くらし情報『『ワンダーウーマン』は普通のヒーロー映画じゃない!?『ダークナイト』も超えたワケ』

2017年9月2日 13:15

『ワンダーウーマン』は普通のヒーロー映画じゃない!?『ダークナイト』も超えたワケ

ちなみに、女性主人公の映画で比較すると、アン・ハサウェイ主演『マイ・インターン』(最終興収17.8億円)の初週土日+月曜祝日の合計3日間で2億6,860万7,200円をも大きく上回り、『ワンダーウーマン』は20億円突破も射程圏内となっている。

世界的に見ても、これだけの大ヒットとなっているのは、これまでアメコミを見てこなかった層が気負いすることなく楽しむことができる作品に仕上がっていることが大きい。

『ワンダーウーマン』(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
女性だけの島で育ち、男性を見たことすらなかった好奇心豊かな“プリンセス”ダイアナ(ガル・ガドット)が、外の世界を知り、人々の争いを止めるため“最強の美女戦士”ワンダーウーマンとして立ち上がる“成長物語”は、アメコミ映画を観たことのない層からも支持された。また、初めてのアイスクリームに大感激したり、当時のロンドン女性のファッションに驚いたり、時折見せる純粋でチャーミングな姿やそのプリンセス・ストーリーなどに、もはやアメコミというジャンルを超え、幅広い層からの共感を得てのヒットに繋がったと言えるだろう。つまり、この大ヒットを支えているのは、新しいファン層。これまでのアクション映画、スーパーヒーロー映画では考えられない客層で、アメリカでは通常スーパーヒーロー映画は60%以上が男性客だが、本作では女性の観客が半数以上を占め、客層は大人のみならず、子どもたちにまで広がり、社会現象化した。

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