写真左から船越英一郎、市原悦子、古谷一行殺人犯が捕まるまでの緊張感や、複雑な人間模様に思わず見入ってしまうサスペンスドラマ。近年では『科捜研の女』(テレビ朝日系)や『相棒』(テレビ朝日系)など、人気シリーズ化しているドラマも多く、幅広い世代を楽しませ続けている。そんななか、近年放送されているサスペンスドラマのタイトルでは、かつて定番だった「京都」「湯けむり」「みちのく」といった言葉があまり使われなくなっていることにお気づきだろうか。「日本のサスペンスドラマといえば、京都や温泉地などで殺人が起こり、途中でお色気シーンが盛り込まれ、最後は崖のシーンで事件解決……といった展開を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。それらのイメージはテレビ朝日系の『土曜ワイド劇場』などの2時間ドラマの影響が大きいのだと思います。こういったドラマのタイトルに“京都”や“湯けむり”“みちのく”といった旅情を醸す言葉が頻出していたのは、視聴者のニーズに対応しようとする制作側の戦略があったようです」そう語るのは、阪南大学教授の大野茂さん。1977年に『土曜ワイド劇場』が、1981年に『火曜サスペンス劇場』が始まって以降、数々のサスペンスドラマが生み出されてきたなかで、どのようにして“旅情サスペンス”は定着していったのだろうか。気軽に旅行できない主婦に“旅情を味わってもらいたい”「テレビ朝日系で『土曜ワイド劇場』の枠が生まれるにあたり、ドラマ内に旅やグルメを盛り込んでいくという方針は、実は当初の企画書にも書かれていました。メインターゲット層は20~35歳の女性で、なかなか気軽に旅行をできない主婦層にドラマを通して旅情を味わってもらおうという狙いがあったんです。観光地でロケをしたときには地名のテロップが入りますし、ご当地グルメや温泉シーンを度々映し出すのも、そういった理由があったのだと考えられます」(大野さん、以下同)映画や連続ドラマに比べ、2時間ドラマの撮影にはその時々の世相や流行を盛り込みやすい。各地の秘湯や小京都など、トレンドの観光地を積極的に取り入れていこうという方針もあり、タイトルにそれらの文言が入ってくるのは必然のことだった。「2時間ドラマのタイトルに“京都”という文字が初めて出てきたのは、1979年4月に放送された『京都殺人案内』。藤田まことさん主演のドラマでした。その後も京都をロケ地にしたサスペンスドラマは頻繁に制作されていて、特に人気の高い山村美紗さんのサスペンスなども、京都を舞台にしたものが多いですね」京都がサスペンスドラマの舞台になる理由はさまざま。人気の観光地であることはもちろんだが、街全体が美術セットのようなもので、季節を問わずどこを撮っても絵になることも理由のひとつだ。「また、松竹や東映の撮影所があり、街の人も昔から映画の撮影などに慣れています。人気俳優たちが殺人事件のロケをしていたとしても、誰もさほど気にせず、ロケ場所の撮影許可も取りやすい傾向に。さらには、2時間ドラマは関西のテレビ局が制作する場合も多く、予算的にも近場の京都が選ばれやすかったという背景もあるのだと思います」一方で、「みちのく」や「温泉」がロケ地に選ばれるのはまた別の事情があるという。旅情サスペンスには情報番組としての要素も入っていた「1982年には東北新幹線が大宮―盛岡間で開通し、世間では温泉ブームも起こります。そういった世相とシンクロするように、ドラマにも“みちのく”“温泉”という要素が頻繁に入ってくるようになりました。1981年には『松本清張の山峡の章みちのく偽装心中』というドラマが放送されていますね」また、温泉ブームを受け、1982年には古谷一行と木の実ナナが主演の『混浴露天風呂連続殺人』という大ヒットシリーズもスタートした。「同シリーズは、露天風呂で女性が胸を一切隠さずに登場するサービスショットもあり、男性視聴者からの人気も高かったようです。“湯けむり”という単語については1984年に放送された田中邦衛さん主演のドラマ『幽霊同窓会少女誘拐!真犯人は同級生?岩風呂の湯けむりに白い肌が…』が初出ですね」女性の裸の露出も、当時の地上波ではさほど珍しくはなかった。お色気シーンを盛り込みやすい温泉ロケは、チャンネルを変えさせない戦略である“時間またぎ”にも使われるなど、2時間ドラマとの相性は抜群だったようだ。「特に土曜21時からの『土曜ワイド劇場』は、晩酌をしながら野球中継を見ていたお父さん世代を取り込みたいという思惑もありました。その層を狙って、土ワイのドラマでは頻繁に“温泉”“湯けむり”“美女”といったワードが使われ、ときには“ヌードギャル”“美乳ギャル”といった言葉がタイトルに入ることもあったようです」その戦略は功を奏した。関西地区での“2時間ドラマ”史上最高視聴率を叩き出したのは、1986年の『混浴風呂連続殺人湯けむりに消えた女三人旅 田沢湖から乳頭温泉へ』で、36・3%を記録している。「’80年代は愛人バンクやダブル不倫といったものが社会現象になっていて、そういった痴情のもつれによる殺人を描く舞台としても、温泉や観光地は親和性が高かったようです。インターネットがなかった時代、情報番組としての要素も入った旅情サスペンスは、こうして日本のテレビシーンに定着していきました」ところが、時代が変われば視聴者のニーズも変化する。サスペンスドラマにも旅情と色気だけではなく、さまざまな多様性が求められる時代が訪れることとなった。「もともと、『火曜サスペンス劇場』は家事を一段落させてくつろぐ主婦層がメインターゲット。当初から女性がより感情移入できるような人間ドラマを得意としていました。男女雇用機会均等法が成立した1985年ごろには、社会に呼応するように『女検事・霞夕子』『女弁護士・高林鮎子』『女監察医・室生亜季子』といった働く女性を強調したシリーズもののドラマを生み出し、見事にヒットさせています」’90年代に入ると、2時間ドラマ主演俳優の世代交代が起こってくる。1978年に始まった人気シリーズ『女弁護士朝吹里矢子』は1994年に十朱幸代から財前直見にバトンタッチし、『女検事・霞夕子』も、桃井かおりから鷲尾いさ子に受け継がれた。「主演が美男美女や正統派のスターばかりではなくなっていったのもこの時期です。1993年の『刑事鬼貫八郎』では、強面で知られる大地康雄さんが主演を務めたり、1994年の『取調室』ではいかりや長介さんが抜擢されたりと、個性派俳優たちによって新たな主人公像が生み出されるようになりました」リアリティーを追求する『科捜研の女』の誕生また、各局で2時間ドラマが大量生産されるようになると、作品の差別化がますます求められ、主人公の設定もさらなるニッチ化が加速した。「1989年には浜木綿子さんが武術の達人の尼さんに扮する『尼さん探偵』、1997年には地井武男さんが演じる寿司職人が事件を解決する『江戸ッ子探偵殺人案内』、2000年には神田正輝さんが無類のラーメン好きの刑事役を務める『ラーメン刑事』など、ユニークすぎるキャラクターが続々と登場しています」2000年に始まった『おばさん会長・紫の犯罪清掃日記!ゴミは殺しを知っている』では、ゴミ清掃員役の中村玉緒とさとう珠緒の“たまおコンビ”が事件の捜査に挑む。「捜査権あるの!?」と思わずツッコんでしまうような迷作が生まれる一方で、さらなるリアリティーを追い求める方向にも進化している。「1996年に始まった『警視庁鑑識班』は、警視庁の鑑識課が舞台。名探偵が鮮やかに事件を解決するような華やかさはなく、地を這うような証拠集めやDNA鑑定が続きます。取材にも力を入れ、細部まで徹底して作り込んだ結果、実際の警察署で新人警官の研修用資料に使用されたという逸話もあるほど、リアリズムにこだわった作品です」1999年には法医研究員の姿を描く『科捜研の女』がスタートするなど、リアリティーを追求する流れは現在の連続ドラマにも続いている。「インターネットが普及し、誰も知らない情報というものが減ってきた時代。視聴者を飽きさせないために、サスペンスドラマはますますマニアックで、より細分化したテーマを選ばざるをえなくなってきたのかもしれませんね」こうした細分化の時代背景を受け、サスペンスドラマのタイトルからは、かつての王道の文言「京都」「湯けむり」「みちのく」が消えていった。「2007年、『混浴露天風呂連続殺人』のプロデューサーはシリーズの幕引きの際に“もう日本に秘湯はなくなったのです”と説明していました。実際には、コンプライアンスが厳しくなった社会で、お色気シーンが容易に出せなくなったということも“湯けむり”が消えていった大きな要因のひとつだと思います」もちろん、京都や温泉そのものの人気や魅力は今も変わらない。いろんな情報が簡単に手に入る時代に、サスペンスドラマで京都やみちのくの情報を得たいという需要がなくなっただけなのだろう。「地上波が好き勝手にできる時代は終わり、サスペンスドラマはやっと旅情と色気から解放されたのかもしれません。この先は、今以上に粒度の高い情報や最新鋭のトリックを盛り込んだ“シン・サスペンスドラマ”が生み出されていくのでしょうね」大野 茂さん●阪南大学教授(メディア・広告・キャラクター)。慶応義塾大学卒業後、電通のラジオ・テレビ部門やNHKディレクターを経て、現職。著書は『サンデーとマガジン』(光文社新書)など。
2022年06月30日『機動戦士ガンダム』の初のリメイクとなる映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が公開中。15歳のアムロ・レイを再び演じることとなった古谷徹さんに新作への想いを伺いました。1979年に放送された『機動戦士ガンダム』(通称・ファーストガンダム)は、日本のアニメの転機となった作品として、その後続くガンダムサーガの原点として、多くの熱狂的ファンを生んだ。その劇場版3部作公開から40年となる今年、初めてのリメイクとなる映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が公開された。今作を手がけたのは、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン、作画監督を務めた安彦良和さん。安彦さんが描く生き生きとしたキャラクターと、最新の技術で蘇ったガンダムとザクとの迫力あるモビルスーツ戦が、この作品の大きな魅力となっている。また、ファンの間で伝説のエピソードと呼ばれる「ククルス・ドアンの島」(テレビ版の第15話)は、主人公のアムロ・レイが脱走兵、戦災孤児たちと心を通わす物語。戦争というテーマと真正面から向き合った作品で、映画ではさらに核の脅威や人間の残虐さといった要素も加わり、アムロと脱走兵のククルス・ドアンとの人間ドラマを中心に、ガンダムをこれまでに観たことがない人たちの心にも響く、エンターテインメント作品に仕上がっている。そして繊細な“15歳のアムロ”を再び演じるのは、第一線で活躍し続ける声優の古谷徹さん。ファーストガンダムの初リメイクという記念碑的作品について、また40年以上演じ続けているアムロへの想いを、古谷さんに伺いました。――「ククルス・ドアンの島」が映画化されると聞いて、どう思いましたか?古谷:今回の新しい作品は、安彦良和さんが手がける『機動戦士ガンダム』のリメイクと聞いていましたが、まさか「ククルス・ドアンの島」のエピソードとは思いませんでした。テレビ版全43話の中の、わずか30分間のひとつのエピソードだし、ファーストガンダムが描く一年戦争の中でも突出した特異なストーリーですよね。ただ、当時のアフレコの様子はあまり覚えていませんが、とても印象的なエピソードとして記憶に残っています。だからよく考えてみると、映画化するにはとてもいい題材なのかなと思いました。この「ククルス・ドアンの島」は、アムロの成長と戦争の哀しみをひとつのエピソードに詰め込んだ素晴らしいストーリーだし、安彦さんはそこに魅力を感じたのかなと。――“15歳のアムロ”を再び演じるのは、難しかったですか?