術館・学芸員の楠本愛さん。ホックニーは従来の一点透視図法に限界を感じ、ピカソの自由な絵画、特にキュビスムにヒントを得て一枚の絵に複数の視点を持ち込む独自の遠近法を編み出している。こうした手法で世界の広がりを描き留めることに熱中しているようだ。例えば、〈春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年〉は幅10mの油彩とiPadで描いた51点の絵を組み合わせたシリーズの作品。「春の風景に包み込まれる感じを体感できます。油彩画には風が吹き、若葉が舞っている様子が、とても美しく表現されています」ロックダウン中に現在住むフランス・ノルマンディーで描いた《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》は、春夏秋冬をテーマにした長さ90mに及ぶ絵だ。これを途切らせず一挙に展示することは一つの挑戦でもあったと楠本さん。「この作品を歩きながらじっと眺めていると、まるで絵巻物の中に入り込んで、ノルマンディーの庭を歩いているような感覚になります」ここにも長年絵巻物を研究したホックニーならではの描き方が。現代美術には多様な役割があるなか、ホックニーの絵は純粋に楽しむことができると楠本さん。絵を観る純粋な喜びを、ぜひ会場で味わって。《スプリンクラー》 1967年 東京都現代美術館©David Hockney《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年(5月31日 No.1)》 2011年 デイヴィッド・ホックニー財団©David Hockney《ノルマンディーの12か月 2020‐2021年》(部分) 2020‐21年 作家蔵©David Hockney《クラーク夫妻とパーシー》1970‐71年 テート©David Hockneyデイヴィッド・ホックニー1937年、英国生まれ。王立美術学校を卒業後、ロサンゼルスに移住。現在はノルマンディーを拠点に活動。2017年にはロンドン、パリ、NYで回顧展を開催。テート・ブリテンでは入場者数の記録を更新し、約50万人が来場。ノルマンディーにて2021年4月1日©David HockneyPhoto:Jean-Pierre Goncalves de Limaデイヴィッド・ホックニー展東京都現代美術館 企画展示室1F/3F東京都江東区三好4‐1‐1開催中~11月5日(日)10時~18時(7/21・28、8/4・11・18・25は~21時。入場は閉館の30分前まで)月曜(9/18、10/9は開館)、9/19、10/10休一般2300円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2023年7月26日号より。取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2023年07月23日2023年7月15日(土)より、東京都現代美術館では、『デイヴィッド・ホックニー展』が開催される。1930年代にはポップアート運動にも参加し、60年以上にわたって美術表現の可能性を追求してきた生ける伝説ホックニーの、日本では27年ぶりとなる大規模な個展だ。2010年代には、ロンドンやパリで個展を開催し、それぞれ約60万人以上の来場者を記録するなど、未だ世界的な人気を誇るデイヴィッド・ホックニー。1937年、イングランド北部のブラッドフォードに生まれた彼は、ロンドン王立美術学校に在学中に、イギリスのポップ・アートムーヴメントを牽引し、64年、ロサンゼルスに移住すると、南カリフォルニアの陽光ふれる情景を描いた絵画で人気を博した。その後もピカソのキュビスムや中国の画巻から生み出した「フォト・コラージュ」などを考案。2019年からはフランス北西部、ノルマンディーに住み、今もなお、日々に制作に励んでいる。そんな彼の初期から新作まで約120点を紹介する同展でとくに注目したいのは、今回が日本初公開となる幅10m、高さ3.5mもの油彩画《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート2011》(2011年)。ホックニーの故郷、イギリスのヨークシャー東部の自然を、2010年、発売と同時に購入したタブレット型端末iPadを使って描いた「春の到来」シリーズの中の1点で、豊かな色彩感覚により、芽吹きの季節をダイナミックにとらえた会心作だ。またコロナ禍、世界中が一時停止するなか、ノルマンディー地方の自然や季節のうつろいを真摯に見つめ続けた、全長90mの大作《ノルマンディーの12か月2020-2021年》や、世界初公開となる自画像なども見逃せない。現在86歳となった巨匠の作品から、測り知れない豊かなメッセージを受け取ることができるだろう。<開催情報>『デイヴィッド・ホックニー展』会期:2023年7月15日(土)~11月5日(日)会場:東京都現代美術館企画展示室 1F/3F時間:10:00~18:00、7・8月の金曜は21:00まで(入室は閉館の30分前まで)休館:月曜(7月17日、9月18日、10月9日は開館)、7月18日(火)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般2,300円、大学・65歳以上1,600円、高中1,000円展覧会公式サイト:
2023年07月13日6月初旬、渋谷・キャットストリートに「チューダー ブティック 渋谷」をオープンしたスイスの時計ブランド、チューダー。国内6店目のブティックの誕生を祝し、チューダーのグローバルアンバサダーであるデイヴィッド・ベッカムが来日、オープン直後の新店舗を訪問しました。また、夜には渋谷のエネルギーとチューダーのインテンシティが出逢う空間で、ゲストたちと熱気が高まるひとときを過ごしました。Courtesy of TUDORCourtesy of TUDORCourtesy of TUDOR日本最大規模を誇る「チューダー ブティック 渋谷」には、2フロアにわたり国内で取り扱うすべてのチューダー ウォッチコレクションがゆったりと展示されています。店内の階段を上がったデイヴィッドを驚かせたのは、幅4メートルを超える大型LEDビジョン。ここにはブランドフィロソフィーである#BornToDare(挑戦者の精神)を体感できる映像が常時映し出されています。3連のフィックス窓からふんだんに採光される2階に設置された、バーカウンターを彷彿させる“ウォッチバー”では、カジュアルな会話を楽しみました。Courtesy of TUDORチューダーのアンバサダーとして初来日したデイヴィッド・ベッカムはその夜、渋谷ならではのナイトスポットでVIPゲストやセレブリティ、インフルエンサーたちに迎えられ、チューダーと共有する大胆なスピリットや腕時計愛について語り、人々とのコミュニケーションを堪能。ゴスペルにルーツを持つ女性シンガーや、視覚・音色のいずれにおいてもカラフルなDJによるパフォーマンス、そしてさまざまなバックグラウンドを持つゲストで彩られた時間が流れた会場の外壁には、チューダーを象徴する#BornToDareのタグラインが掲げられ、渋谷の中心地にチューダーの存在感が示されました。Courtesy of TUDORCourtesy of TUDORCourtesy of TUDORチューダー ブティック 渋谷 (TUDOR BOUTIQUE SHIBUYA)〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-17-20 1F/2F TEL 03-6419-3500営業時間 11:00~19:00 定休日 水曜日ブティックウェブサイト: of TUDORTUDOR IS #BORNTODAREチューダーが掲げる #BornToDareの精神。これはブランドの歴史と今日のチューダーの存在意義の双方を反映し、陸海空ときには氷上でチューダーの腕時計を身に着け、類まれなる偉業を成し遂げてきた挑戦者たちの物語そのものだ。 そこには極限の環境に耐え、挑戦し続ける人々のために腕時計を作った創立者ハンス・ウイスルドルフの想いが宿っている。それは今日に至るまで脈々と受け継がれる、チューダーの腕時計づくりにおける変革者としての証明といえる。チューダーの革新は常にスポットライトを浴び、#BornToDareの精神はなるべくして変革者となったアンバサダーたちにより体現され、デイヴィッド・ベッカムもその一人である。ABOUT TUDORチューダーは独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランドである。チューダーの起源は1926年にまで遡り、この年ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフの代理で、スイスの腕時計メーカーが「チューダー(The Tudor)」を初めて登録。その後1946年、ハンス・ウイルスドルフはロレックスの品質と信頼性を有し、先駆性を備えた腕時計を製造するために、モントル チューダーSAを設立、自身の名義で再登録した。チューダーの腕時計はその歴史において、最も果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきた。ブラックベイ、ペラゴス、ヘリテージ、レンジャーといった象徴的なモデルをラインアップし、2015年以来、多様な機能を搭載した機械式マニュファクチュールムーブメントモデルを世に送り出している。
2023年06月12日現代において最も影響力のあるアーティストである、“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』が3月24日(金)よりIMAX(R)・Dolby Atomos同時上映で公開される。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験でき、全編にわたりボウイのモノローグで導かれる。先日、第95回アカデミー賞で作品賞を含む7部門を獲得し、話題をを呼ぶ『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の予告編でも「Time」が使用されるなど、彼の音楽はいまなお愛され続けている。もちろん劇中歌として使用されることも多く、その音楽の力も相まって忘れられない名シーンを生み出している。今回は、デヴィッド・ボウイ財団初の認定ドキュメンタリー映画となる本作の公開を記念して、ボウイの楽曲を使用した名作をシーンとともに紹介する!♪ヒーローズ×『ウォールフラワー』2012年/アメリカ/スティーブン・チョボウスキー監督小説家になることを夢見る16歳のチャーリーは、高校に馴染めず“壁の花(Wallflower)”のようにひっそりと息をひそめて暮らしていた。そんなある日、上級生の陽気なパトリックとその妹で奔放なサムに出会い、生活が一変。初めて友情や恋を知る。しかし、ある出来事をきっかけに3人の関係性は思わぬ方向へと進んでいき…。親睦を深めたパーティの帰り道、カーラジオから偶然流れた曲が「ヒーローズ/Heroes」。デヴィッド・ボウイを知らない3人だったが、「完璧な曲!」とサムはトンネルの中で荷台に乗って両手を広げる。チャーリーたちの青春を象徴する美しい名シーン。♪スターマン×『オデッセイ』2015年/アメリカ/リドリー・スコット監督火星での探査中、嵐に巻き込まれ、宇宙服を損傷させたワトニー。仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて火星を去ってしまう。しかし、奇跡的に一命を取り留めた彼は、通信が取れず、食料もついえそうな状況で、4年後となる次の探査船が来るまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく。通信機能が回復し、NASAの方でもようやく実現性のあるミッションが立ち上がるタイミングでかかるのが「スターマン/Starman」。“スターマンが空で待っていて、僕らに会いたがっている”と歌う本楽曲は、映画のために書き下ろされたかのように物語とマッチした。♪スペイス・オディティ×『LIFE!』2013年/アメリカ/ベン・スティラー監督雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ。想いを寄せる女性と会話もできないほどに臆病者の彼は、空想に耽ることが唯一の楽しみだった。そんなある日、ウォルターは廃刊となる「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気づく。ためらいながらもウォルターは、カメラマンを探す旅に出かけるが…。ウォルターが一大決心をする際にかかるのが「スペイス・オディティ/Space Oddity」。意中の人であるシェリルの弾き語りで曲がスタートし、その歌声に誘われるようにウォルターはいまにも離陸しようとするヘリに飛び乗る。デヴィッド・ボウイの楽曲がウォルターの勇気ある一歩を後押し。♪キャット・ピープル×『イングロリアス・バスターズ』2009年/アメリカ/クエンティン・タランティーノ監督1944年、ナチス占領下のパリ。ナチスに家族を殺されたショシャナはユダヤ人であることを偽りながら映画館を営んでいた。ある日、その映画館でプロパガンダ映画「国家の誇り」を上映する話が持ち上がる。ショシャナはナチス高官が集まるプレミア上映会を復讐の絶好の機会と捉え、念密な計画を企てる。一方、アルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」も、ヒトラー暗殺のために映画館への潜入を試みていた…。いよいよ上映の当日。復讐に“燃える”ショシャナの一連のシーンを盛り立てるのが「キャット・ピープル/Cat People(Putting Out Fire)」。そもそも映画『キャット・ピープル』(82)の主題歌として発表されたこの曲は、タランティーノ監督の選曲により再び映画を彩った。♪モダン・ラブ×『汚れた血』1986年/フランス/レオス・カラックス監督愛のないセックスによって感染する、まだ治療法がわからない病「STBO」が蔓延する近未来のパリ。青年アレックスは亡くなった父の友人マルクから製薬会社が開発した特効薬を盗む話を持ちかけられる。アレックスは、マルクにつれ添うアンナに魅かれしぶしぶ承諾するが…。「モダン・ラブ/Modern Love」がかかるのは、アレックスが夜道を疾走するシーン。音楽に合わせ躍動するアレックス役のドニ・ラヴァンを長回しで捉えた、この有名なシーンは後世にも影響を与え、ノア・バームバック監督も『フランシス・ハ』(12)でグレタ・ガーウィグを走らせオマージュを捧げている。『デヴィッド・ボウイムーンエイジ・デイドリーム』は3月24日(金)よりIMAX(R)/Dolby Atmos同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDウォールフラワー 2013年11月22日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.LIFE! 2014年3月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム 2023年3月24日より、IMAX®️ / 2Dで全国公開ⓒ2022 STARMAN PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年03月19日デヴィッド・ボウイ初の公式認定ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』が、2023年3月24日(金)にIMAX / 2Dで全国公開される。“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイ、初の公認ドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』は、“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイの人生と才能に光を当てるドキュメンタリー映画。デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー作品であり、30年にわたり人知れずボウイ自身が保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と、名曲の数々を通じてデヴィッド・ボウイの音楽やクリエイティビティ、精神の旅路を追体験することができる。「スターマン」など名曲40曲&迫力ライブも劇中には、「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など、40曲にわたる珠玉の名曲が登場。デヴィッド・ボウイの迫力あふれるライブも交えつつ、圧倒的な映像美によってデヴィッド・ボウイの軌跡を辿る“超体感型”ミュージック・オデッセイだ。映像には、開演1日半前からライブ会場に押し寄せ、デヴィッド・ボウイの登場を待ちわびるファンの姿や、デヴィッド・ボウイが披露する軽快なダンスに観客が沸き上がる様子なども映し出されている。尚、全編にわたってデヴィッド・ボウイ本人がナレーションを行っている。監督はブレット・モーゲン、2年かけて映像を厳選監督は、ブレット・モーゲン。これまでに、映画プロデューサー、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画『くたばれ!ハリウッド』や、伝説のロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けた名手だ。ブレット・モーゲンは映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』の制作にあたり、デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像全てに目を通したという。そのために2年もの歳月を費やし、貴重な映像を厳選した。音響は『ボヘミアン・ラプソディ』のポール・マッセイまた、音楽プロデュースを務めるのは、デヴィッド・ボウイをはじめT・REXやTHE YELLOW MONKEYらの楽曲もプロデュースしてきた敏腕プロデューサー、トニー・ヴィスコンティ。さらに、音響は、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞を受賞した音響技術者ポール・マッセイが担当するなど、制作陣も豪華な顔ぶれが集結している。【詳細】映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』公開日:2023年3月24日(金) IMAX / 2D 全国公開監督・脚本:ブレット・モーゲン編集・製作:ブレット・モーゲン音楽:トニー・ヴィスコンティ音響:ポール・マッセイ出演:デヴィッド・ボウイ配給:パルコ ユニバーサル映画2022年/ドイツ・アメリカ/カラー/スコープサイズ/英語/原題:MOONAGE DAYDREAM/135分/字幕:石田泰子/字幕監修:大鷹俊一
2022年11月11日セント マイケル(©SAINT M××××××)からデビッド・ボウイにフィーチャーしたロングスリーブTシャツが、全国のセントマイケル正規取扱店舗にて販売。デビッド・ボウイのヴィンテージ風ロングTシャツイギリスの伝説的ロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のオフィシャルアイテムとして展開する今回のアイテム。展開する2型のアイテムには、セント マイケルが得意とするヴィンテージ感を追求した加工が施されている。デザインとして採用したのは、1971年に発売されたデビッド・ボウイの4枚目のアルバム「HUNKYDORY」のジャケットのグラフィックと、同アルバムに収録されている「Oh! You Pretty Things」の歌詞をイメージしたオリジナルグラフィック。フロントや袖にあしらったプリントは、経年を感じさせる独特の雰囲気を醸し出している。1ドル紙幣をモチーフにした河村康輔とのコラボウェアもまた、コラージュアーティストの河村康輔とのコラボレーションによるロングスリーブTシャツも用意。フロントに配した1ドル紙幣をモチーフとしたグラフィックには、コラボレーションの証である“Saint Kawamura”のサインが描かれている。【詳細】■セント マイケル×デビッド・ボウイ発売日:2022年8月11日(木)販売店舗:全国のセント マイケル正規取扱店・「STATION」33,000円カラー:ホワイトサイズ:S~XXXL・「HUNKY DORY」36,300円カラー:BLACKサイズ:S~XXXL■セント マイケル×河村康輔 33,000円発売日:2022年8月11日(木)販売店舗:全国のセント マイケル正規取扱店カラー:ブラックサイズ:S~XXXL【問い合わせ先】セント マイケルTEL:03-5774-0733
2022年08月15日パコ ラバンヌ(paco rabanne)から、2021年クリスマスに向けたカプセルコレクションが登場。パコ ラバンヌ各取扱店にて販売される。“デヴィッド・ボウイ”着想のクリスマスパコ ラバンヌのクリスマスコレクションは、冬の煌めきやロックスターのデヴィッド・ボウイからインスピレーションを得たロマンティック×ロックな仕上がり。“夜空”や“星”のモチーフを落とし込んだ、煌びやかなバッグやアクセサリー、ウェアなどが揃う。ビジューが輝くゴールドバッグ複数のパーツを繋ぎ合わせた代表的なシリーズ「1969」からは、華やかなゴールドにビジューをあしらったミニバッグが登場。冬のシックな装いをゴージャスに格上げしてくれる。ゴールドチェーンのアクセサリーアクセサリーは、ダイナミックに華を添えてくれる大ぶりサイズで。チェーン状のネックレスやブレスレット、ピアスは、シンプルなデザインからパールやビジューをあしらった華やかなものまで、幅広くラインナップする。スターモチーフのウェアカーディガンやドレスなどのウェアは、神秘的な夜空を思わせる“星”モチーフで統一。シックなブラックをベースに、シャイニングなゴールドスターを配した。同柄の帽子やマフラーは、ギフトとしても喜ばれそう。ノルディック柄のニットジャンパーも、随所に星モチーフを。活気あるパープルカラーで、クリスマスの高揚感を表現した。【詳細】パコ ラバンヌ 2021年クリスマスカプセルコレクション※2021年11月中旬現在発売中。販売店舗:パコ ラバンヌ取扱店、公式オンラインストアアイテム例:・バッグ 125,900円・ネックレス 67,900円・カーディガン 83,500円・ニットジャンパー 97,650円【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2021年11月22日デヴィッド・ボウイのライブ映像を収めた映画『ジギー・スターダスト』が、2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開。名盤『ジギー・スターダスト』誕生50年&ボウイ生誕75年記念公開『ジギー・スターダスト』といえば、デヴィッド・ボウイをスーパースターに押し上げたロック史上に輝く名盤。5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」にデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバムだ。2022年は、そんな『ジギー・スターダスト』が発売されてから50年、デヴィド・ボウイ生誕75年というアニバーサリーイヤー。そんな記念すべき年に、『ジギー・スターダスト』ツアーの最終公演を収めたライブ映画『ジギー・スターダスト』の2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版を劇場で特別上映する。ボウイ生涯“最高のライブ”映像を収録映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年から1973年にかけてイギリス、アメリカ、日本で行った長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライブを映し出したドキュメンタリー。ボウイ自身も制作に関わっている。当時のステージ衣装には、ロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎(Kansai Yamamoto)が参加。監督はボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に名を残したアカデミー賞名誉賞受賞監督D.A.ペネベイカーだ。全曲の歌詞翻訳を含む字幕は、シュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎が務めている。名曲が聴ける予告編も予告編には、『気のふれた男優』『サフラジェット・シティ』『チェンジス』『スペース・オディティ』『君の意志のままに』『屈折する星くず』の演奏場面などを収録。中でも『チェンジス』を中心に据え、「変わるんだ 大人になっても変化しろ」というボウイのメッセージを強調した仕上がりとなっている。【詳細】映画『ジギー・スターダスト』≪2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版≫公開日:2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開監督:D.A.ペネベイカー出演:デヴィッド・ボウイ、ミック・ロンソン、トレヴァー・ボーダー、ウッディ-・ウッドマンジー字幕:寺尾次郎原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars1973年/イギリス/90分
2021年10月17日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ」を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。永遠のスターマンに捧げる、時のモニュメント。常に変化し続ける斬新なスタイルと比類ない音楽性で地球を席巻した不世出のロックスター、デヴィッド・ボウイの生誕75周年を記念したオフィシャル・ウォッチが登場しました。アラジン・セインの稲妻アートを再現した斬新なフェイス。“右目”からのぞく内部のムーブメントや稲妻の秒針が、熱い想いをかきたてます。時を告げるインデックスは、最後のアルバム★のイメージ。12時位置の★に煌めくダイヤモンドが、デヴィッド・ボウイの輝かしい軌跡を称えます。デヴィッド・ボウイの生年にちなみ、限定1947点で販売。裏蓋にエディションナンバーが刻印されます。「スターマン」のメロディを奏でるオルゴール付きスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。2021年10月15日(金)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ12時位置には★のマークとともにダイヤモンド1石をセット。アラジン・セインの稲妻をかたどった金色の秒針。4時から8時のインデックスは★のジャケットのモチーフをデザインしています。裏蓋にはジギー・スターダストのジャケットの裏写真と“Celebrating David Bowie’s 75th Birthday”の文字を印字。縁に限定1947点の証のエディションナンバーを刻印。バンドのバックルにも“DAVID BOWIE”の刻印が入ります。腕時計は天面に★のジャケットイメージをデザインしたスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。スペシャル記念ボックスの内側にはデヴィッド・ボウイの往年のジャケットアートがセットされています。内蔵のオルゴールが不滅の名曲「スターマン」のメロディを奏でます。アラジン・セインのジャケット写真を使用した解説入り認定書を添えてお届けします。■商品情報商品名:デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ価格 :49,800円(税込54,780円)限定数:1947発売日:2021年10月15日(金)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c)2021 The David Bowie Archive(R) Under license to Perryscope Productions, LLC/Epic Rights, LLC.■商品仕様【腕時計】材質 :ケース・バンド=ステンレス 裏蓋=ステンレス、ミネラルガラス 文字盤=真鍮、ダイヤモンド1石 風防=ミネラルガラスケースサイズ(約):直径39×厚さ11.5mm手首回り(約):S=15.5cm、M=17.5cm、L=19.5cmムーブメント:自動巻き(手巻きも可能)精度 :日差-25~+35秒駆動時間:最大巻き上げ時で約40時間防水性能:3気圧防水保証 :1年間品質保証生産国:日本【ボックス】材質 :木製(MDF)、平ガラス、レーヨン、ポリウレタン、鉄、真鍮サイズ(約):横15.8×縦11×高さ9.2cm曲名 :スターマン生産国:日本■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立 :昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日ロック界のスーパースターにして、稀代のアーティストでもあったデヴィッド・ボウイ。この世を去ってから5年が経ついまなお、多くの人の心で生き続け、各方面でさまざまな影響を与えています。そんななか、新たに誕生した映画『スターダスト』で描かれているのは、若き日のボウイ。そこで、こちらの方々に本作の見どころについて、お話をうかがってきました。主演ジョニー・フリンさん & ガブリエル・レンジ監督『スターダスト』メイキングより【映画、ときどき私】 vol. 417劇中でデヴィッド・ボウイを演じた俳優でミュージシャンのジョニーさん(写真・中央)と、ドキュメンタリー作品やTV映画を数多く手がけて高く評価されているレンジ監督(左)。今回は、ボウイの熱狂的なファンでもあるというおふたりに、ボウイの魅力や日本に対する印象について語っていただきました。―まずは、デヴィッド・ボウイのファンになったきっかけから教えてください。監督10代の頃、多くの人たちと同じように彼の大ファンになり、そこからすべてのアルバムを聴くようになりました。最初は音楽から入りましたが、大人になってから興味を持ち始めたのは、ボウイの人間的な部分。特に、自分をつねに生まれ変わらせようとする姿には、心をつかまれましたね。なかでも驚いたのは、あれだけ有名な人物であるにもかかわらず、彼の人生の初期段階についてはあまり知られていないところ。兄との関係や精神的な病を持ちやすい家系であること、病気に対する恐れを持ち続けていたことなど、ファンでも知らない方は多いのではないでしょうか。本作では、ボウイがたどっていたかもしれない悲劇的な影として兄の存在を描いていますが、そういった部分には、引き込まれるものがありました。演じるうえで興味深かったのは、ボウイと家族との関係デヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリン―では、ジョニーさんがボウイに惹かれたのは、どのようなところですか?ジョニーさん監督が話したことと重なってしまうんですが、僕にとっても興味深かったのは、家族との関係。ボウイも70年代にはあまりそういったことは語っておらず、自らその話題に触れ始めたのは、90年代くらいからだったと思います。この映画のなかでも描かれているように、彼はメンタルヘルスに対する恐怖があまりにも強かったため、語ることすらできなかったのです。そういった彼の姿は、僕にとっては準備の段階で重要なカギのひとつでもありました。当時は心の病には汚名を着せられている部分がありましたが、段々と理解をしようとする気持ちが世の中で高まってきているので、そういう意味ではいまの時代だからこそ響く物語になっていると感じています。ボウイのことを神のように慕っている人は多いと思いますが、そういった人でもこれほどのもろさを持っていたというのを知れることは大事なことかなと。それが彼のモチベーションとなっていたからこそ、あれだけの美しい音楽やアートを作れたんでしょうし、だからこそ私たちの心を動かすんだと思います。―なるほど。デヴィッド・ボウイといえば、親日家としても知られています。劇中でも装飾や衣装に日本の要素が垣間見れましたが、ボウイと日本との関係をどうご覧になりましたか?ジョニーさんこの作品のために監督とニューヨークで会ったとき、ちょうどボウイの展示会が開催されていたので、観に行ったことがありました。そこで目にした衣装から感じたのは、ボウイのなかに日本の影響がいかに色濃くあるかということ。彼は日本に対して本当に鋭い視点を持っていたんだと思います。僕はまだ訪れたことがありませんが、日本は行きたい場所のナンバーワンです。映画にもボウイが受けた日本の影響は取り入れている『スターダスト』のガブリエル・レンジ監督―ありがとうございます!ちなみに、劇中では浴衣のようなものを羽織っていらっしゃいましたが、着てみていかがでしたか?ジョニーさんほかの衣装もすべて気に入っていましたが、なかでもあの衣装はすごく着心地がよくて解放感があったので大好きな1着でしたね。俳優という仕事がおもしろいと思うのは、服を着ることで他人の人生を経験することができるところ。今回も素晴らしいドレスから女性用のブラウス、ヒール、そして日本の衣装までいろいろな服を着ることができました。それらを身につけているだけで、その人物が何をどう感じていたのかが肉体を通して感覚的に理解することができますからね。そういう意味でも、今回の衣装はどれも着るのが楽しいものばかりでした。―監督は演出するうえで、意識していたことがあれば、教えてください。監督確かに、当時の彼は熱狂的に歌舞伎にハマっていたこともあるくらいですからね。日本からは大きな影響を受けていたと思います。それは今回の映画のなかにも、取り入れているので注目していただきたいです。決められた物差しで自分を測らないのが魅力―劇中で、記者が本人に「デヴィッド・ボウイとは何者か?」と聞くシーンが非常に印象的でした。では、おふたりにとってデヴィッド・ボウイとは何者ですか?ジョニーさんおそらくボウイ自身も、この質問の答えはわからなかったんじゃないかなと思います。それくらいつねに自分を再生し続けていましたからね。あれほどまでに自分を見つめ、好奇心と探求心を持ち続けたアーティストは、ほかにはいないんじゃないかなと感じるほど。でも、そのおかげで私たちは彼からたくさんのレガシーをもらうことができたのです。さらに、彼がすごいのは新しいものや自分をワクワクさせてくれるものにもつねに敏感であること。亡くなる直前まで、いろいろなタイプの音楽に挑戦していましたよね。そんなふうに、彼は決められた物差しで自分を測ることをしなかったので、「デヴィッド・ボウイとは何者か?」