2017年9月19日 16:00
【インタビュー】山田涼介 俳優として10年以上のキャリアを積んで語る「やっとスタートラインに立てた」の真意
と自らの立場を冷静に見つめる。「だからこそ、自分磨きを怠っちゃいけない」とも。
俳優という立場で、いまの自分に何が求められているのかに関しても、極めて冷静に分析している。24歳という年齢と人気、ジャニーズとしての立場を考えれば、少女漫画などを原作にした、“壁ドン”などを含んだ胸キュン恋愛作品への出演が多くなっても不思議はないが、それについてはこんな分析を…。
「立ち位置として、やっててもおかしくないけど、オファーがないのは、それをやっても当たり前すぎるんじゃないですかね?自分が演じることが意外ではないのかな?みんなが見たい山田涼介よりも、想像もできない山田涼介が求められているんじゃないかと解釈してます」。
と、あれこれ考察しつつも、自ら演じてみたい役は「特にない」とそっけない。
「伊野ちゃん(伊野尾慧)がバラエティで、『山本美月ちゃんとのキスが…』って話してて、そういうのも味わってみたいかなと思ったけど(笑)、やりたい役ってないんですよ。知らない自分を見出してもらうのが楽しい。
これ難しいのキター!って方が、ワクワクしますね」。
今回の大きな“一歩”が俳優・山田涼介をどこへ導くのか?この先、どんな想像しえない表情を見せてくれるのか?期待したい。
(text:Naoki Kurozu)
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