古谷:10代のアムロは、安彦さんが手がけた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも演じました。改めて劇場版作品の主人公として40年ぶりに“15歳のアムロ”を演じるというのは、もちろんとても嬉しいことでしたが、安彦さんの情熱に再び応えられるかな、という不安もありました。でも、アフレコの時、安彦さんが描いてくれた“15歳のアムロ”がちゃんと目の前にいてくれたんですよね。そして、映像の中のアムロがリアルで自然な芝居をしてくれているので、とても助かりました。外国映画の吹き替えをするぐらいの感覚で、役に入りやすかったです。――“15歳のアムロ”を演じるのはこれが最後、と発言されていましたが……。古谷:安彦さんが『機動戦士ガンダム』のアニメを作るのはこれが最後とおっしゃったので、僕も「劇場版作品として“15歳のアムロ”を演じるのはこれが最後です」と言いました。それならば、この作品でアムロというキャラクターが僕の声と共にみんなの記憶に残ってほしいなと思いました。でも、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』にはまだアニメ化されてないエピソードがたくさん残っています。この映画を大ヒットさせて、安彦さんを説得して(笑)、再び“15歳のアムロ”を演じられたらと思っています。今回のアフレコでも感じましたが、安彦さんが描くホワイトベースのクルーたちを見ると、一瞬で43年前に戻れるんですよね。家族といるみたいな、とても安心感があります。だから、アムロを演じる機会は、これからもあると信じています。――25歳の古谷さんがアムロを初めて演じた時のことを教えてください。古谷:『機動戦士ガンダム』で音響監督をされていた松浦典良さんからオーディションに呼ばれて受けました。第1話のセリフをいくつか収録して、それを監督の富野由悠季さんが他の候補者と聞き比べて、僕が選ばれたようです。最初、シャア役の池田秀一さんもアムロ役でオーディションを受けたらしいですが、池田さんはそのスタジオにあったイラストのキャラクター表からシャアを選んで、その場でシャアのオーディションをお願いして、役を手に入れたと聞きました(笑)。――当時は、熱血ヒーロー役をたくさん演じられていました。古谷:そうですね。『巨人の星』の星飛雄馬の役でブレイクして、その情熱的なヒーロー役が自分の体にも染み付いてしまい、『鋼鉄ジーグ』『グロイザーX』など続けて熱血ヒーローをいくつか演じましたが、キャラクターは違うのに熱いセリフを言うと、なぜか星飛雄馬になってしまうというジレンマがありました。声優として、役が違えば違う声を出さなければという思いがありましたが、なかなかうまくいかず、そんな状況の時にアムロ・レイと出会いました。――アムロの役作りは、どのようにされましたか?古谷:オーディションの最初に、「戦いたくない主人公です」と説明されてびっくりしました。それまでのアニメでそんな主人公はいなかったので。だから、このアムロというキャラクターは、肩の力を抜いてできるんだ。必殺技を叫ばなくてもいいんだと。どこにでもいる少年の、日常会話のボリュームでやればいいのかなと思いました。――第1話でアムロが登場して発する最初のセリフも印象的ですね。古谷:新しい役を演じる時は、第一声で90%が決まると思っています。だから、「ハロ、今日も元気だね」という最初のセリフにはすごく気を使いました。独り言なので、ボソボソッとした感じで、マイクに声が乗らなくてもいいというつもりで演じました。ただ、同じ第1話でも、アムロがガンダムに乗ってザクに切り掛かっていくシーンは、すごく怖いと感じていると思ったので、マイクが壊れてもいいやというくらいの声量で、「ワ~!」と叫びました。そういった僕のさまざまなアプローチを、スタッフのみなさんが許してくれたので、「ああ、いけるかな」と思いましたね。――そうした演技は、どのように学んだのですか?古谷:幼い頃からこの仕事をしていましたが、アムロを演じる前、声優、俳優の仕事を一度お休みして、普通の学生として大学生活を過ごしました。そこでいろいろなことを実際に体験して、自分の頭でちゃんと考えて、日常生活を送りましたね。そうした実体験や記憶が、きっと演じる役に幅を持たせてくれていると思います。――当時のアフレコのスタジオの雰囲気を教えてください。古谷:熱血ヒーロー役は演技のパターンが出来上がっていますが、『機動戦士ガンダム』は日常会話の場面も多く、難しい演技が多かったですね。当時は、僕も必死でしたので、冗談のひとつも言えずずっと台本とにらめっこしていました。アフレコのスタジオの中は座る場所が決まっていて、入り口に近い方がジオン軍、奥の方が連邦軍で(笑)、そういう雰囲気は最後までありました。ただ、永井一郎さん(ナレーション)や白石冬美さん(ミライ役)など、いろいろな作品でご一緒した先輩たちがいてくれたので、とても心強かったです。そういえば、シャア役の池田さんとブライト役の鈴置洋孝さんは収録後、よく二人で仲良く飲みに出かけていましたね(笑)。――シャア役の池田さんとは、どんなやりとりがありましたか?古谷:池田さんは子役の大先輩だったのですが、周りの方が親しみを込めて、「秀ちゃん」と呼んでいたので、僕もつい「秀ちゃん」と呼んだら、「君に秀ちゃんと呼ばれる覚えはない」とあの声で池田さんに言われてしまいました(笑)。敵同士でしたし、なあなあにならない方がいいという考えが池田さんにあったのだと思います。今は仲がいいですよ(笑)。『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』主人公のアムロ・レイは通称「帰らずの島」にガンダムで偵察に向かうが、ジオン軍の脱走兵であるククルス・ドアンと、一緒に暮らす子供たちと出会う。そこでアムロはドアンの過去と秘密を知ることに。ブライトやセイラなどホワイトベースのクルーも登場。ククルス・ドアン役は武内駿輔。全国184館にて公開中。©創通・サンライズふるや・とおる1953年7月31日生まれ。声優、俳優、ナレーター。5歳から子役として活躍。中学生の時にアニメ『巨人の星』の星飛雄馬でブレイク。代表作は『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ、『聖闘士星矢』のペガサス星矢、『名探偵コナン』の安室透など。※『anan』2022年6月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Masateru Abeヘア&メイク・氏川千尋取材、文・辻村雅史(by anan編集部)
2022年06月28日大阪・万博記念公園で4月29日~5月1日の3日間、「Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~」が開催。お笑い芸人・佐久間一行が最終日の1日、報道陣の取材に応じた。この日は、古紙のリサイクルとSDGs(持続可能な開発目標)について学ぶワークショップ「コアレックスpresentsワークショップ」に参加した佐久間。「R-1ぐらんぷり2011」で優勝してから継続していることを聞かれると、「ずっと単独ライブをやってネタはずっと継続して作っています。持続力はすごくあると思います」と答えた。また、「ブログも18年間1回も休んだことがなくて、もうすぐ1万回更新くらいなんですけど、それも持続しているなと。どうしても更新できないときは『今日ブログ休みます』って更新しているので、結果休んでない。もう少しで1万回になるので、1万回になったときはニュースにしてほしいなと」と笑顔で話し、「とにかく持続能力はあると思っています」と持続力をアピールした。「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(4月29日~5月1日)は、大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し立ち上げた14社による協議会「チーム関西」の第1弾イベント。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、大阪のエネルギーの源たる笑い、食、音楽の力でムーブメントを関西から日本中へ、そして世界へと拡げる。
2022年05月01日深川麻衣が主演、高良健吾、香里奈、井浦新ら実力派に、吉行和子、古谷一行と日本映画の歴史を作ってきた名優たちが共演する『おもいで写眞』が、全国にて公開中。本作でメガホンをとった熊澤尚人監督が写真を撮ることの意味、そしてオリジナル脚本で描きたかった想いを語った。本作は、ヘアメイクの仕事を夢見て上京したが夢破れ、地元である富山に帰ってきた結子(深川さん)が、その人の思い出を写真に残す「おもいで写真」の撮影を通して、地元のお年寄りとの交流を丁寧に描いていくオリジナル作品。メガホンをとった熊澤監督は、舞台である富山でオールロケを敢行。自身のオリジナル脚本による蒼井優主演『ニライカナイからの手紙』で長編デビューを果たし、その後は数々の人気原作の映画化を監督しながら、『虹の女神 Rainbow Song』『おと・な・り』『ジンクス!!!』など、オリジナル脚本の映画化にも挑み続けている。本作『おもいで写眞』もオリジナル脚本の映画化であり、原作小説や漫画の実写化が主流になってきている昨今の日本映画界において意欲作といえる。熊澤監督は本作の着想について、「10年ほど前に、新聞で偶然遺影写真についての記事を読んだんです。カメラマンの方が遺影写真を撮ろうとするけど、皆さん『縁起でもない』と言って積極的に撮ろうとしてくれないので苦労している、と。それがきっかけになって、どうやったら自分の親やお年寄りの皆さんが写真を撮ってくれるだろうと考え始めたというのが最初の着想でした」と語る。そこには、熊澤監督自身の母の存在も影響していたようだ。その後に東日本大震災が起き、監督の着想はより具体的なものとなっていった。「大きな被害を受けた場所で泥や瓦礫に埋れてしまった写真を探し出して修復したり、持ち主の元に返すことをなさったりしているのを知って、写真というものが人間にとって非常に重い意味を持ち、大きな影響を与えるものだということを感じたんです」と明かし、本作で描かれる1人ひとりの生きた人生を1枚の写真に込めるというテーマへと繋がっていることを示す。写真というのは過去を懐かしむものではなく、1枚のおもいで写真の存在が明日を前向きに生きて喜びを感じられるものとしてあるべき、という観点から本作は描かれており、劇中で自身の“おもいで写真”を見て、目を輝かせながら喜びを噛みしめる人々の姿はまさに熊澤監督が描きたかった写真という存在の意義。劇中には、富山の現地で声をかけて撮影した本物の“おもいで写真”も登場する。実際にそれぞれのおもいでの場所で撮影された写真の存在が作品により説得力を持たせることにもなっている。『おもいで写眞』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2021年02月09日一作ごとに着実にキャリアを重ねる深川麻衣さんが映画『おもいで写眞』で挑むのは“遺影”を撮るヒロイン。東京で夢破れ、祖母と暮らした富山に帰った結子が、町役場に勤める幼馴染み・一郎(高良健吾)にお年寄りの遺影撮影を依頼されることから物語は始まる。最年少として挑んだ現場は、とびきり贅沢な経験でした。「遺影という、なかなかないテーマに踏み込んだ物語です。みんなの心に残るものなのに、一方で集合写真を引き伸ばして遺影にしたり、と満足のいかないものになってしまうこともあるとはよく聞く話で…。実は結子も、祖母の遺影に心残りがある女性。それをきっかけにお年寄りの遺影ではなく、“おもいで写真”を撮る活動に夢中になっていくんです」それぞれの思い出がある場所で、最高の一枚を!最初は「縁起でもない」と顔をしかめたお年寄りたちも結子の情熱に動かされ、懐かしい場所を訪れることで、いきいきとした表情を取り戻していく。「結子は裏表がなくて喜怒哀楽がむき出しの、いまどき珍しいほど不器用な人。