という質問に自分でも混乱してしまったんでしょうね。でも、そのあとに「変化し続けることこそが自分である」と気がついたんじゃないかなと考えているところです。僕にとってもこの質問に答えるのは不可能ではありますが、だからこそ素晴らしい質問であるとも言えると思います。監督ジョニーがしっかりと答えてくれたので言うことはないけれど、唯一付け加えるとしたら、いまの問いに対する“謎”が少し明かされている部分こそがこの映画の見どころではないかなと。正直、この問いの答えを難しくさせているのは、何度も自分を変えている彼の生きざまそのもの。実際、彼はアルバムごとに新しいバージョンのデヴィッド・ボウイを発表していました。この作品では彼の“分身たち”が登場する前のデヴィッド・ボウイを描いていますが、それこそが何よりもおもしろいところだったと思います。大スターの内面を多くの人に見てほしい―最後に、日本で映画の公開を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。監督劇中で描いているのは、みなさんが知っている曲が世に出る前、つまりボウイが有名になって名声を手に入れる前ですが、それは彼のキャリアにおいては重要なターニングポイントのひとつでもありました。僕にとっても、彼の人生における大きな一章を描けたことは本当におもしろいことだったと思います。さまざまなマスクや人格を作り上げる前のボウイを見ることができる貴重なチャンスでもありますし、誰もが知る大スターの内面をとても親密に描いた映画に仕上がっているので、ぜひアイデンティティが確立する以前のボウイをみなさんにも見ていただきたいです。インタビューを終えてみて……。ひと言ひと言に、デヴィッド・ボウイに対する熱い思いが伝わってくるレンジ監督とジョニーさん。本作には、そんなおふたりの情熱も込められているのだと感じました。劇中では、ジョニーさんが自ら作った楽曲も披露されているので、こちらにも注目です。華やかな舞台裏の孤独と苦悩に心が動かされる!才能あふれる世界のトップスターとして、いまなお名をはせるデヴィッド・ボウイ。成功を手にするまでの苦悩や知られざる一面に触れることで、彼のアーティストとして、そして人間としての魅力をより深く感じることができるはずです。取材、文・志村昌美ストーリー1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッド・ボウイ。イギリスからアメリカヘ渡り、初の全米プロモーションツアーに挑もうとしていた。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやアンディ・ウォーホルとの刺激的な出会いがあるいっぽうで、つねに悩まされていたのは兄が抱える病。そして、いくつもの殻を破り、ついに彼は世界屈指のカルチャー・ アイコンとしての地位を確立する最初の一歩として、デヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間を迎えることに……。惹きつけられる予告編はこちら!作品情報『スターダスト』10月8日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:リージェンツ©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED. WILD WONDERLAND FILMS LLCAutumn de Wilde
2021年10月06日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを行うシーン。しかしイギリスから来た彼の知名度は乏しく、ボウイは観客に見向きもされず、彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンが困惑の表情を浮かべる姿が切り取られている。ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン自身が作曲した「Good Ol' Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイは「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、ジャック・ブレル、「クリーム」、「ザ・フー」、「ヤードバーズ」などのカバーを多く演奏していた。ガブリエル・レンジ監督は「当時のデヴィッドはルー・リードの大ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが見られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある」とコメント。そして「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨大なアメリカ文化を吸収していった。それをこの映画では描いている」と語っており、アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅力が詰まったライブシーンとなっている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月24日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』。本作でメガホンをとるガブリエル・レンジ監督のインタビューと、渡米したシーンの場面写真、メイキング写真が到着した。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイが、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日を描いた本作。ガブリエル・レンジ監督は、世界的スターであるデヴィッド・ボウイの物語を描いた経緯について、「私は子供のころから、デヴィッド・ボウイに魅了されていました。全てのレコードを買うほど音楽に夢中になり、そしてインタビューや自伝を全て読み、音楽だけでなく彼の人間性にも惹かれるようになりました」と、もともとボウイの大ファンであったことを告白する。続けて「もともとは、ボウイとイギー・ポップがベルリンで一緒に暮らしていた時代の伝記映画の脚本を書いていました。しかし音楽の権利の問題でそれが進まなくなってしまった。そうした時に、別のボウイの映画を撮ろうとしているプロデューサーを紹介されて、ボウイがアメリカをツアーで回る脚本を渡されました」と本作に出会った経緯を説明した。「私はその物語をとても気に入りました。そこに、ボウイの兄のこと、そして精神的な問題のことなど、ボウイの内面に迫る部分を加え、この作品が完成しました」とふり返った。過去に『大統領暗殺』(07)、『背徳の預言者 ウォレン・ジェフス』(14)と、いずれも実際の出来事を素材とした作品を製作してきたガブリエル監督。本作については、「この映画の場合、大事だったのはデヴィッド・ボウイにとっての真実を描くということでした。すべての事実の辻褄があっていることがその人にとっての真実だとも限らないと思います。その人物の内面の真実を表現できるかが重要です。デヴィッド・ボウイにとってそのような作品になっていれば嬉しく思います」と明かしている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月13日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生の物語を描いた『スターダスト』から場面写真が解禁。若き日のデヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリンからコメントも到着した。本作で描かれるのは、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、キャリアのターニングポイントにして、世界屈指のカルチャー・アイコンとなる直前の物語。デヴィッド・ボウイ役を演じるのはミュージシャンとしても活動し、アン・ハサウェイ主演『ブルックリンの恋人たち』、アニャ・テイラー=ジョイ主演『EMMA エマ』などに出演してきたジョニー・フリン。デヴィッド・ボウイの大ファンでもあるというフリンは、「後にその時代の象徴となる人物の駆け出しの時期を知ることにミュージシャンとして、俳優として、語り手としてとても興味がもてた」と言う。「多くの人に影響を与えた人物が、ブレイクする直前、彼はどこで何をしていたのか?この脚本は彼が渡米した数カ月間にフォーカスしているところが面白い。それは彼にとってとても大事な期間だった。そこで彼はジギー・スターダストの基となる材料を集めることとなり、結果アーティストとしてのブレイクへと繋がっていく」と脚本に惹かれた理由を語っている。併せて解禁となった場面写真では、”ジギー・スターダスト”となったデヴィット・ボウイの華やかなステージの写真のほか、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに回るブレイク前のボウイの姿を切り取ったもの。また、盟友ミック・ロンソンや妻アンジーの姿も見ることができる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年08月11日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と彼の最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”の誕生を描いた映画『スターダスト』が10月8日(金)より公開されることが決定し、併せてメインカットが解禁された。1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッドはイギリスからアメリカへ渡り、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに挑む。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。アメリカで、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、アンディ・ウォーホルとの出会いに刺激を受けたデヴィッドは、自身を悩ませる兄の病気やいくつもの殻を破り、やがて世界屈指のカルチャー・アイコンとしての地位を確立する最初の一歩を踏み出す。アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日のデヴィッド・ボウイを描き、“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を紐解いていく。今回解禁されたメインカットは、スポットを浴びるデヴィッド・ボウイの後ろ姿をとらえた1枚。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の壮大なドラマを予感させる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月09日リリーブラウン(Lily Brown)は、デヴィッド・ボウイとのフィーチャリングコレクションを、2021年4月30日(金)よりリリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップにて発売する。今回のフィーチャリングコレクションでは、デヴィッド・ボウイのキャリアからインスピレーションを受けたデザインのTシャツやトートバッグが登場。音楽のみならず、ファッションやアートにも影響を与えた彼の世界観をアイテムに落とし込んだ。