当たってしまう。それも本気でぶつかっている証拠。最初は2日間で撮る予定でしたが、スタッフさんのおかげもあって丸1日で撮り終えました」。
前作で殺せんせーの声を務めた二宮和也が、今回は史上最強の殺し屋「死神」として出演している。「ご一緒するシーンはないんですが、(二宮さんの)クランクイン当日、現場にうかがいました。もちろん、邪魔はできないので、モニター越しに演技を拝見しましたが、改めて演技に臨む姿に『さすがだな、プロだな』って。特に“目力”には圧倒されます」。
■ついに卒業…「正直、かなしい。
美しくもはかない映画に仕上がった」
出会った当初は暗殺のターゲットだったはずの殺せんせー。しかし、その熱心な指導ぶりは、3年E組のおちこぼれ生徒たちの心を次第に開いていった。そしてこの春、2012年から始まった「週刊少年ジャンプ」での連載と放送中のテレビアニメ第2期、そして映画が連動する形で、感動の“卒業”を迎えることになった。原作者の松井優征氏が、「連載開始から『これでなければ』という結末を決めていた」と力説するフィナーレとは?
「いまの心境ですか?一言で表せば、さみしいですよ…。それに殺せんせーの優しさがにじみ出ているから、切なくなっちゃって。