前半は怒った顔ばかりで申し訳ないんですけど(笑)、高良健吾さん演じる一郎の包容力や周りの方々の富山弁の温かさでほっとした気持ちになってもらえれば…」今回は最年少キャストにして主演の深川さん。高良さんはじめ先輩に囲まれて過ごした富山ロケを「贅沢な日々」と振り返る。「どの現場でも年下の方が増えていくなかで、あんな機会は二度とないかも。特に吉行和子さん、古谷一行さんという大先輩とご一緒させていただいたことは貴重な経験になりました。数え切れないほどの作品を経て、ご自身のアプローチをお持ちのはずなのに、現場では監督と対話しながら、柔軟に作品づくりを楽しまれていたのが印象的で…。仕事をするうえでは、考えることも大事だけど、その場を楽しむこともすごく大切。私もそんな年齢の積み重ね方ができたらいいなあと思いました」乃木坂46を卒業して4年半。女優として存在感を増しつつあるいま、じわじわと手応えを感じている。「最近は作品を通して私の存在を知ってくれたという方が増えたことがうれしくて。自分の変化より、周りの声で少しずつ前に進んでいることを実感できています」一人で歩み始めてから増えた「自分と向き合う時間」も演技の糧に。「私の仕事は自分の感情を掘り起こし、カメラの前で見せること。負の感情や弱さも直視しないと表現に偏りが出るから、苦手なものや意地っ張りな性格など(笑)、弱点も直視するようにしています」そして今年は、30歳の節目の年。「なんか30代は楽しくなりそうという漠然とした期待があります。警察や病院を舞台にした“職業モノ”とか未体験のジャンルにも30代で挑戦できたら。でもどんな作品でも演じたいのは“普通にいそうな人”。作品が終わった後もどこかで続きを生きているだろうと思わせる、地に足のついたお芝居をできる人になりたいです」『おもいで写眞』失意とともに富山に戻ってきた結子に幼馴染み・一郎が依頼したのは遺影撮影の仕事だった。深川麻衣、高良健吾、香里奈、古谷一行、吉行和子ほか幅広い年代の名優が紡ぐ温かな物語。1月29日より全国公開。©「おもいで写眞」製作委員会ふかがわ・まい1991年3月29日生まれ、静岡県出身。乃木坂46一期生としてデビューし、2016年に卒業。その後、初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』をはじめ、映画やドラマを中心に活躍中。ワンピース¥52,000(WRYH/untlim TEL:03・5466・1662)パンツ¥18,000(Sara Malika/ルシファーリサーチ TEL:03・6427・9951)イヤリング(片耳)¥14,000(atelier ST,CAT)※『anan』2021年2月3日号より。写真・小川尚志スタイリスト・原 未来ヘア&メイク・山口朋子(HITOME)インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2021年01月30日深川麻衣の主演映画『おもいで写眞』の主題歌に安田レイの新曲「amber」が決定、ポスタービジュアルと主題歌を使用した予告編が解禁された。『パンとバスと2度目のハツコイ』で、第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、その後も『愛がなんだ』『空母いぶき』など話題作への出演が続く深川さんが主演を務める本作。監督は、『おと・な・り』『君に届け』『ユリゴコロ』の熊澤尚人。人間の心の機微をすくい取り高く評価されてきた手腕で、いまの時代にこそ必要な世代を超えた人と人との触れ合いをオリジナル脚本で描く。予告編は、星野(高良健吾)が結子(深川さん)に「カメラマンやってくれま」という富山弁のシーンからスタート。結子は「遺影写真?」と驚くが、遺影写真の撮影を始めることにする。ところが、「お断りです」「遺影なんて縁起でもない」と断られてしまう。そんな中、和子(吉行和子)が「行きたい場所があるんよ、そこで撮るなら」と自分の思い出の場所での撮影に協力してくれる。〈おもいで写真〉は「100人のお年寄りを笑顔にするミッション」という星野。「部屋に飾って毎日見るが、楽しいがー」という和子と共に、たくさんのおもいで写真とお年寄りたちの笑顔が映し出される。かたや、柏葉(古谷一行)の「悔いが残ったんじゃやりきれん」とうなだれる姿、その直後、柏葉を大勢で探す結子たちの姿も。ラストは「彼女が撮っていたのは毎日が宝物に変わる魔法のような写真でした」というナレーションに「撮ってもらって嬉しかったよ」という和子のセリフが重なっていく。予告編にも使用されている主題歌「amber」を歌う安田レイは、2013年7月シングル「Best of My Love」にてソロシンガーとしてデビュー、2015年11月にリリースした「あしたいろ」は、TBS系ドラマ「結婚式の前日に」主題歌として共感を呼び、「第57回輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞した実力派アーティスト。本作では、夢に敗れた結子が世代を超えた人と人との交流をしながら、〈おもいで写真〉を通じてお年寄りたちの日々を次第に輝かせていくという希望の物語を力強い歌声で支える。安田さんは「不器用で、素直に生きるのが下手な主人公の音更結子。なんだか自分のことを見ているような、そんな錯覚に陥りました」と自身を重ねながら、「時には厳しく、時には優しく、愛の形を教えてくれるみんなと共に成長する結子を、自分に投影して歌わせていただきました。不器用なありがとうを、あなたに届けます」とコメント。また、ポスターは、緑の中に佇む深川さん演じる結子と、笑顔の星野役の高良さん。香里奈、井浦新、吉行さん、古谷さんなどのキャラクター写真と「おもいで写眞」〈それを撮ると、あなたの人生が眩しく輝き出す〉という未来に向けたメッセージが印象的なものに仕上がった。『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。安田レイ「amber」は1月29日(金)から配信スタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2020年11月26日映画『おもいで写眞』が2021年1月29日(金)に公開。主演は、元乃木坂46のメンバーで、女優の深川麻衣が務める。“遺影写真”を撮る主人公、そして老人たちの感動ドラマ映画『おもいで写眞』は、祖母の死を機に故郷へ戻った主人公・結子が、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始めたことで、老人たちとの触れ合いを通して人生の意味を見出していく感動ドラマ。原作の同名小説をベースに、同著者の熊澤尚人が本作でも監督・脚本を務めたオリジナルストーリーとなっている。キャスト深川麻衣が主演に抜擢主人公の結子役に抜擢されたのは、元乃木坂46のメンバーであり、近年では『愛がなんだ』『空母いぶき』『水曜日が消えた』など、話題作への出演が絶えない人気女優・深川麻衣。本作では、メイクアップアーティストという夢に破れながらも、“遺影写真”の撮影という新たな仕事を通して成長していくヒロインを熱演する。実力派キャストが集結またそんな深川演じる主人公の幼馴染であり、結子に「遺影」撮影の仕事を勧めることとなる星野一郎役は、『アンダー・ユア・ベッド』の高良健吾が担当。そのほか、香里奈、井浦新、古谷一行や吉行和子ら、実力派俳優が脇を固める。映画実現の背景なお映画『おもいで写眞』は、主演の深川麻衣所属の芸能プロダクション・株式会社テンカラットの25周年企画として、熊澤監督とタッグを組み実現したもの。熊澤監督は映画制作にあたり、以下のようなコメントを寄せている。「このオリジナルストリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。」詳細映画『おもいで写眞』公開日:2021年1月29日(金)監督:熊澤尚人脚本:熊澤尚人、まなべゆきこ出演:深川麻衣、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行、吉行和子原作:『おもいで写眞』熊澤尚人(幻冬舎文庫)<あらすじ>東京でメイクアップアーティストを志す音更結子は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが――。幼いころ、自分を捨てた母の代わりに自分を育ててくれた祖母を、ひとり寂しく死なせてしまった後悔に苛まれる結子。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決める。ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎から、老人向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われる。写真館を営んでいた祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子は、その仕事を引き受ける。最初は、縁起が悪いと敬遠され、なかなか老人たちに受け入れられない結子だが、一人暮らしの老人・山岸和子との出会いをきっかけに、「遺影」撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める。結子は老人達とふれあう中で、次第に赦しの意味を知り、人生の意味を見いだしていく。
2020年10月31日元「乃木坂46」深川麻衣が主演し、高良健吾、香里奈、井浦新らが共演する映画『おもいで写眞』の公開が決定した。東京でメイクアップアーティストを志す音更結子は、メイクの仕事をしながら美容部員として働いていたが、嘘が嫌いで頑固な性格が災いし、仕事をクビになってしまう。そんな結子に追い打ちをかけるように、大切な祖母が亡くなったと知らせが。夢も大切な人も失った結子は、故郷へ戻ることを決意。ある日結子は、幼なじみで役所に勤める星野一郎から老人向けに「遺影」撮影の仕事をしてみないかと誘われ、その仕事を引き受ける。最初は縁起が悪いと敬遠され、なかなか受け入れられない結子だが、一人暮らしの山岸和子との出会いをきっかけに、遺影撮影ではなく、それぞれの思い出溢れる場所で写真を撮る「おもいで写真」を撮り始める――。本作は、人が生きる豊かさと年を重ねる美しさを繊細に紡ぐ、熊澤尚人の同名小説の映画化。東京で夢に破れ、祖母の死をきっかけに故郷へと戻り、遺影写真を撮る仕事をはじめる音更結子を演じるのは、『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演となる深川麻衣。そして共演には、結子の幼なじみで役所に勤める星野一郎役を高良健吾、結子と出会う山岸和子役を吉行和子が演じるほか、香里奈、井浦新、古谷一行ら豪華俳優陣が参加している。監督は『近キョリ恋愛』『ユリゴコロ』の熊澤尚人が務めた。キャストコメント深川麻衣今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。高良健吾台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。香里奈大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。「おもいで写眞」は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。古谷一行「おもいで写眞」公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。吉行和子おもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!熊澤尚人監督このオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。『おもいで写眞』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。「おもいで写眞」熊澤尚人(幻冬舎文庫)は11月11日(水)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:おもいで写眞 2021年1月29日より全国にて公開© 「おもいで写眞」製作委員会