なお、トップスは全型、ブランド初となるメンズサイズも展開。ジェンダーレスに楽しむことができる。ヴィンテージ風フォトプリントTシャツシンプルな白地のハーフスリーブTシャツには、フロントやバックにデヴィッド・ボウイ自身のフォトプリントをオン。モノクロのプリントでヴィンテージライクに仕上げた。袖部分のさりげない“BOWIE”ロゴなど、ディティールにも注目だ。ブルー×グリッターの大胆ロゴでロックテイストにデヴィッド・ボウイの代表的なロゴデザインを大胆にあしらったTシャツも登場。鮮やかなブルーのグリッターロゴが思わず目を引く、インパクト大なデザインが魅力だ。これ1枚でロックなスタイルを楽しめる。ワールドツアーのアートワーク使用したロングスリーブ&トートもロングスリーブTシャツと巾着型のトートバッグには、2003・2004年に行われた大規模なワールドツアー「A Reality Tour」のアートワークを採用。一部“反転”したロゴデザインでアーティスティックな印象となっている。【詳細】リリーブラウン×デヴィッド・ボウイ発売日:2021年4月30日(金)販売店舗:リリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップ※一部店舗は臨時休業中の場合あり。事前確認を推奨。アイテム価格例:・フロントプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・バックプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・グリッターロゴTシャツ(ダークグレー) 6,930円(税込)・オーバーサイズロゴロングTシャツ(ホワイト/ブラック) 7,920円(税込)・ロゴバッグ(ホワイト/ブラック) 4,620円(税込)※ウェアは全て0、1サイズ展開(サイズ1はメンズ着用可)
2021年05月01日映画『アメリカン・ユートピア』がTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他にて近日公開。デイヴィッド・バーンのアルバム「アメリカン・ユートピア」が原案映画『アメリカン・ユートピア』の原案となったのは、元トーキング・ヘッズのフロントマンでグラミー賞受賞経験のあるデイヴィッド・バーンが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」。同作品のワールドツアー後、2019年秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台がスタートした。監督にスパイク・リーそんなブロードウェイ・ショーの映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーン自身が『ブラック・クランズマン』の監督 スパイク・リーに声を掛け、映画化が実現。バーンのライブ映画は、トーキング・ヘッズ時代にも『ストップ・メイキング・センス』が作られたが、今回は全く新しいスタイルのライブ映画が完成した。劇中のステージに現れるのは、様々な国籍を持つ11人のミュージシャン。アルバム「アメリカン・ユートピア」の収録曲やトーキング・ヘッズ時代の代表曲など全21曲を披露しながら、現代社会におけるあらゆる問題について問いかける。作品詳細『アメリカン・ユートピア』公開日:近日公開※2021年5月7日(金)~TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイント他にて公開予定だったが延期。※一部劇場では公開日が異なる場合あり。監督:スパイク・リー製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世2020年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/原題:DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA/字幕監修:ピーター・バラカンユニバーサル映画配給:パルコ宣伝:ミラクルヴォイス
2021年04月22日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、「トーキング・ヘッズ」の人気ナンバーでもある「Once In A Lifetime」の演奏シーンが解禁された。今回解禁された本編映像では、マリオネットのように踊るデイヴィッド・バーンのパフォーマンスで幕を開ける。イントロが流れると観客は湧き上がり、カメラはスポットライトを浴びながら語りかけるようなデイヴィッドの姿を映し出す。そしてサビに入ると11人のミュージシャンたちが合流し、1列に並んで迫力のパフォーマンスと美しいハーモニーを披露する。ステージの真上や後方からノリノリの観客の様子も映し出され、会場が一体となったグルーヴ感溢れる映像に仕上がっている。この「Once In A Lifetime」は、NMEが選ぶ「史上最高の曲500」で30位に選ばれた楽曲。1980年に発表されたブライアン・イーノがプロデュースした「トーキング・ヘッズ」の4thアルバム「リメイン・イン・ライト」に収録されている。このアルバムはローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年)で39位に選出され、日本でもマイ・フェイバリットに選ぶミュージシャンも多い。故・今野雄二氏が「原始と原子の火花散る出会い」と評したニューウェイブとアフリカンミュージックが融合した、時代を超えて愛される1枚だ。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月19日元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンで、グラミー賞受賞アーティストのデイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを獲得したスパイク・リー監督がコラボレーションした映画『アメリカン・ユートピア』。この度、新たな場面写真とともに、2人の対談の模様が明らかになった。▼「互いに憧れの存在だった」1986年の出会いから2020年、初のコラボへHBO公式YouTubeチャンネルにて配信されたデイヴィッド・バーンとスパイク・リーの対談動画で、2人は出会いについて語っている。ともにニューヨークを拠点に活動してきたが、出会いについては「よく覚えていない」ものの、「互いに憧れの存在だった」という。スパイク監督は「初期のアルバムからのファン」だそうで、デイヴィッドにとっては「『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』が私にとって大きなインスピレーションになりました」という。それから数年後、デイヴィッドはスパイク監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』のプレミアに招待される。「これが『今』だ、と思いました。この映画はこの時代そのものだと。私たちは何度もすれ違っていますが、今回の『アメリカン・ユートピア』を映像化することを考えた時に、スパイクに連絡を取ることは決して突飛なことではなかったんです」と、80年代のニューヨークでの出会いから長い時間を経て、今回初のコラボレーションに至るまでを語った。一方、ブロードウェイの「アメリカン・ユートピア」の映像化を打診され、デイヴィッドに招かれてショーを見たスパイク監督は「ステージ上で脳みそを持つあなたをみて『なんだこれ!?』と思いましたよ(笑)」と言う。「そしてミュージシャンたちがステージに上がってくるのを見ました。振り付けがすごい!参加したいと思いました」と初見の衝撃を語っている。▼ライトを当てれば飛び出すミディアムグレーのスーツ――アメリカン・ユートピアのスタイルとは全員揃いのスーツに裸足という印象的なスタイルがこのショーの特徴だが、「私は照明デザイナーのところへ行き『スーツの色は何色にする?』と尋ねました」とデイヴィッドはふり返る。「すると『ミディアムグレー。照明を消せば消えてしまう。ライトを当てれば飛び出す色』ということで最終的には決まりました。それを見て、“このバンドにビジネスシューズは似合わないな”と思い、“よし、裸足になろう!”と言ったんです」。配線を廃した、“何もない”舞台セット。そうすることで人間の肉体がフォーカスされ、照明演出も相まって舞台芸術の極みへと誘う。「そういえば聞いていませんでした、『デイヴィッド・バーンのアメリカン・ユートピア』このタイトルの意味は?ユートピア、平和と愛。つまり魔法の世界」とスパイク監督が尋ねると、デイヴィッドは「そう。でも明らかに私たちはユートピアには住んでいません。しかし、私はこれを実現できるという証拠を示しているのです。スピーチする必要はない、ただ見てくれればいい」と応じている。▼インディペンデント映画の出現「それは私にとってとても刺激的なことでした」「あの頃はエネルギーに溢れていました。僕の2年先輩にジム・ジャームッシュがいて、NYUの映画学科で『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を撮りました」とスパイク監督が語ると、「そう、ジムの映画。そしてあなたの『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』。大きな刺激を受けました。この人たちは何か新しいことをやっていて、更に自分たちの手でやっている。商業システムではなく『私は映画を作るつもりだ、そして私が思い描くようにやるつもりだ』と言ったのです。それは私にとってとても刺激的なことでした」とデイヴィッドが続ける。さらに、「NYUではジムが2年先輩、同じクラスにはアン・リーがいました。ジムが『ストレンジャー・ザン・パラダイス』をヒットさせたときには『これはいける』と思いました。彼がやったことは全て『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』でやりましたね。カンヌに行ったり、映画祭に参加したり。インディペンデント映画監督になるための基礎を築いてくれた」とスパイク監督。「わたしにとってニューヨークの素晴らしさとは、アーティストたちでした。でも今日、彼らはニューヨークに住む余裕がない」とも明かす。デイヴィッドもかつて300ドルの家賃の家に3人で住んでいたそうだ。「最初のアルバイトは東34丁目の映画館。この街に来たばかりでしたが気に入っていたし楽しかった。たまに映画を会社に届けることもありました。次の週の映画のフィルムを取りにいくんです。客はこれにお金を払っているが、わたしは給料をもらっている。そして給料をもらいながら、このニューヨークを見ることができる。ありがたかったですね」と、同時代に過ごしたニューヨークでの青春に思いを馳せていた。『アメリカン・ユートピア』は5月7日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・ユートピア 2021年5月7日よりTOHOシネマズ シャンテ・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2021年04月05日英国王立造幣局が「ミュージック・レジェンズ」(音楽の伝説)コレクションの第3弾として、故デヴィッド・ボウイの記念硬貨を発行した。第1弾はクイーン、第2弾はエルトン・ジョンだった。ボウイの記念硬貨の金額は素材や貨幣の金額により異なり、13ポンド(約1800円)から72915ポンド(約1000万円)。デザインはベルリンに住み録音を行っていた時代のボウイの横顔を中心に、背景には多数の星と「アラジン・セイン」時代の象徴である稲妻模様が描かれている。異星からやってきた架空のロックスター「ジギー・スターダスト」をテーマとした同名アルバム、「Space Oddity」「Starman」「Life On Mars?」などの宇宙との結びつきが強い作品を多数リリースしたボウイ。王立造幣局はそんな彼を称えるために、記念硬貨の1枚を気球に乗せて宇宙へと送り出した。硬貨はたった1枚で高度35656メートル、地球の大気圏に45分間“滞在”した後、無事にイギリスへと帰ってきた。この硬貨は王立造幣局のFacebookでボウイのファンにプレゼントされるという。王立造幣局によると、イギリスの硬貨が宇宙に飛び立ったのは今回が初めてで、その様子を収めた動画を公開している。ボウイは2016年1月、がんのため69歳で死去した。(Hiromi Kaku)
