憧れ上司には「アメとムチ」が必須？　「グレイズ・アナトミー」に見る、働き方の心得

な上司の部類に入る？インターンたちの力を公平に認め、彼らの意見に耳を貸す余裕を持つ彼は、共に歩む形でチームを引っ張っていく。その素質を認められ、めでたく外科部長に就任するデレクだが、銃乱射事件で負った痛手により自ら辞任することに…。職場内恋愛を成就させたメレディス（エレン・ポンピオ）と共に、傷とどう向き合い乗り越えていくのかもシーズン7の見どころである。

また、ほかの意見では「自分の非をちゃんと認めて人に言える、しっかり分析できる人。人を許せる懐の広さがある人」、「嫌な仕事もまずは自分がやってみせる！」といった“理想の上司”像を挙げる人も。技術だけではなく、生と死の倫理観を問われる場面が多い医師たちにとってはもちろん、チームワークを要する仕事においては、経験値は少ないが純粋なものさしをもつ後輩たちの意見を柔軟に聞き入れ、互いに不足しているものを補っていける関係というのが理想的。チーム内での信頼関係が何よりも大切な病院内においては、それゆえロマンスに発展する男女も多数！また、シーズンを追っていくうちに、レジデントへと成長した主人公・メレディスたちが今度は後輩を持つようになり、先輩として仕事に向き合っていく姿に、共感する人も多いだろう。