2020年10月28日女優の深川麻衣が、映画『おもいで写眞』(2021年1月29日公開)の主演を務めることが28日、明らかになった。同作は熊澤尚人監督の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を同監督が実写映画化。東京で夢に破れ、祖母の死がきっかけで故郷へと戻った結子(深川麻衣)は、祖母の残した写真館で“遺影写真”を撮る仕事を始める。100人の写真を撮り、人生の先輩たちの話に耳を傾けるうち、それは単なる遺影写真ではなく、色褪せない思い出を写し出す“おもいで写真”へと変わっていく。主演の深川は、乃木坂46卒業後女優としてのキャリアを着実に気づき、『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演作となる。共演には、深川麻衣と初タッグとなる高良健吾のほか、香里奈、井浦新などの実力派が揃い、さらに、古谷一行や吉行和子など、日本を代表する俳優陣が出演する。また本作は主演の深川所属の芸能プロダクション・テンカラットの25周年企画となる。数々の俳優、女優を輩出し映画に寄り添ってきたテンカラットが、設立25周年となる節目に、先輩たちからの学びや、自身の振り返り、そして成長というメッセージを込め、熊澤尚人監督とタッグを組み、本作の制作を企画した。撮影は、昨年初夏に富山にて行われた。○深川麻衣 コメント今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。○高良健吾 コメント台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。○香里奈 コメント大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。『おもいで写眞』は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。○古谷一行 コメント『おもいで写眞』公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。○吉行和子 コメントおもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!○熊澤監督 コメントこのオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。
2020年10月28日深川麻衣主演、熊澤尚人監督の『おもいで写眞』が、2021年1月29日(金)に全国公開されることが決定した。本作は、深川所属の芸能プロダクション「株式会社テンカラット」が設立25周年という節目に熊澤監督とタッグを組み、制作を企画したもの。『ユリゴコロ』や『ごっこ』でメガホンを取った熊澤監督が、自身の小説『おもいで写眞』(幻冬舎文庫)を実写映画化。“人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ”をテーマに、夢に敗れ故郷へ戻った主人公・結子(深川)が祖父の残した写真館で遺影写真を撮り始め、その中で成長していく様を描き出す。深川は本作で初タッグを組む高良健吾と共演。そのほか、香里奈、井浦新、古谷一行や吉行和子など、実力派の豪華キャストが出演する。撮影は2019年初夏に富山にて行われ、2021年1月29日に全国公開。<キャスト・監督コメント>熊澤監督このオリジナルストリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。この映画の準備が始まる前に深川さんと会う機会がありました。聖母というイメージをお聞きしていましたが、お話ししてみると真の強さ、強い意志、動じない強い心を感じました。そこに『思い出写眞』の主人公結子を感じました。イメージ通りだと感じました。深川麻衣コメント今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。高良健吾コメント台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。正真正銘本当であるという事がすべてなのか。是非、楽しみにしていてください。香里奈コメント大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。『おもいで写眞』は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。古谷一行コメント『おもいで写眞』公開決まりましたね。とても待ち遠しかったし、嬉しいです。昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。そんなロケの始まりでした。現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。吉行和子様コメント『おもいで写眞』に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!『おもいで写眞』2021年1月29日(金)全国公開
2020年10月28日草なぎ剛が主演を務める舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』が1月11日からKAAT神奈川劇場大ホールにて開幕した。本作は、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの作品で、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いている。初日を前に取材に応じた草なぎは、直前まで調整が続いていることを明かし、「最後までたどり着けるかどうか…膨大なセリフの量で正直まだ覚えきれていない…」などと不安な心境を覗かせながらも、「見どころは本当にすべてだと思います。ちゃんと出来たら、すごくエンターテイメント性の高い、いい作品になるのではないか。みんなで毎日毎日頑張ってきたので、僕らにしか出来ない『アルトゥロ・ウイの興隆』が届けられると思います」と決意を語った。演出を務めるのは、草なぎと2018年に『バリーターク』でタッグを組んだ、白井晃。草なぎについて、白井は「私が色々とお願いすることに対して、正面からぶつかっていただいていて、どんどん『アルトゥロ・ウイ』というギャング団のボスになりきっていただいている。剛さんは、人の気持ちを引き寄せるチャーミングな面をお持ちなので、役どころにもあっている。チャーミングだけれど、最後には怖くて恐ろしい剛さんを見られると思います」と全幅の信頼を寄せていた。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、ファンクバンドのオーサカ=モノレールが生演奏する。白井は「ヒトラーが人々の気持ちを盛り上げるために、ワーグナーの曲を利用したように、今回はジェームス・ブラウンの楽曲を盛り込んだ。それと一緒に(草なぎが)歌い、踊り狂う姿がまた見どころ」と話している。上演時間は約3時間5分(途中休憩あり)。作品ではヒトラーの政権掌握からオーストリア併合までの史実を扱い、合間で字幕による説明も入るが、あくまで設定はシカゴのギャング団の話。華やかなショーでありつつ、それでいて重厚な芝居も見せつけられる。1幕から最後に幕が閉じるその瞬間まで続く、熱狂、狂気、不思議な高揚感、そしてそれを止められない恐怖の感覚。主演の草なぎの白熱した演技はもちろん、共演する古谷一行、神保悟志、渡部豪太、松尾諭、小林勝也など、個性豊かな俳優たちの芝居もいい。草なぎは「白井さんとまた私、草なぎ剛がタッグを組んで、今までにないにないような草なぎ剛が見られると思います。白井さんの演出もまた新しく斬新でとても痺れる感じになっていますので、ぜひとも皆さんよろしくお願いします」とコメントしている。公演は2月2日まで。取材・文・撮影:五月女菜穂
2020年01月14日草彅剛が、白井晃の演出で、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作『アルトゥロ・ウイの興隆』に挑む。ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む意欲作だ。【チケット情報はこちら】草彅と白井が初めてタッグを組んだのは、2018年の舞台『バリーターク』。その時の経験が草彅の中には強烈に残っているようで、「すごく新しい感覚でした。読んでみて全く分からない内容だったんですけど、実際にやってみたらすごく楽しくて。だから今回、白井さんが声をかけてくれるということで、別に台本を読まずとも、やりたいと言いました」と出演を決めた理由を話す。本作は、1956年にブレヒトがこの世を去った2年後の58年にドイツ・ヴュルテンブルグ州立劇場にて初演された。日本では1969年に田中邦衛主演、劇団俳優座による『ギャング・アルトゥロ・ウイ~おさえればとまるアルトゥロ・ウイの栄達』のほか、2005年に新国立劇場が招聘したマルティン・ヴトケ主演、ベルリナー・アンサンブルによる公演が上演されている。すでに稽古に取り組んでいる草彅は、難解な戯曲と向き合いながら「膨大なセリフの量だし、何を言っているのか、意味がよく分からないんです」と苦笑い。一方で、「すごく刺激的です。知らない扉を白井さんが開いてくれる感じがするし、自分が分からなければ、分からないほど未知の自分に出会える。舞台にはそういうところがある。今回もそれを期待しています」とも語っていた。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、オーサカ=モノレールによる生演奏というのも大きな見どころの一つ。『道(La Strada)』(2018年)で音楽劇に挑戦した草彅だが、改めて音楽劇の魅力を聞くと、「より僕の役の中の眠っている魂が、音楽によって呼び覚まされる。そんなことを白井さんは狙っているらしい。それができたら、観客の皆さんに新しい感動を届けられるのではないかなと思います」と話してくれた。公演は2020年1月11日(土)から2月2日(日)まで、KAAT神奈川芸術劇場大ホールにて。共演者には、古谷一行、神保悟志らベテラン陣のほか、渡部豪太といった若手キャストに加え、『バリーターク』でも草彅と共演した松尾諭、小林勝也など、個性豊かな俳優がそろっている。取材・文:五月女菜穂