2020年12月08日映画『LETO -レト-』が、2020年7月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。ボウイ&イギーポップなど80年代ロックの名曲が彩る青春バイオグラフィ第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、<カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞>を受賞した映画『LETO -レト-』。80年代文化統制下のソ連・レニングラードを舞台に、デヴィッド・ボウイ「すべての若き野郎ども」やイギー・ポップ「パッセンジャー」、T・レックス「Broken Hearted Blues」など、70~80年代のロックシーンを代表する名曲で彩る青春映画だ。物語のモデルとなったのは、ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、その妻ナターシャの3人。規制の中で“自由”と“音楽”を追い求めた若者達が、ロックスターたちの名曲を次々とカバー。まるでミュージカルのようなユニークな映像で展開される。監督は、前衛的な芸術家キリル・セレブレンニコフ。無実の容疑で国に拘束され、現在もロシア政府の監視下に置かれる自宅軟禁中に本作を完成させている。ストーリーときは1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラードでは、L・ツェッペリンや T・レックスなど西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。その最前線で人気を博していたバンド「ズーパーク」のリーダーであるマイクのもとにある日、ロックスターを夢見るヴィクトルが訪ねてくる。彼の才能を見出したマイクは、共に音楽活動を行うようになるが、その一方で、マイクの妻ナターシャとヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた…。【詳細】『LETO -レト-』公開日:2020年7月24日(金)監督:キリル・セレブレンニコフキャスト:ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク配給:キノフィルムズ/木下グループ
2020年06月29日モレスキン(Moleskine)は、「不思議の国のアリス」「スター・ウォーズ」「星の王子さま」「ドラえもん」とコラボレーションしたダイアリーや「デヴィッド・ボウイ」のノートブックを2019年10月21日(月)より順次発売する。2020年限定ダイアリー2020年の限定ダイアリーとして、多彩なアイコンとコラボレーション。それぞれ、デイリーとウィークリー、ポケットサイズとラージサイズのバリエーションを用意する。不思議の国のアリス「不思議の国のアリス」のダイアリーは、表紙や内側に、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』から引用したメッセージやオリジナルイラストレーションがあしらわれている。ペーパーバンドは、裏返すと切り取って作成できるアリスの指人形になっており、遊び心に溢れたデザインに仕上げている。カラーは、パープル、イエロー、ブルー、グリーンを揃える。星の王子さまノスタルジックなデザインが魅力の「星の王子さま」のダイアリー。物憂げに星をじっと見つめている星の王子や、周りに花が咲き、夢見心地の星の王子などが描かれている。本の裏には引用したフランス語の格言が隠されていたり、エンドペーパーの両面に星の王子さまのグラフィックが描かれていたリと、ディテールまで作品の世界観を詰め込んだ仕上がりとなっている。スター・ウォーズ「スターウォーズ」限定版ダイアリー/プランナーのコレクションでは、オリジナルのムービーから引用した、エンパイアの「デススター」と「タイファイター」の殺風景なテクノロジーを描いたモデルと、反乱同盟軍のラフな外観の「ミレニアム ファルコン」と「Xウイング」を描いたタイプの2種を用意。ダークサイドとジェダイ、それぞれを象徴するデザインとなっている。エンドペーパーやペーパーバンドB-Side、付属のシールに施されたグラフィックにも注目だ。ドラえもん「ドラえもん」シリーズは、ウィークリータイプのみ展開。ライトブルーの表紙にドラえもんと、ドラえもんの道具を並べた、ポップなデザインが魅力。鮮やかな黄色のゴムバンドが映えるホワイトとライトブルーの2色を展開する。デヴィッド・ボウイ コレクション「デヴィッド・ボウイ コレクション」では、デヴィッド・ボウイのアイコニックなアルバム『ジギー・スターダスト』『ブラック スター』に着想を得たノートブックとコレクターズボックスを発売。コレクターズエディションでは、真っ赤なスリーブにデヴィッド・ボウイのアートワークを配したボックスが収められており、その中に白と赤を基調とした『ジギー・スターダスト』のノートブックが入っている。【詳細】モレスキン コラボレーション発売日:2019年10月21日(月)※商品によって発売日は異なる。■2020ダイアリー限定版「不思議の国のアリス」「スター・ウォーズ」「星の王子さま」「ドラえもん」・〈デイリー〉 ポケットサイズ・ハードカバー 3,300円、ラージサイズ・ハードカバー 4,300円・〈ウィークリー〉 ポケットサイズ・ハードカバー 2,800円、ラージサイズ・ハードカバー 3,800円※「ドラえもん」はウィークリーのみ。■デヴィッド・ボウイ コレクションラージサイズ・ホワイト・横罫・ハードカバー 3,500円、ラージサイズ・ブラック・横罫・ハードカバー 3,500円、コレクターズエディション・横罫・ハードカバー 4,900円
2019年10月24日エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイの誕生日である1月8日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyではそれぞれの代表曲を集めた「THIS IS」シリーズのプレイリストが公開された。“キング・オブ・ロックンロール”エルヴィス・プレスリーは、没後40年以上となる現在も1,700万人以上の月間リスナー数を誇る。時代を超えて愛されているクリスマスソングも多いため、毎年ホリデーシーズンには「Blue Christmas」や「Here Comes Santa Claus」などの曲を通じ、世界中に新たなリスナーを増やし続けている。世界のSpotifyリスナーに最も聴かれているエルヴィスの曲は、「Can’t Help Falling in Love」、「Jailhouse Rock」、「Blue Christmas」、「Suspicious Minds」、「Hound Dog」の順。国別ではアメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリアの順でリスナが多い。一方、2016年に他界したデヴィッド・ボウイも月間リスナー数1,100万人を超えるなど根強い人気。その楽曲はヒップホップをはじめとする様々なアーティストにサンプリングされていることもあり、10代から60代まで幅広い世代に聴かれている。最も聴かれている上位5曲は「Heroes」、「Space Oddity」、「Life On Mars?」、「Starman」、「Rebel Rebel」の順。
2019年01月21日英国の画家デイヴィッド・ホックニー(81)の絵画が米国時間15日、ニューヨークのクリスティーズでオークションにかけられ、9030万ドル(約102億3135万円)で落札された。これは、存命中の画家の作品としては史上最高額だとUSA TODAYが報じている。ホックニーはプールを題材とした絵画を多く手がけている。今回クリスティーズに出品されたのはそのうちの一つで、1972年に描かれた「芸術家の肖像画 – プールと2人の人物 – [Portrait of an Artist (Pool With Two Figures)] 」というタイトルの作品。USA TODAYはクリスティーズの戦後・現代美術部門のチェアマンであるアレックス・ロッターが「人々がホックニーの絵に望む全ての要素が、この作品には存在しています」と9月にコメントし、推定落札価格を8000万ドル(約90億円)としていたことも報じている。
2018年11月16日ドキュメンタリー映画『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』が、2019年1月5日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国の劇場にて順次公開される。60’sロンドンに焦点を当てたドキュメンタリー『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞を受賞した英国の名優マイケル・ケインがプロデューサー&プレゼンターを務める本作は、1960年代のロンドンに焦点を当てたドキュメンタリー映画。名優マイケル・ケインが華の時代をナビゲートプロデューサーも同時に務めたケインは、「マイケルや彼の仲間たちがイギリスの階級に支配された社会を先頭に立って非難し、どのように新たなポップカルチャーが生まれたてきたのか。彼らや60年代に対して大きな恩義を感じているのは、私だけではないはず。」と語るデイヴィッド・バッティ監督と共に、6年がかりで50以上のインタビュー撮影を敢行。イギリスを代表するカルチャーアイコンが集結イギリスを代表するザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーといった大物ミュージシャンをはじめ、日本でも一世を風靡したモデルのツィギー、彼女の代名詞とも言えるミニスカートやカラータイツの発案者であるマリー・クヮントといったカルチャーアイコンに取材。ジョン・レノンやデイヴィッド・ボウイら、数多くの伝説的パイオニアたちの貴重なアーカイブ映像と合わせて、光溢れる60年代当時の生々しい感覚を体験出来るような作品となっている。作品情報映画『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』公開日:2019年1月5日(土)監督:デイヴィッド・バッティプレゼンター・プロデューサー:マイケル・ケイン出演:マイケル・ケイン、デイヴィッド・ベイリー、ポール・マッカートニー、ツィギー、ローリング・ストーンズ、ザ・フーほか原題:MY GENERATION字幕監修:ピーター・バラカン
