くらし情報『【インタビュー】浜辺美波×北村匠海 心震わせ結んだ絆「自分の演技で泣くなんて…」』

2017年7月27日 16:00

【インタビュー】浜辺美波×北村匠海 心震わせ結んだ絆「自分の演技で泣くなんて…」

そして、桜良との日々が、事なかれ主義だった【僕】を少しずつ変えてゆく。

『君の膵臓をたべたい』(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会(C)住野よる/双葉社
「新星」と冠をつけたくなる、フレッシュな取り合わせの浜辺さんと北村さん。浜辺さんが纏う儚く柔らかい雰囲気は、まるで桜良そのもので、浜辺さん本人を重ね合わせてしまいそうになるほど。だが、浜辺さんは「桜良ちゃんは私とは真逆で、本当にまぶしい子だなって思いました。だからこそ難しくて…。たくさんリハーサルを重ねて演じました」と、難しい役どころへの挑戦を口にする。


浜辺美波『君の膵臓をたべたい』/photo:You Ishii
一方、北村さんは地味でおとなしい少年【僕】役。「中学校のときは、【僕】みたいな人間だったので、自分は結構【僕】に近かったりするんです。自分の枠に落ち着く役ができたな、という感じはありました」と、意外にも素に近い役柄であったと話す。北村さんといえば、2016年は『ディストラクション・ベイビーズ』、『あやしい彼女』、ドラマ「仰げば尊し」、「ゆとりですがなにか」と立て続けに出演し、すべての作品においてエッジの効いた役の印象が強い。聞けば、「そうですよね(笑)。普段は声のトーンもこんなんで(静かに)しゃべるんですけど。自分としては、去年がすごく振り切った1年だったんです」

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