2019年12月25日加藤シゲアキ主演、横溝正史によるミステリーの金字塔「金田一耕助」シリーズから名作と名高い1作をスペシャルドラマ化する「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」が12月21日(土)今夜、フジテレビ系で放送となる。昭和、平成と時代を超え何度も映画、ドラマ化され世代を超えて愛されてきた、ミステリー&ホラー小説界の巨匠・横溝正史による探偵推理小説・金田一耕助シリーズ。映画では高倉健、石坂浩二、豊川悦司らが、ドラマでは古谷一行、愛川欽也ら日本を代表する名だたる名優が演じてきた。フジテレビのスペシャルドラマ版では片岡鶴太郎、稲垣吾郎がこれまで演じてきた金田一を昨年放送の「犬神家の一族」から加藤さんが受け継ぎ、本作でも続投する。岡山と兵庫の県境にある鬼首村(おにこうべむら)。この村では由良家(ゆらけ)と仁礼家(にれけ)という2つの名家が対立していた。岡山県警の警部・磯川常次郎の依頼を受け、金田一耕助は村にある亀の湯という温泉宿を訪れる。そこの女主人である青池リカは20年前に起きた悲惨な事件によって夫の源治郎を亡くしていた。そしてその犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。ある日、鬼首村出身の人気歌手、大空ゆかりが帰郷するということで村中が活気に湧くなか、リカの息子、青池歌名雄の婚約者である由良泰子が滝つぼで死んでいるのが発見される…という物語。金田一役の加藤さんを取り巻く登場人物として、磯川常次郎役には連続ドラマ(1977~1978年)やスペシャルドラマ(1983~2005年)で長きにわたり金田一を演じてきた古谷一行。鬼首村にある温泉旅館「亀の湯」の女主人・青池リカには『のみとり侍』や大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などで知られる寺島しのぶ。リカの息子の青池歌名雄には『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』「白衣の戦士!」などの「ジャニーズWEST」小瀧望。惨劇の幕を開くキーとなる鬼首村出身の国民的人気歌手・大空ゆかりには『雪の華』などの映画や「白衣の戦士!」で小瀧さんと共演経験もある中条あやみ。そのほか大野いと、大友花恋ら注目の若手女優陣から木南晴夏、岡田義徳、有森也実、国生さゆり、渡辺大、古田新太、斉藤由貴、泉谷しげる、中尾ミエ、石橋蓮司ら日本を代表する名優まで、重厚かつ豪華な布陣で歴史的名作を改めて映像化する。土曜プレミアム「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」は12月21日(土)21時15分~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2019年12月21日12月上旬、自宅から出てきた古谷一行に話を聞いた「俺も建志につらい俳優の道を歩ませたくなかったから、将来は、もしかすると、建志も音楽の道はヤメとけって言うのかもね」俳優・古谷一行(75)が、そう週刊女性に語っていたのは10年以上前のこと。バンド『Dragon Ash』のリーダーである息子の降谷建志とタレントのMEGUMIが、’08年に“七夕デキ婚”したときに古谷を直撃。ふたりの結婚を祝福しつつ、生まれてくる孫の将来について、息子への思いを重ね、複雑な胸中を明かしていた。そんな古谷の孫が10歳になり、降谷凪(なぎ)として来年1月に公開される映画『ラストレター』で俳優デビューする。約200人によるオーディションの中から選ばれたという。俳優の祖父、ミュージシャンの父親、タレントの母親を持つ芸能一家の長男だが、どんな子なのか?MEGUMIは’17年に出演したトーク番組『チマタの噺』(テレビ東京系)で、「生意気……もうビックリしますよ。思ったより10年早くいろんなことが起きているというか。(凪に)付き合って3年くらいの女がいますからね。(恋人が)2人いたんですけど、(1人が)“太ったからもういいや” “管理できてないよ”って言うんですよ」と、息子のモテ男ぶりを披露。「古谷といえば、’92年に不倫相手だったAV女優が会見を開いて関係を暴露し、ワイドショーをにぎわせました。その後に謝罪会見を開いた古谷から出た“関係をもった事実には後悔していませんが、表ざたになったということには後悔しています”というコメントは今でも語り草になっていますよ」(芸能レポーター)■『Dragon Ash』降谷建志の子煩悩な姿そんな古谷も今や75歳。孫も成長し、すっかり好々爺(こうこうや)になったのでは─。一家は世田谷区の閑静な住宅街に居を構えている。’11年に古谷の家の隣にもう1軒の豪邸が完成し、現在はお隣同士での生活。近隣の住民は、「凪くんは活発な子よ。建ちゃんは子煩悩で、よく一緒に出かけるのを見かけます。バイクに乗せたりしてね。凪くんの運動会なんかにも、家族で仲よく見に行っていました。MEGUMIさんもとても感じのいい方で、お義母(かあ)さんともすごく仲よしなんです」と、過去にはいろいろとあったが、現在では仲睦まじい家族の様子を明かす。孫が自身と同じ道を歩むことについてはどう思っているのか。自宅から出てきた古谷に話を聞くと……。「その映画は試写会で孫と一緒に見てきたけど、自然に演じていたよ」古谷の代表作といえば、’83年から20年以上放送されたテレビドラマ『金田一耕助』シリーズがある。“金田一の孫”としても活躍を期待されている?「そんなこと、本人は全然考えてないよ」と言葉少なげながら微笑みつつ、自宅を後にした。俳優として長年活躍する古谷だが、孫が歩む道を心配する一方、後悔はしないよう応援しているに違いない。
2019年12月19日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。その12月12日(木)今夜放送回に、「NEWS」加藤シゲアキ、中条あやみ、「ジャニーズWEST」小瀧望、大友花恋、渡辺大、泉谷しげるらドラマ「悪魔の手毬唄」キャスト陣がゲスト出演する。「NEWS」の活動とともに「ゼロ 一獲千金ゲーム」出演など俳優としての顔も持ち、作家として「ピンクとグレー」「傘をもたない蟻たちは」などの作品も発表する多才な加藤さん。ミスセブンティーンに選ばれ同誌モデルとして活動しながら女優としても活動。『ニセコイ』『雪の華』の映画やドラマ「白衣の戦士!」などで女優としても急成長中の中条さん。「ジャニーズWEST」のメンバーで、俳優としても『近キョリ恋愛』『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』の映画や、中条さんと共演した「白衣の戦士!」などのドラマまで幅広く出演する小瀧さん。多くの感動を呼んだ『君の膵臓をたべたい』や今年上半期の話題を席捲した「あなたの番です」などで注目を集める大友さん。中条さんも出演した『覆面系ノイズ』や『散り椿』、「中学聖日記」「ミラー・ツインズ」など多彩なジャンルでその演技力を発揮する渡辺さん。フォークシンガーとしてデビュー、音楽活動だけでなく俳優としても朝ドラ「まれ」や「後妻業」、『起終点駅 ターミナル』『サブイボマスク』など多数の出演作を誇る泉谷さん。今回はこの冬の注目作「悪魔の手毬唄」のキャスト陣がチームを組んで参加。嵐チームは小沢一敬と丸山桂里奈をプラスワンゲストに加え、両チームで競い合うことに。今回同作で加藤さんが演じるのは日本を代表する名探偵・金田一耕助だが、嵐の松本潤は以前「金田一少年の事件簿」で金田一耕助の孫を演じており、今回は“金田一”祖父と孫が勝負するという展開に。また今回は、同時に数曲の楽曲が流れるなかで曲名を当てていく特別対決「音嵐」も開催する。今回のゲストチームが出演する金田一耕助シリーズの傑作ミステリードラマ「悪魔の手毬唄」が土曜プレミアム枠で放送。探偵推理小説の金字塔といわれる金田一耕助シリーズのなかでも、原作者の横溝正史自身が傑作と語った同作。加藤さんが金田一を、物語の舞台となる鬼首村出身の国民的人気歌手・大空ゆかりを中条さんが演じるほか、今回ゲストとして出演した面々のほかにも寺島しのぶ、長きにわたり金田一耕助役を演じてきた古谷一行も出演する。土曜プレミアム「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」は12月21日(土)21時15分~フジテレビ系にて放送。「VS嵐」は12月12日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年12月12日俳優・古谷一行(75)の孫・降谷凪(ふるや なぎ・10)が、20年1月公開の映画『ラストレター』で俳優デビューする。岩井俊二(56)を監督とする同作は、松たか子(42)が主演。さらに福山雅治(50)や広瀬すず(21)、神木隆之介(26)などが出演する。降谷は松が演じる岸辺野裕里の息子・瑛斗を演じる。同役の抜てきにあたって、岩井監督のイメージに合う役者が見つからなかったという。何度かオーディションを行い、約200名の中から降谷が選出された。降谷は出演にあたり、こうコメントを寄せている。《映画の撮影現場に行くのは初めてだったから緊張したけど、スタッフの皆さんに優しくしてもらったので楽しかったです》とし、《休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら「わー!」ととても大きな声で驚いていました。『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたいです》そんな降谷は人気バンド・Dragon Ashのヴォーカル降谷建志(40)と女優のMEGUMI(38)を両親に持ち、さらに祖父は『金田一耕助シリーズ』(TBS系)で金田一耕助を好演した古谷だ。「テレビ番組でも凪さんを古谷一行さん似だと語っていたMEGUMIさんは、初めから凪さんを俳優として育てようとしていなかったようです。子供には進路の選択肢を多く持てるようにしてあげたいと語っていました。凪さんは様々なことを体験した上で、俳優にチャレンジしたようです」(芸能関係者)“サラブレッド”とも言える降谷に、ネットでは期待の声が上がっている。《古谷一行の孫がデビューということはリアル金田一少年ってことですね!!すっげぇ!!!》《降谷建志とMEGUMIの長男・降谷凪くんが俳優デビューするらしいけど、祖父の古谷一行が金田一耕助なんだから金田一少年の事件簿の続編があるなら絶対に金田一役やってほしい》《MEGUMIさんの長男が漂うイケメン感…子供ながらにイケメンって凄!!》
2019年12月09日岩井俊二監督のもと、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ら豪華キャストが出演する『ラストレター』。この度、松さんの息子役に、「Dragon Ash」の降谷建志と女優のMEGUMIの長男・降谷凪が抜擢、俳優デビューを果たすことになった。今回新たに、松さん演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役に決定したのは、降谷凪(ふるや なぎ)。名優・古谷一行を父に持つ降谷さんと、「おっさんずラブ-in the sky-」などに出演する女優・MEGUMIさんの長男で、本作で俳優デビュー。撮影前、瑛斗役のオーディションが行われたが、なかなか岩井監督のイメージに合う瑛斗が見つからず、何度かオーディションを行い、約200名の中から降谷さんが選ばれたという。フレッシュでありながらも豪華俳優陣の中でも物怖じしない堂々とした演技は、とても俳優デビューの初出演作品とは思えない、自然な瑞々しい印象をスクリーンに映し出している。「休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら『わー!』ととても大きな声で驚いていました」と、降谷さんは初めての映画撮影の現場を楽しみながらも、「『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたい」と、今後の活躍も期待させるコメントを寄せている。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月09日横溝正史原作、加藤シゲアキ主演のスペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」が12月21日(土)に放送。加藤さんと、長きにわたり金田一耕助役を演じてきた古谷一行が共演を果たすことになった。ミステリー&ホラー小説界の巨匠、横溝正史が生んだ金田一耕助シリーズは“探偵推理小説の金字塔”として圧倒的人気を博し、昭和、平成と時代を越えて幾度となく映像化されてきた不朽の名作群。中でも「悪魔の手毬唄」は作者自身が傑作と語ったミステリー作品で、怨念めいた村で起きる血で血を洗う争いが描かれる。身も心も震える今作で、加藤さん演じる金田一がずばぬけた洞察力と明晰な頭脳を武器に、この年末に再び名推理をみせる。そして、未解決事件の捜査を金田一に依頼する岡山県警警部・磯川常次郎(いそかわ・つねじろう)役に古谷さんが決定。