2018年10月15日火曜日(現地時間)、故デヴィッド・ボウイが1963年、16歳のときに録音した未公開のデモテープがオークションにかけられ、約4万ポンド(約600万円)で落札されたという。予想落札価格は1万ポンドとみられていたため、約4倍の価格がついたことになる。「BBC」によれば、このデモテープはデヴィッドがまだ本名“デヴィッド・ジョーンズ”として、最初のバンド「The Konrads」時代に録音されたもの。録音は18分に渡り、「I Never Dreamed」という楽曲が収録されている。デヴィッドはバンド内でサックスを担当していたが、このデモテープを録音するにあたり、初めてボーカリストのポジションに就いたそうだ。しかし、イギリスのレコード会社「デッカ・レコード」により却下され、日の目を見ることはなかった。同バンドのドラマーだったデヴィッド・ハドフィールドが自身のロフトで発見し、「オメガ・オークション」への出品に至った。ハドフィールドは、「当時デヴィッドは歌手になろうとは思っていなかった。世界で通用するサックス奏者になりたかったんだ。だけど、ぼくらのエージェントで、ローリング・ストーンズのマネージャーをしていたエリック・イーストンが、デッカのオーディションのためにデモテープを作らせんだ。そのとき、デヴィッドが歌手に挑戦したんだよね」と語っている。デモテープと一緒に出品されたボウイが描いたスケッチとバンドの書類は17,130ポンド(約250万円)、バンドの1963年のポスターは6,600ポンド(約95万円)で落札された。(Hiromi Kaku)
2018年09月12日ロエベ(LOEWE)より、アメリカ人アーティスト デイヴィッド・ヴォイナロビッチの作品をフィーチャーした限定版Tシャツが登場。2018年6月初旬より、カサ ロエベ 表参道店、ロエベ 銀座店、ドーバーストリートマーケット銀座店、ロエベ公式オンラインにて発売される。作家、映画制作者、活動家、芸術家…と、生前マルチな分野に身を投じたデイヴィッド・ヴォイナロビッチ。エイズと診断された後の彼の作品には、"エイズ危機"をテーマとした挑戦的なアートが描かれ、当時は多くの物議を醸し出した。今回展開されるTシャツに選ばれたデザインは、そんなデイヴィッド・ヴォイナロビッチが晩年に制作した4つの作品。モノトーンのグラフィックから、写真を取り入れたアートデザインまでが、高級コットンのクルーネックTシャツとそのパッケージにもプリントされる。なおTシャツの売上は、「ビジュアル・エイズ」に全額寄付される。【詳細】ロエベの限定チャリティTシャツ発売時期:2018年6月初旬取扱店舗:カサ ロエベ 表参道店、銀座店、ドーバーストリートマーケット銀座店、ロエベ公式オンラインショップ価格:14,455円(税込)※世界400枚限定販売【問い合わせ先】ロエベ ジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2018年06月04日今から30年以上も前、冷戦時代のドイツで「ベルリンの壁」をすり抜け、西ベルリンからラディカルな音楽が禁止されていた東ベルリンに、“パンクミュージック”を密輸していた男が存在する。Be inspired!の姉妹メディア「HEAPS MAGAZINE」で昨年まで連載をしていた、マーク・リーダーだ。2月に彼が来日し、東京と京都で開催される音と光を実験的な表現で探索するフェスティバル『Berlin Atonal』に参加することが決定した。一歩間違えたら秘密警察に連行されるという危険を犯して、“正義感”で音楽を密輸してきた男は、日本に何を運んでくれるのか?今回のイベント『Berlin Atonal』を共催するHEAPS MAGAZINEからの告知文は以下。*****立ち入り禁止のフェンスをおもしろ半分によじ登っちゃいました、借りてきたCDをこっそり自分用にコピっちゃいました、どころの話ではない。冷戦時代のドイツで「ベルリンの壁」をすり抜け、禁じられていた音楽を詰めこんだ「カセットテープ」を東に「密輸」しちゃいました。一歩間違えれば秘密警察に連行される危険を冒した(それも正義感から)、命知らずな男がいる。イギリス人音楽プロデューサー/DJ/ミュージシャンのマーク・リーダーだ。昨年に完結したHEAPSの連載で、はじめてその存在を知ったみなさんも多いことと思う。その渦中の“音楽密輸人”、来たる2月16日(金)・17日(土)に京都と東京の二都市で開催されるベルリン発の音楽・アートフェスティバル「Berlin Atonal(ベルリン・アトーナル)」主催のトーク/クラブイベント「New Codes」に出演することが決定した。貴重な当時のベルリン話とドキュメンタリー映画、DJセットをいそいそと担ぎ、もうすぐ音楽密輸人が日本の税関をすり抜ける!(今回は密輸はしません)『B-Movie:LUST & SOUND IN WEST-BERLIN 1979 – 1989』 – 公式トレイラー※動画が見られない方はこちら※2月17日(土)第一部:上映会&トークショーのみ、Berlin AtonalとHEAPSとの共同開催です。※マーク自身が記録したドキュメンタリー映画『B-MOVIE』は、フェス、音楽イベントの開催と一緒にしか流すことができないという制約あり。この機会にしか見れない貴重な映像に、プ・ラ・ス、マーク本人にも会えるスペシャルな上映会&トークショーです!国境警備隊・秘密警察を出し抜いた「マーク・リーダーの偉業」を簡単に振りかえる東ベルリンは、世界一入場規制が厳しい“ナイトクラブ”のようだったラディカルな音楽が禁止されていた東に“パンク”を運んだ男、マーク・リーダー(Mark Reeder)にしか発せられない言葉だ。冷戦時代、ドイツが東西にわかれていたころの話である。一夜にして有刺鉄線が張り巡らされ、着々と建設された3メートルの「ベルリンの壁」が自由な西と制限のある東を分断。ソ連でビートルズが禁止されていたように、東では西の先進的な音楽は禁じられていた暗黒の時代だ。20歳のときに「クラウト・ロック*1」と「デイヴィッド・ボウイのベルリン移住」に刺激され、故郷イギリス・マンチェスターから鉄道に乗り、ヒッチハイクし、“普通が普通でない”ベルリンへとたどり着いたマーク。真昼間からパブでトランスジェンダーに出会ったり、取っ手が欠けたスープボウルに注がれたコーヒーをすすったり、到着して数日後には東ベルリンで不味いキャベツ料理を食したり、驚きと興奮でベルリンを体感していた。同時に、音楽人としても本領発揮。マンチェスターのレコードレーベル特派員として西ベルリンのラジオに故郷のバンドを売り込み、西ベルリンのナイトシーンにも頻繁に出入り。その傍ら、マークは誰に頼まれるわけでもなく「豊かな西の音楽を東に届けなくては!」と使命感に駆られ、前代未聞の暴挙に出ていた。その暴挙を少しだけ紹介する(連載で知っている人は飛ばしてくれ)。(*1)西ドイツ生まれの前衛的・実験的音楽。Kraftwerk(クラフトワーク)やCan(カン)、Neu!(ノイ!)みたいなバンドが操るキテレツでプログレッシブな音が特徴。若かりし頃のマーク1. “カセットテープ密輸中毒”になる国境をすり抜けるスリリングさに、ハマってしまったのでしょうか。当時の東では、ロックレコードを手に入れるのは至難のワザだ。エレキが市場に出回っていない。バンド演奏するためには適性検査に合格しなければならない。どんどん型破りになる西の音楽シーンに比べ、東の規制は依然変わらず、国営レコードや検閲にパスした音楽だけがラジオの電波を独占していた。そこでマーク、西ベルリンのアパートでせっせとパンクやらディスコやら前衛音楽やらをカセットに詰め込み、先進的な音楽が禁じられた東に幾度となく“密輸”。目をギラギラ光らせる国境警備隊の関門を突破し(見つかったらブラックリスト入り)、東の友の手へと届けた。あのペット・ショップ・ボーイズの未リリース曲が東の隠れゲイディスコで流れたこともあった!どこに隠したかはいまでも明かせないらしい(今回、こっそり聞いたら耳打ちしてくれるだろうか)。2. 東の教会での違法パンクライブを成功させる「パンク」が禁じられた東の「神聖な教会」で「違法パンクライブ」を成功させてしまったのである。字面だけでもパンチがあるが、やっていることはパンチ以上の問題ではない。西のパンクバンドの音を東に伝えたい、と彼らと国境を突破し、教会の神父を説き伏せ、かき集めた楽器で極秘ライブをアレンジ。3. エレクトロ、シンセポップ、テクノシーン。ベルリンの音楽と世界各地の架け橋に西のディスコで流れていたハイ・エナジー*2のテープをバーナード・サムナーに渡していなかったらニュー・オーダー*3の『ブルー・マンデー』はおそらく生まれていなかっただろう西ベルリンの音を英バンドの耳にいち早く届けたり、東のパンクバンドを英音楽番組で紹介したり、壁崩壊後にはベルリン・テクノシーンの初期レーベル「MFS」を創設しミュージシャンをプロデュース、国際的ヒットをとばした。デペッシュ・モード、日本のバンド・電気グルーヴなど世界的バンドのリミックスも手がけ、現在ではイギリスや中国などの若手バンドのプロデュースも精力的に行っている。ベルリンの代表的な「テクノカルチャー」の根源に、マークあり。東西が統合された新生ベルリンにおいて電子音楽の普及に務め、その音楽が再び他国と電子音楽と影響し合う架け橋となった。(*2)80年代初頭にロンドンのゲイディスコ・シーンで生まれたエレクトロニック・ダンスミュージック。(*3)イギリス・マンチェスター出身のエレクトロ・ダンス・バンド。「新しいサウンドの可能性を探求せよ」実験的クリエイションの仕掛け人Berlin Atonal…ついついマークの紹介が長くなってしまった。社会に変革をおこそうとユニークなムーブメントを追うHEAPSにとって、アンダーグランドシーンに棲息し、突飛なアイデアと反骨精神、それを突き通す精神力でベルリンの、いや世界の音楽史に影響を与えたマークは、いわば師匠とも呼べる存在。現在では“低音響くテクノクラブ”のイメージがあるベルリンにも、音楽が自由に鳴り響いていない区域のある時代があった。規制や法を破ってまでも文化や表現の自由を救おうとするマークのピュアさ、タフさ、そして音楽のためなら身を粉にする献身(どこまでも突っ走る音楽狂ぶり)に脱帽した。と同時に、既存の文化や体制にとらわれないカウンターカルチャー精神が流れるHEAPSにこの上なく嵌った人物だと、我々は歴史の先端から坂向くように追っていたのである。Berlin Atonal 2017 © Camille Blakeそして、そのマークと同様のメンタリティを持つのが、今回のイベント主催者「Berlin Atonal(ベルリン・アトーナル)である。新しい音楽の良さを聞き分ける耳と、失敗を恐れない果敢なチャレンジ精神を持ち、「まだ誰も良いと言っていない音楽やアート」の創造的表現を実験的な創作を支えたい、継承しようと動く。ベルリン・アトーナルとは、壁がまだあった頃の1982年、西ベルリンではじまった音と光の実験的フェスティバル。初公演は、パンキッシュなクロイツベルク地区のライブハウスSO36にて。アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンやマラリア!などの前衛的な西ベルリンバンドが実験性を爆発させた。それから4回にわたって開催されてきたが、6回目の開催を前に主催者のディミトリ・ヘーゲマンが休止を宣言、テクノこそが新たな時代の音楽だとクラブ「Tresor(トレゾア)」を創設。アトーナルは長い休止期間に入ってしまった。その後トレゾアはベルリン・テクノを確立し、ベルリンのクラブカルチャーを形成することになる。が、同時にテクノは徐々にマスに受け入れられる音楽となっていく。前身アトーナルがノイバウテンらをステージに立たせたその挑戦的な目線、成功するかわからない音と光、創造の化学反応実験が、いま必要だ。23年の年月を経て、2013年にベルリン・アトーナルは復活した。「有名でないアーティストを2000人の観客の前で演奏させる」「フェスディレクター自身も未見のパフォーマンスを遂行させる」「完成度の高いエンターテーメントではなく、未完成・未知数領域の“実験”のスリルを楽しむ」「成功するだろうとコンフォートゾーン(楽な領域)にいたら、文化や創造性は衰退してしまわないか」常識や既成を鵜呑みにせず、必要であればそれを壊すことさえ躊躇しない。