2016年10月2日 13:30
【インタビュー】北川景子 “働くオンナ”の面白さに覚醒! 初医療ドラマで実感した挑戦の意義
息を呑むような美貌でも、女優という肩書でもなく、北川景子を形作っているのはド根性! 話を聞きながらそんな思いがよぎる。口調はクールビューティな外見そのまま終始落ち着いているのだが、口をついて出る言葉は昭和を感じさせるような“熱”を秘めている。
「できないこと、やったことのないことをやれるようになる。それが人生のモットー」――。そう語る彼女が、女優としてここ最近、強く望んでいたのが職業ものの作品、働く女性の役柄。そこにやってきたオファーがWOWOW初の法医学ミステリー「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」だった。
処女小説「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里の法医学ミステリーを実写化した本作。内科医の研修生の真琴は、尊敬する内科教授・津久場(古谷一行)の勧めで法医学教室へ異動する。
そこで、天才的な腕を持つ法医学教授・光崎(柴田恭兵)と出会い、解剖を通じて死者の声なき声に耳を傾けることになるが、その先には医学界の恐るべき闇が…。
医師役で白衣を着ることができて「嬉しかったです」と笑顔を浮かべる北川さん。
「これまで、職業系のわかりやすいコスチューム、制服を着るような役はあまりなかったので(笑)