ソロ来日続く「ワン・ダイレクション」、彼らの“History”をふり返る
時代の曲を披露し、「1D」愛が消えていないことを示している。来日公演だけに目を向けても、ハリーは先頃の公演でデビュー曲「What Makes You Beautiful」や5thアルバム「メイド・イン・ザ・A.M.」からの「If I could fly」などを披露。「1D」は5thアルバム発売後にライブを行っていないため、この選曲に涙したファンは多い。また、リアムは「POPSPRING 2018」で「1D」の軌跡をたどる映像を流しながら、休止前最後のシングル曲「History」などを披露。昨年の来日公演で4thアルバムの1曲「Fool’s Gold」を披露しているナイルが、6月の公演で「1D」の楽曲をプレイする可能性も高い。
しかも、頼もしいのは、彼らがそれぞれの持ち味を活かしたアレンジで「1D」ソングを生まれ変わらせていること。ソロとしてスポットライトを浴びたことで、それぞれのカリスマ性も以前より増している。いつになるかはまだわからない。
けれど、活動を再開した「ワン・ダイレクション」が、よりパワーアップしたグループになるのは確かだ。
(text:Hikaru Watanabe)
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