金田一耕助シリーズの連続ドラマ(1977~1978年)やスペシャルドラマ(1983~2005年)で長きにわたり金田一を演じてきた古谷さんが、本シリーズで自身初となる金田一以外のキャラクターを演じることに。金田一ドラマへの出演は今作で48作品目となり、「悪魔の手毬唄」には1977年(昭和52年)版、1990年(平成2年)版に続きで三度目。加藤さん扮する金田一耕助とバディを組み、迷宮入り事件解決に挑む。ドラマで最も多く金田一耕助を演じてきた古谷さんは「今でも金田一が体に染みついている」と語り、監督に「金田一」と呼ばれると体が勝手に反応してしまったというエピソードも。そんな古谷さんが演じる磯川常次郎は、岡山県警にて確かな地位を築いている警部。金田一とは“獄門島殺人事件”など過去にも一緒に事件を解決したことがあり、確かな信頼関係と深い友情で結ばれている。キャリアもあり、洞察力にも優れた名警部であるが、20年前に鬼首村で起きた青池源治郎殺人事件は解決できなかった。そのことを長く悔やんでおり、亡き源治郎の妻、青池リカ(寺島しのぶ)のために、なんとか事件解決の糸口を見つけるべく金田一を呼び出す、という役柄。古谷さんは最初こそ戸惑いがあったものの、「年を重ね、今の自分が金田一のバディである磯川警部を演じたらどうなるのか次第に興味が沸いてきました」と語り、出演を決意。一方、古谷さんと今作で初共演となる加藤さんは、「金田一を長年演じてこられた古谷さんが出演されると聞いて、“こんなことがあるんだ!”とビックリしましたし、改めて襟を正して臨まなければと緊張しました」と語り、さらに「あたたかく見守ってくださってとても心強いですし、“どう、楽しんでる?”と気さくに接してくださって、緊張感がありながらも楽しく撮影に臨めています」と語っている。土曜プレミアム「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」は12月21日(土)21時15分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年12月02日織田裕二主演のWOWOWドラマ「監査役 野崎修平」の続編「頭取 野崎修平」の放送が決定。松嶋菜々子も続投するほか、新キャストとして小澤征悦と風間俊介の出演も決定した。おおぞら銀行国有化から3年。未だ再生の兆しが見えない中、かつて監査役として厳正な態度で銀行の闇を晒した野崎修平が、同行の頭取に就任。野崎はこの間、産業再生機構で多くの企業再生に携わってきており、その才覚を買われての異例の抜擢だった。成果主義やリストラで士気を失った行員たちの自信と誇りを取り戻し、社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して常務の立川祥子や融資部の石原俊之らとともに改革に乗り出す。そんな矢先、元エリート官僚で京極元頭取の息子・京極春樹が取締役として就任。春樹は父親が築き上げた頭取の座を奪い返そうと、祥子と共に野崎を失脚させるため様々な策略を企てる――。原作:周良貨、漫画:能田茂による経済漫画「頭取 野崎修平」を原作に描く本作。主演の織田さん演じるかつての監査役野崎が、今回荒廃したおおぞら銀行を救うべく“頭取”としてカムバック!社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して改革に乗り出す。続編制作について織田さんは「真にお客様の役に立つ銀行を創りたいという彼の前に、次から次へと起こる問題。野崎修平はどんな答えを出すのか…。素敵なキャスト達が演じる様々な人の生き方を、新たなキャストも加わり、前作に引き続き信頼するスタッフと共にお届します。ご期待ください」とメッセージを寄せている。また、松嶋さんは野崎が去った後のおおぞら銀行を常務として支えていた立川祥子役で続投。松嶋さんは「立川祥子は、前作の支店長から役員へと出世するも、剛毅果敢な性格でさらなる上を目指すタフな女性です。今作では、織田裕二さん演じる野崎修平がおおぞら銀行に戻り、おおぞら銀行の在り方を巡り正面からぶつかりあいます」と明かし、「当時、男社会だった銀行業界の中で、少しも怯まず、したたかさ、強さ、潔さを持つ彼女の存在感を大事に演じたいと思います」と意気込んでいる。そして今回新キャストとして、前作で野崎の前に大きく立ちはだかった京極元頭取(古谷一行)の息子で取締役の京極春樹役を小澤さん。おおぞら銀行融資部に務める石原俊之役を風間さんが演じる。財務省主計局のエリート官僚だったが、自ら望んでア メリカの銀行に転職後、おおぞら銀行に役員として入り、頭取の座を奪い返すため祥子と共に野崎と対立していく京極役の小澤さんは「織田裕二さんと初めて共演させてもらえるという事で、とても嬉しかったですし、また興奮もしました。脚本もとても良く書かれていて、自分が演じさせてもらう京極春樹と織田さん演じられる野崎修平の対立関係が回を増すごとに大きくなっていき、とてもやりがいがあると感じました」と増していく対立が本作の見どころの一つとなっている様子。最初は野崎を良く思っていなかったが、後に考えが変わり、銀行再生の一役を担う石原役の風間さんは「素晴らしい作品の続編に、参加させて頂けることになり、興奮しています。好きな作品だからこそ、背筋を伸ばし、気を引き締め、現場を楽しみたいと思います」と気合十分に語っている。ほかにも新キャストには、おおぞら銀行が取引する日雲商事の戦略室・音川真由美役に泉里香、頭取秘書・富永真役に「Snow Man」渡辺翔太、金融庁の主席検査官・紅梅勇治郎役に野間口徹、日雲商事の取締役・塩田正康役に相島一之、日雲商事の戦略室室長・村上哲也役に宮川一朗太らが新風を吹き込む。そして前作に引き続き、元おおぞら銀行員で企業のリスクマネジメントをする会社を起業したIRM社長・武田真吾役の岸谷五朗、元頭取・京極雅彦役の古谷一行、総会屋の東都政策研究室総帥・海藤義己役の宇梶剛士、野崎を慕う秘書・吉野美保役の瀧本美織、藤岡長沼支店調査役・坂本正義役の駿河太郎、法人営業部長・西條進役の三浦誠己、経営コンサルタント・沖田浩二役の小林且弥、毎朝新聞記者・柏木竜馬役の小市慢太郎、野崎の妻・志穂役の西田尚美らが続投する。連続ドラマW「頭取 野崎修平」は2020年1月19日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送。(全5話/第1話無料放送)(cinemacafe.net)
2019年10月31日織田裕二が強い正義感と厚い人情で銀行の不正と戦う銀行員・野崎修平を演じた『連続ドラマW 監査役 野崎修平』の続編、『連続ドラマW 頭取 野崎修平』が、2020年1月19日(日)夜10時からWOWOWで(全5話・第1話無料)放送することが決定。この度、小澤征悦、風間俊介ほか新キャストが明らかになった原作・周良貨、漫画・能田茂による同名経済漫画をドラマ化。前作は、経営悪化したおおぞら銀行の頭取に再任した野崎が、頭取の座を狙う役員たちから失脚を企てられる中、銀行を再生させようと自分の正義を信じて奮闘するという内容だった。本作では、織田が演じる野崎が、荒廃したおおぞら銀行を救うべく“頭取”としてカムバックを果たし、社会に貢献できる理想的な銀行づくりを目指して改革に乗り出す。野崎が去った後、おおぞら銀行を常務として支えていた立川祥子役は、前作に引き続き松嶋菜々子が演じる。小澤が演じる、新キャラクターの京極春樹は、京極元頭取の息子で取締役。財務省主計局のエリート官僚だったが、自ら望んでアメリカの銀行に転職。その後、おおぞら銀行に役員として入り、頭取の座を奪い返すため祥子とともに野崎と対立していく。風間が演じるのは、おおぞら銀行融資部に務める石原俊之役。 石原は頭取として戻ってきた野崎の事を良く思っていなかったが、野崎から託されたミッションを遂行していくうちに考えが変わり、銀行再生の一役を担う。このふたり以外にも新キャストとして、おおぞら銀行が取引する日雲商事の戦略室・音川真由美役を泉里香、頭取秘書の富永真役を渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.)、金融庁の主席検査官・紅梅勇治郎役を野間口徹、日雲商事の取締役・塩田正康役を相島一之、日雲商事の戦略室室長・村上哲也役の宮川一朗太らの出演も決定した。また、前作に引き続き、元おおぞら銀行員で企業のリスクマネジメントをする会社を起業したIRMの社長・武田真吾役を岸谷五朗、元頭取・京極雅彦役を古谷一行、野崎との対決に敗れて収監されている総会屋の東都政策研究室総帥・海藤義己役を宇梶剛士、野崎を慕う秘書・吉野美保役を瀧本美織、藤岡長沼支店調査役・坂本正義役を駿河太郎、野崎を敵視する法人営業部長・西條進役を三浦誠己、経営コンサルタント・沖田浩二役を小林且弥、毎朝新聞記者・柏木竜馬役を小市慢太郎、野崎の妻・志穂役の西田尚美ら、豪華な出演陣が続投する。WOWOW『連続ドラマW 頭取 野崎修平』2020年1月19日(日)夜10時から(全5話・第1話無料放送)
2019年10月31日今田耕司と女優・広瀬アリスが司会を務める「アナザースカイII」の10月25日(金)放送回に、女優の石田ゆり子がゲスト出演。石田さんは公開を控える出演作『マチネの終わりに』の舞台の1つにもなっているフランス・パリを訪れる。80年代からモデル、女優として活動し「101回目のプロポーズ」「君のためにできること」など90年代の大ヒット作の数々に出演。2005年公開の『北の零年』では第29回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞するなどその実力も評価されると、最近では社会現象を巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」をはじめ、月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」や大ヒットコメディ『記憶にございません!』などで幅広い演技をみせる石田さん。今回石田さんはフランスのパリへ。モンマルトルのホテルを訪れたり、蚤の市でアンティークを探したり、鶏料理の名店を満喫。また世界的ギタリストの演奏で「愛の讃歌」の披露も。パリの美しい街並みとともに一線で活躍し続ける石田さんの魅力が引き出されていく。今回、石田さんが訪問したパリを含め、ニューヨーク、そして東京と世界の彩り豊かな街並みを舞台に、音楽家とジャーナリストの男女二人の6年にわたる愛の軌跡を描く『マチネの終わりに』が11月1日(金)より全国東宝系にて公開される。ラブストーリーでありながら、人生の苦悩、世界の分断や対立といったテーマを織り交ぜた芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説を原作に、主演には福山雅治を迎え、福山さんが天才ギタリストながら自分の演奏に満足出来ず、自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史を熱演。そんな蒔野と惹かれあうジャーナリスト・小峰洋子を石田さんが演じるほか、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行ら実力派が集結。ともに四十代という、独特で繊細な年齢を迎えた蒔野と洋子が出会い、強く惹かれ合う。洋子には婚約者がいることを知りながらも、高まる想いを抑えきれない蒔野は洋子への愛を告げるが、それぞれをとりまく目まぐるしい現実に向き合う中で蒔野と洋子の間に思わぬ障害が生じ、二人の想いは決定的にすれ違ってしまう――という物語。石田さんのプライベートな一面が見られる「アナザースカイII」は10月25日(金)今夜23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年10月25日来月公開の映画『マチネの終わりに』に出演する女優の石田ゆり子が、10月19日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」にゲスト出演する。