音と光、芸術、スペースを実験的・先進的な表現で探索し、まっさらな新しい音楽のあらゆるアイデアや可能性のプラットフォームをあたえる。音楽フェス大陸・ヨーロッパでも、その個性と精神性で唯一無二のポジションを獲得、堂々鎮座するのが、ベルリン・アトーナルなのである。そのベルリン・アトーナルが来月東京・京都で開催するクラブイベント「New Codes(ニュー・コーズ)」に、マーク・リーダーを呼ぶ!型破りなマークとアトーナルが連携して生まれるイベントとは一体どんなものになるのか…。アバンギャルドなアプローチで新たな芸術表現・カルチャーを切り拓く両者の熱量を、細胞レベルで感じてみたくないか?Berlin Atonal 2017 © Camille BlakeMEET HEAPSとは?HEAPS / Be inspired!で取り上げた取材対象者を日本へ呼び、実際に会って確かめてもらうコンセプトのイベントシリーズです。Experience Studio(再現イベント)、Public Interview Studio(公開インタビュー)の二つのイベントから構成されています。このイベントシリーズの特徴は、読者のみなさんと共創しアクションをする場を作ることと、参加者が新しい概念や多様な意見をミッションとして社会に広めること(発信すること)です。そのため、イベントは写真、動画、録音取り放題、拡散し放題という形式をとっています。メディアでありながら、メディアを疑って欲しいと考え、「見て、確かめて、発信する場」として提供します。ネガティブな意見があったとしても“それでいい”、というか、“それがいいい”!多様な意見として発信してもらいたいと考えています。開催会場・日時2/16(金) 京都 Metro第一部 19:00〜 第二部 23:00〜2/17(土)東京 Contact第一部 19:00〜[50名限定]第二部 23:00〜[人数制限なし]※2/17 (土)第一部、上映会&トークショーのみ、HEAPSとの共同開催※第一部は、未成年の方でも入場可能です。第二部は、20歳以上で写真付きIDが必須となります。Berlin AtonalとはBerlin Atonalは音と光を実験的な表現で探索するフェスティバルです。1982年に西ベルリンで始まり、創造性豊かなパイオニアたちが芸術、特に音を使った表現の全く新しいアイデアや可能性を試すためのプラットフォームとなりました。しかしベルリンの壁の崩壊と共に、1990年に一度休止しました。2013年、フェスティバルはベルリンに復活し、それ以来ヨーロッパでも代表的な、新たなオーディオ・ビジュアル・アートの創造、発表、発展の場として定着しつつあります。芸術、スペース、音と光に対する、先進的で妥協を許さないアプローチの代名詞として。問い合わせはこちらから〈第一部:映画上映 & Mark Reederトークショー〉19:00〜[50名限定]『B-Movie:LUST & SOUND IN WEST-BERLIN 1979 – 1989』1980年代のベルリンの音楽、アート、混沌を描いた映画。壁で分断された都市は、特別な種のサブ・ポップカルチャー故にクリエイティブな人種のるつぼとなり、独創的な物好きや有名人も同様に惹きつけた。その多くは、長く続く商業的な成功ではなく、瞬間、スリル、刺激を楽しむことを選んだ。そこにはヨーロッパの他の地域では不可能のように思われるあらゆることが、全て集まっていた。英国マンチェスターからこの街に飛び込んできた音楽好きの青年、Mark Reederの目を通して描かれる、熱狂的で創造的な10年間を駆け抜けるコラージュであり、パンク・ミュージックから始まりセクシャル・マイノリティーのLove Parade、テクノの誕生までを辿った、現在のベルリンの音楽とカルチャーのルーツを紐解くドキュメンタリー。予告編:〈第二部:クラブイベント〉23:00〜[人数制限なし]※20歳以上の方対象。写真付き身分証明書をご持参下さい。出演者2/16(金)京都METROMoritz von Oswald (DJ)Demdike Stare (DJ)YAMA (DJ)YPY (Live)Barium (Live)Taguchi (Live) 2/17(土)東京ContactMoritz von Oswald (DJ)Demdike Stare (DJ)YAMA (DJ)YPY (Live)Carpainter (DJ)Mark Reeder (DJ)Takahashi (DJ)Lil Mofo (DJ)Changsie (DJ)セーラーかんな子 (DJ)料金<上映イベントのみ>前売 1000円 ドリンク代別途当日 1500円 ドリンク代別途 <クラブイベントのみ>前売 3000円 ドリンク代別途当日 3500円 ドリンク代別途 <第1部&第2部 通し券>前売 3500円 ドリンク代別途当日 4000円 ドリンク代別途前売り券販売開始:1/20(土)チケットはこちらから [e+]※京都METRO「前売」、及び「通し券」メール予約方法:ticket@metro.ne.jp宛にタイトルをそれぞれ「2/16 映画上映予約」、「2/16 New Codes前売予約」、「/16 New Codes通し券予約」、として頂き、前日までに、お名前と枚数を明記してメールして下さい。詳しくはこちら [フェイスブックイベントページ]マーク・リーダー/Mark Reeder1958年、英・マンチェスター生まれ。78年から独・ベルリン在住。ミュージシャン、プロデューサー、サウンドエンジニア、レコードレーベルの創設者として英独、世界のミュージシャンを育てあげる。過去にはニュー・オーダーやデペッシュ・モード、電気グルーヴなど世界的バンドのリミックスも手がけてきたほか、近年では、当時の西ベルリンを記録したドキュメンタリー映画『B-Movie: Lust & Sound in Berlin (1979-1989)』(2015年)でナレーションを担当。現在は、自身のニューアルバム『mauerstadt』の制作やイギリスや中国などの若手バンドのプロデュースやリミックス、執筆・講演活動なども精力的に行っている。markreedermusic(ウェブサイト)この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!世界50ヶ国を渡り歩いた元難民DJが解説、デンマークがクリエイティブな理由とは? 「人生何が起こるかわからない」―イラクから難民としてデンマークに渡り、音楽で人生を変えた男に、その言葉はピッタリだ。壮絶な人生を送った彼だからこそわかる、デンマークの本...
2018年01月25日映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』が2018年3月上旬より、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』は、伝説的なピアニストでアカデミー賞受賞映画『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットと、彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの深い愛を描くドキュメンタリー作品となっている。デイヴィッドは、小さい頃から厳格な父からピアニストになるべく英才教育を受け神童と言われる天才的ピアニストとして讃えられていたが、精神病を患ったことをきっかけに、11年もの歳月をピアノから離れて過ごす。デイヴィッドのピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われたが、妻となるギリアンとの出会いが人生の転機となる。ギリアンの助けや愛を得て、デイヴィッドはコンサートの舞台へのカムバックを成功させていく。ドイツ、シュトゥットガルト交響楽団のヨーロッパ・コンサートツアーで、彼は情熱的な演奏を披露し、観客に大きな感動をもたらした。『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』では、監督を務めたコジマ・ランゲが、デイヴィッドのシュトゥットガルト交響楽団とのヨーロッパ・コンサートツアーに密着。デイヴィッドの個性と感情に溢れた演奏の魅惑的な世界観を映し出すとともに、デイヴィッドの人間像や妻ギリアンの深い愛情を描き出す。【概要】天才ピアニストでアカデミー賞受賞作『シャイン』のモデルとなったデイヴィッド・ヘルフゴットは、幼少期より神童とうたわれ、その才能を発揮。数々のコンクールで入賞し、世界屈指の音楽大学、英国王立音楽大学に特待生として入学。音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートを大成功させるも直後に精神病に陥る。ピアノなしで11年もの間を精神病院で過ごした彼のピアニストとしてのキャリアは終わったかと思われた。しかし音楽の力と、妻ギリアンの深い愛と助けにより、再び人生とコンサートのステージにカムバックを果たす。映画『デイヴィッドとギリアン響きあうふたり』は、そんな天性のピアニスト、デイヴィッドと彼を深く理解し、愛して寄り添う妻ギリアンの間の深い愛についての映画である。 【詳細】映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』公開時期:2018年3月上旬 シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー監督/脚本:コジマ・ランゲ撮影:ユトゥ・フロイント編集:インゲ・シュナイダー音楽:マグヌス・プフリューガー出演:デイヴィッド・ヘルフゴット、ギリアン・ヘルフゴット配給:ユナイテッドピープル©UteFreund
2018年01月14日世界で1億4,000万人以上のユーザーに利用されている音楽ストリーミングサービス・Spotifyが、故デヴィッド・ボウイの誕生日(1月8日)ならびに命日(1月10日)にあたる今週、Spotify上で最も聴かれているデヴィッド・ボウイの楽曲ランキングを発表した。デヴィッド・ボウイは生前、ミュージシャンやアーティスト、ファッションアイコンなどとして様々なカルチャーにインパクトを与えた伝説的存在。『ロックの殿堂』入りを果たしているのはもちろん、『グラミー賞』も2度受賞している。2016年、28枚目にして最後のアルバム『★(Blackstar)』をリリースした直後に逝去したが、今なお強い存在感を放つ彼を讃える声は絶えない。■日本におけるSpotifyでの再生楽曲ランキング 1. Starman2. Heroes3. Rebel Rebel4. Life On Mars?5. Let’s Dance6. Space Oddity7. Moonage Daydream8. Ziggy Stardust9. Let’s Dance (Single Version)10. Under Pressure■グローバルにおけるSpotifyでの再生楽曲ランキング 1. Heroes2. Under Pressure3. Starman4. Let’s Dance5. Rebel Rebel6. Space Oddity7. Life On Mars?8. Modern Love9. Moonage Daydream10. Ziggy Stardust■Spotify上で再生数の多い国ランキング 1. Ireland2. Iceland3. United Kingdom4. New Zealand5. Greece6. Australia7. Italy8. Belgium9. Spain10. Poland
2018年01月13日