今年放送のテレビドラマでは、“裏の顔”を持つ男性キャラクターが世の女性たちの心を鷲掴みに。最初は毒づきながら近づいてくるけれど、心の中を覗くと意外にも真っ白で…ついそのギャップにやられてしまったという方も少なくないのでは?
そこで今日は、具体的に2017年のドラマ作品を例に話題の“裏表男子”――その魅力について、ふり返っていきましょう。
■“裏表”の代名詞とも言えるのがこの人
KEY(坂口健太郎) / 「東京タラレバ娘」
「もし~だったら」「あのとき~していれば」――そんな後悔と妄想を繰り返すうちに、仕事も恋愛も完全に行き止まりになってしまったアラサー主人公・倫子(吉高由里子)。現実に打ちひしがれる彼女を前に、「そんなことを言っているから、“タラレバ女”はダメなんだ」と初対面でズバリと言い放った謎の金髪イケメン・KEYを演じたのは坂口健太郎さん。「酔って転んでも、30代は自分で立ち上がれ」など、正論ながら厳しい言葉を平然と放つKEYを前に、最初は視聴者の皆さんも倫子同様「ムムッ」と思ったことでしょう。
しかしながら物語が進むにつれ、彼の言動の根幹には倫子たちの未来を心から案じる真っ直ぐな想いがあることに気づき…。