今回が本番組初登場となる石田さんはプライベートトークのほか、お菓子づくりにも挑戦するなど本番組ならではの素顔をみせてくれる。全日空のキャンペーンガールとして活動を始め、『悲しい色やねん』や「101回目のプロポーズ」などの作品で女優としても活躍。90年代に入ると「彼女の嫌いな彼女」や「静かなるドン」「美味しんぼ」シリーズなど数々の人気ドラマに出演し、女優として注目されるように。00年代に入ると『北の零年』で第29回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、『神様のパズル』『MW-ムウ-』などの映画作品にも多数出演。近年はドラマ、映画へと展開した「MOZU」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」といったシリアスでハードな作品から社会現象となった「逃げるは恥だが役に立つ」、『コーヒーが冷めないうちに』『記憶にございません!』といった作品まで幅広く出演している石田さん。今回が初登場となる石田さんのミステリアスなプライベートに迫るトークに自宅紹介のほか、友人の女優から驚きエピソード告白も。また大好きな料理研究家のもとでお菓子づくりにも挑戦。またデビューのきっかけまで石田さんの貴重な素顔が詰まった30分をお届けする。芥川賞作家・平野啓一郎の代表作を福山雅治と石田さんの初共演で映画化した『マチネの終わりに』は、クラシック・ギタリストの蒔野聡史と、海外の通信社に勤務する小峰洋子。ともに40代という独特で繊細な年齢をむかえていた2人が出会い、強く惹かれ合っていくが洋子には婚約者が…。仕事や時代の波に翻弄されすれ違いや思わぬ障害が生じ2人の関係は途絶えてしまうのだが――という物語。福山さんが聡史を、石田さんが洋子を演じ、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行らも共演する。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。「おしゃれイズム」は10月19日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年10月20日歌手で俳優の福山雅治が10月7日、都内で行われた主演最新作『マチネの終わりに』の完成披露試写会に、同じく主演を務める石田ゆり子とともに登壇し、「作品の内容同様に、運命の共演です」とふり返った。やっぱり、運命?石田ゆり子「25年くらい前に、1度だけCMで…」東京、パリ、ニューヨークを舞台に、音楽性を見失い、苦悩する天才ギタリストの蒔野聡史(福山さん)と、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子(石田さん)が思いを寄せあいながら、すれ違う6年間の愛の軌跡を描く。芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラー小説を映画化した。同い年の福山さんと石田さんだが、意外にもドラマや映画での共演はこれが初めて!福山さんは「今回、石田さんとの共演だとうかがって、原作や台本を読んでいたので、お会いする前から、早く“洋子”に会いたかった」と感激しきり。一方の石田さんも「25年くらい前に、1度だけCMでご一緒して。きっと、この作品でご一緒すること(運命)になっていたんだと思います」と深くうなずいていた。原作者も泣いた!福山さん「こんなうれしい誉め言葉はない」福山さん&石田さんは原作者の平野氏と一緒に、本作の試写に臨んだのだとか。福山さんは「平野さんから『まさか自分が書いた小説の映画を見て、泣けるとは思わなかった』と言っていただき、こんなうれしい誉め言葉はない」と原作者からの太鼓判に大喜び。「自分でも素直にすてきな作品だと思えるし、原作ファンの方々、今はあえて原作を読んでいない皆さんの期待に沿える作品になった」と胸を張った。石田さんは映画化が決まる前からの原作ファンだといい「こうして洋子役として、この場に立てるのは感無量。(原作ファンの)皆さんにどう思われるか、プレッシャーもありましたが、すてきな映画に仕上がった」とこちらも確かな手応えだ。劇中では英語、フランス語を話せるという役どころで「びっちりレッスンを受けました」と語学習得についても明かした。。完成披露試写会には共演する伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、板谷由夏、古谷一行、西谷弘監督(『容疑者Xの献身』『昼顔』)が出席した。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチネの終わりに 2019年11月1日より全国東宝系にて公開©2019 フジテレビジョン アミューズ東宝 コルク
2019年10月07日草なぎ剛主演舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」が、来年1月11日(土)より上演されることが決定。全キャストも発表された。シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイは、政治家ドッグズバローと野菜トラストとの不正取引に関する情報をつかんだ。それにつけこみ強請るウイ。それをきっかけに勢力を拡大し、次第に人々が恐れる存在へとのし上がる。見る見るうちに勢いを増していくウイを抑えることができるのだろうか…。ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作「アルトゥロ・ウイの興隆」。本作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程を“シカゴのギャングの世界”に置き換えて描いたこの問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む白井晃の意欲作だ。舞台「バリーターク」でも白井さんとタッグを組んだ主演の草なぎさんが演じるのは、シカゴのギャング。エンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する!そして共演には、「バリーターク」で共演した松尾諭や小林勝也をはじめ、「プロポーズ大作戦」や大河ドラマ「西郷どん」の渡部豪太、「深夜食堂」シリーズの中山祐一朗、俳優だけでなくナレーターとしても活動する細見大輔。そのほか、粟野史浩、関秀人、有川マコト、深沢敦、那須佐代子、春海四方、小川ゲン、古木将也、小椋毅、チョウヨンホ、林浩太郎、神保悟志、そして古谷一行が参加する。また劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成。海外でも活躍する「オーサカ=モノレール」による生演奏というのも大きな見どころのひとつとなっている。KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース「アルトゥロ・ウイの興隆」は2020年1月11日(土)~2月2日(日)KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>にて上演。(cinemacafe.net)
2019年10月01日元SMAPの草なぎ剛が、2020年1月11日から2月2日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務めることが1日、明らかになった。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務める草なぎ剛KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督を務める白井晃氏演出の新作舞台公演として、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作『アルトゥロ・ウイの興隆』を上演。ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む白井の意欲作だ。主演を務めるのは、白井と初めてタッグを組んだ舞台『バリーターク』(2018年)以来、KAATで2度目の主演となる草なぎ剛。今回、シカゴのギャングに扮し、エンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する。共演には、古谷一行、神保悟志らベテラン陣のほか、渡部豪太といった若手キャストに加え、『バリーターク』でも草なぎと共演した松尾諭、小林勝也など、個性豊かなキャストがそろった。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、オーサカ=モノレールによる生演奏というのも大きな見どころのひとつ。ファンクミュージックに彩られた、刺激的で斬新な音楽劇が誕生する。
2019年10月01日「今でも、『美代ちゅあん』と、ばあばから電話がかかってくるような気がします。いつもそばにいてくれていると思うんです」そうほほ笑むのは、今月7日に公開された映画『エリカ38』(東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で上映中)で、主演を務める女優の浅田美代子(63)。デビューとなったドラマ『時間ですよ』(TBS系・’73年)で共演以来、樹木希林さん(享年75)とは、45年の長きにわたり、「ばあば」「美代ちゅあん」と呼び合う仲だった。昨年9月に亡くなった希林さんが人生最初で最後の“企画”を務めた映画『エリカ38』は、’17年4月に投資詐欺で国際手配され、タイで逮捕された女性詐欺師の事件がモチーフだ。日本でだまし取った金を、タイで同棲中の若い男性ホストに貢いでいたこの女性詐欺師。“聖子ちゃんカット”に、生脚&ショートパンツ姿で38歳を自称していたが、じつは62歳だったことで話題を呼んだ。映画では、浅田が女性詐欺師・エリカ役、希林さんがその母親役を演じている。“低予算”にもかかわらず、木内みどりや古谷一行といった豪華俳優がそろったのは、希林さんの人脈だった。撮影は、’18年の2月に2週間。タイでも4日間のロケを敢行した。衣装はほとんど私物。それも「扮装から(役に)入りなさい」と、いう希林さんの教えから。「ミニスカートとか、派手な昔の服や、以前使っていたシャネルのバッグや小物を引っ張り出して。ばあばから『散財したかいがあったわね』って言われました(笑)。ばあばの衣装も、もちろん私物でした。お手伝いさん役のしずちゃん(山崎静代)が、『皆さん、自前なんですか?』と驚いていたら、ばあばが、『そうなのよ。でもあなたはいいの。袖が寸足らずの服を着ているのがおもしろいから』って言っていました」心が通い合う“親友”同士、アドリブも自然に生まれた。たとえば、お金を手にして豪邸に暮らすエリカ(浅田)が、老人ホームにいた母(希林さん)を引き取り、出資者たちに紹介するシーンで――。「台本には、“母が『どうも』と、挨拶する”とだけあったんですが、ばあばは突然、『娘がこんなに立派になりまして。皆さんのおかげです。ありがとうございます』と……まるで本当に自分が言われているように感じて、うれしくて胸が熱くなりました」さらに、だまし取ったお金も尽き、出資者も去った家に残ったエリカと母の場面でも――。「“『お母さん、一緒に死のうか』と、私がつぶやく後ろで、ばあばが、童謡の『赤とんぼ』を歌う”という台本だったのに、気がついたら私も一緒に歌を口ずさんでいたんです」出資者を募る詐欺の場面でも、希林さんのアドバイスが役立った。プライベートでは動物愛護の活動をしている浅田に対し、希林さんはこう語ったという。「美代ちゃんは、動物愛護の話になると顔が変わるの。そこにフワッとした美代ちゃんはいないのよね。それを詐欺のシーンでやるといいわよ。真剣に訴えると人は耳を傾けるから」そんなアドバイスが生まれるのも、ふだんから一緒に過ごすことが多かったから。浅田が暮らす現在の低層階のマンションも、不動産に詳しい希林さんが探してきたものだ。「最初、購入する気はなかったんですが、ばあばが『60歳過ぎたら部屋も貸してもらえないわよ』って。それで緑の樹木の見える景色のいい部屋に決めたんです。2人ともタワーマンションには興味がなかった。ばあばも、『大地に足をつけて、普通にちゃんと生きていることが大事。ちゃんと生きていないといろんな役はできない』っていつも言ってました」浅田のマンションに希林さんは食材を持ってしょっちゅう訪れた。「カニや松茸などいただきものがあると、『美代ちゅあん、焼きガニにするとおいしいって』『松茸ピザ作って~』と持ってくるんです。ピザの作り方なんてわからないって言っても、『大丈夫よ』って(笑)」
