くらし情報『何だか満たされない、でもハッキリさせたい…映画で女と男の「ズレ」を徹底検証!』

2012年7月24日 19:43

何だか満たされない、でもハッキリさせたい…映画で女と男の「ズレ」を徹底検証!

アルツハイマーに侵された妻との間に生まれた新たな関係性を通して、夫の孤独を描いた老夫婦の物語『アウェイ・フロム・ハー』が、監督第1作目ながら高い評価を得たサラ・ポーリーは、2作目『テイク・ディズ・ワルツ』で若い夫婦の不安定な関係性と、そのなかで揺れ動く妻の繊細な感情を描いています。何不自由なく暮らすものの刺激のない生活の中で、どこか夫との溝を感じ始めていた妻のマーゴが、ある男性と出会ったことで自分の心や欲望と向き合い葛藤していくのです。この物語を描くきっかけになったのは、サラが前作の主演女優ジュリー・クリスティから贈られた仏教関係の本。それを読むうちに「人間が人生に何か欠けているものがあると感じ、新しい人生に踏み出すことで空虚感を埋めようとするのはなぜだろう?」と思うようになったのだとか。マーゴの夫・ルーは、鶏肉だけの料理を収めた料理本を執筆中。仕事はとりあえず順調で、優しく、家族関係も良好です。マーゴとはウマも合い、常に冗談を言い合う仲。それでも、エキサイティングだったり、ロマンティックだったりする男ではありません。
それを夫に求めるかどうかも妻次第ですが、見る限り問題は一切ないのです。

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