2017年5月12日 20:30
「70年代はセクシーの時代」オスカー常連キャサリン・マーティンが語る「ゲットダウン」
マーティンは「70年代の人々のファッションを見ると、いまよりも上品ぶった気取りがないことに気付くと思います」と語る。「実際、肌の露出度やショートパンツの丈が非常に短いことなどが、すごく印象に残りました。いわばセクシーの時代ですね。付け加えるなら、グラマラスでエキゾチックで、それは、70年代のすべてのファッションにしみ込んでいます」と、当時を分析する。
その言葉を象徴するように、今回シネマカフェに到着した彼女のスケッチでは、華やかなディスコシーンに憧れを抱く歌姫マイリーンが、第7話でスターへの一歩を踏み出す重要なシーンで着用している衣装が描かれている。彼女にとっては勝負の一夜。胸元も開き、シースルーの生地が使用された、セクシーな衣装を身につけていることがわかる。
また、ディスコシーンはもちろんだが、本作に関するリサーチは、2年もの歳月を費やし、ヒップホップに関連するありとあらゆる事柄を調べ上げたという。
「リサーチに加えて、ヒップホップの音楽面における創始者と呼ばれるDJクール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュが、現在も存命で本作にコンサルタントとして関わってもらっているので、彼らに実際に当時の状況を教えてもらうことができたの」