2019年06月13日福山雅治と石田ゆり子が初共演で切なくも美しい究極の愛の物語を描く映画『マチネの終わりに』。この度、本作のポスタービジュアルが到着。併せて、新キャストも発表された。今回公開されたのは、東京、パリ、ニューヨークを舞台に、天才ギタリストとして名を馳せるも、自分の音楽を見失い苦悩する蒔野聡史(福山さん)と、ジャーナリスト・小峰洋子(石田さん)がお互いを想い合うポスタービジュアル。本ポスターは、7月中旬より全国の劇場で掲出される予定だ。そして今回新たに、運命が交錯する2人をとりまく新キャストとして、石田さん演じる洋子の婚約者で、N.Y.に住む経済学者・リチャード新藤役を、「サバイバル・ウェディング」『翔んで埼玉』への出演も話題となった伊勢谷友介。福山さん演じる蒔野のマネージャー・三谷早苗役を、「東京独身男子」に出演中の桜井ユキ。蒔野を担当するジュピターレコードの社員・是永慶子役を「ファースト・クラス」「セシルのもくろみ」の板谷由夏。蒔野の師匠であるギタリスト、祖父江誠一役を、数々のミステリー作品などに出演する古谷一行。祖父江の娘・奏役を、「勇者ヨシヒコ」シリーズなどコミカルな作品にも出演する木南晴夏。長崎に住む洋子の母で、世界的に有名な映画監督イェルコ・ソリッチの元妻・小峰信子役を、連続テレビ小説「半分、青い。」の出演も話題となった風吹ジュンが演じることが決定。伊勢谷さんは「ニューヨーク在住の日系人として、英語を話さないといけない役ということもあり、撮影当初は少し緊張と不安があったのですが、監督やスタッフの方々の周到な準備と石田さんのやわらかい空気感に包まれて居心地良く撮影に臨めました」と撮影をふり返り、「私で大丈夫かな?」と不安もあったという桜井さんは「原作を読んで、早苗を知り、福山さんや石田さんたちとお会いして、絶対演じきってやろうという気持ちが湧きました」とコメント。また、出演も決まっていないタイミングで原作を読んでいたという木南さんは「大人の恋愛の難しさやすれ違いを原作で感じたので、そのもどかしさを映画でも感じたいと思います」と語り、風吹さんも「この作品は、大人のわくわくドキドキがありつつ、知的に品良く、しかも、ワールドワイドで表現しているので、今までになかった恋愛ドラマが見られるのではないかと期待しています」と完成を楽しみにしている様子。そして、「プライベートを知りすぎていている」という石田さんとの共演について板谷さんは「違う役で世界に入り込めるかなと心配していたのですが、全然大丈夫で(笑)逆に身近な友人とお芝居するのも楽しいなと思いました」と撮影をふり返った。一方、福山さん演じるギタリストのギターの師匠役を演じたものの、これまで福山さんとは今回が初めての仕事だったという古谷さん。「最初はお互いに、どんな人なんだろうとか思っていましたが、すごくイイ奴」と印象を明かし、「パリでは食事にも出かけ、色々な話をし、作品の中にもうまく出せたんじゃないかと思うぐらい良い関係で仕事ができました」と語っている。さらに、音楽界から世界が注目するクラシックギタリストの新星ティボー・ガルシアが、若き天才ギタリスト役として出演することも明らかになった。『マチネの終わりに』は11月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マチネの終わりに 2019年11月1日より全国東宝系にて公開©2019 フジテレビジョン アミューズ東宝 コルク
2019年05月22日「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が主演を務めるオトナの土ドラ「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマミラー・ツインズSeason1」。今週末のSeason1最終回を残すのみとなった本作Season2に、「Kis-My-Ft2」の千賀健永がゲスト出演することが分かった。藤ヶ谷さんが刑事と犯罪者という双子の一人二役をつとめる本作は、バトンを引き継ぐ形で6月8日(土)からWOWOWにてSeason2がスタート。その舞台は、Season1の1年後。息もつけない展開はそのままに、双子に関わる“新たな謎”の真相究明に奔走する姿を描く。先日は古谷一行、中村俊介、宮崎美子、福田悠太(ふぉ~ゆ~)、霧島れいか、飯尾和樹(ずん)、平山祐介、平井理央ら豪華実力派キャストの出演が解禁されたばかり。そして千賀さんは、Season2の重要なカギとなる事件の殺害現場となったクラブの店長役を演じるという。葛城勇吾(藤ヶ谷太輔)による一連の復讐劇が終結したかのように思われていた、その1年後。談合事件で大手ゼネコンからの賄賂を仲介していたとして逮捕された経営コンサルタント・陣内(飯尾和樹)が、釈放後に何者かによって殺害される。千賀さん演じるクラブの店長は、その殺害現場となった店で事件を目撃した重要人物となる。実はSeason1の第1話放送終了後、主演の藤ヶ谷さんに感想を長文メールで送ったという千賀さん。毎週欠かさずに放送をチェックし、自他ともに認めるミラー・ツインズファンである彼が、Season2の幕開けに華を添えることになる。ストーリー葛城勇吾(藤ヶ谷さん)による一連の復讐劇は終結したかのように思われていた――。1年後、談合事件で大手ゼネコンからの賄賂を仲介していたとして逮捕された経営コンサルタントの男が、釈放後何者かによって殺害される。警視庁捜査一課の刑事・葛城圭吾(藤ヶ谷・二役)は事件の捜査にあたっていた。一方、総民党・衆議院議員の小早川尚太郎(古谷一行)の孫が誘拐される事件が発生。誘拐犯は、勇吾が誘拐された事件と同じ場所、方法で同額の身代金を圭吾に持ってくるように要求する。圭吾は21年前の事件の模倣犯だと確信し…。一見、接点のない2つの事件。しかし、その裏にはある真実が隠されていた――。「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマミラー・ツインズSeason1」最終話は5月25日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ連続ドラマWミラー・ツインズSeason2」は6月8日より毎週土曜22時~WOWOWプライムにてスタート(全4話/※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2019年05月21日有村架純がヒロインを務め2017年上半期に放送された連続テレビ小説「ひよっこ」。同作の“その後”をスペシャルドラマにした「ひよっこ2」が3月25日(月)今夜から28日(木)まで4夜連続で放送。みね子たちの“2年後”が描かれる。連続テレビ小説第96作目として2017年4月から9月まで放送された「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子が、“金の卵”として東京に集団就職。就職先で出会った仲間たちとの友情、行きつけの洋食店・すずふり亭で出会った見習いコック・秀俊との恋などの経験を経て、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記。みね子役に抜擢された有村さんをはじめ、みね子と結婚することになる前田秀俊に磯村勇斗、みね子の父・谷田部実に沢村一樹、母・美代子に木村佳乃、祖父・茂に古谷一行、みね子が就職する向島電機の「乙女寮」の舎監・永井愛子に和久井映見、集団就職先の向島電機で出会う秋葉幸子に小島藤子、夏井優子に八木優希、青天目澄子に松本穂香、兼平豊子に藤野涼子、みね子の幼なじみで女優を目指す助川時子に佐久間由衣、「すずふり亭」の料理長の牧野省吾に佐々木蔵之介、「すずふり亭」の店主・牧野鈴子に宮本信子といった朝ドラならではの幅広く豪華なキャストが出演した。今回のスペシャル版は前作から2年後、1970年の東京赤坂と奥茨城村を舞台に展開。みね子は夫となった秀俊とともに「すずふり亭」で働きながら「あかね荘」でつつましい新婚生活を送っていた。毎日楽しく暮らしていた2人だが、最近少し気がかりなのはすずふり亭の店主・牧野鈴子の元気がないこと。息子で料理長の省吾と妻の愛子もすずふり亭の今後について話し合っていた。一方みね子の故郷、奥茨城村では、高校2年生になった妹のちよ子(宮原和)が進路について悩み中。そんなある日、商店街の福引で愛子が熱海旅行を当て、牧野家は初めての家族旅行へ行くことに。みね子と秀俊も奥茨城村へ帰省することになる。久しぶりの故郷で待っていたのはちよ子の大演説と、スキャンダルを起こし村に戻ってきた時子。みね子の父・実の記憶は果たして戻るのか――という物語。お馴染みのキャストが再び集結したスペシャルドラマ「ひよっこ2」は3月25日(月)~3月28日(木)、19時30分~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年03月25日上川隆也が執事役で出演する「執事 西園寺の名推理」の続編が4月19日(金)からスタート。この度、本作の新たなレギュラーキャストとして観月ありさが出演することが明らかになった。上川さん扮する“パーフェクトな執事”西園寺一が活躍する痛快ミステリー・エンターテインメント「執事 西園寺の名推理」。すでに、西園寺が仕える奥様・伊集院百合子役の吉行和子に決定し、前作から引き続き佐藤二朗、浅利陽介、里見浩太朗、古谷一行ら豪華レギュラーキャストが発表されている。今回新たに本作に加わることが決定した観月さんが演じるのは、全てが謎に包まれた西園寺を追うミステリアスな美女・山崎和歌子。前作では、古谷さん演じる大川の伏線などで物語を盛り上げてきたが、今回は彼女が新たな伏線として物語を盛り上げる。「シリーズものにパート2から参加させて頂くというのは、とてもありがたいことと思っています」と今回からの参加を喜んだ観月さんは、「前作の良さも残しつつ、また今作ではさらに良い作品になるように頑張りたいと思います」と意気込み。また吉行さんとは、人気シリーズ「ナースのお仕事」でナース役で共演しており、「今作でも関わるシーンが出てくるかもしれないので、また久しぶりに共演できることをとても楽しみにしています」と共演が待ち遠しいと話し、「前作から引き続き今作もとても楽しい内容となっていると思います。私は役柄的に謎の女なので良いエッセンスになり、レギュラー陣を良い意味でかき回していきたいなと思っております」とコメントしている。一方、主演の上川さんは「又一人、この作品に美しい刺客(?)が名を連ねて下さいました。毎回、様々な事件や、西園寺の幅広い知識や特技が広がる中、観月さんの演じる和歌子の、謎に包まれた言動が、この物語に更なる深みをもたらしてくれるであろう事に、期待は膨らむばかりです」と期待を寄せている。金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理2」は4月19日より毎週金曜日20時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日