2019年10月7日 17:30
『Midsommar』はトラウマ級!?日本公開が待ちきれないホラー&スリラー映画4作品
、「これまでにない新しい恐怖体験が出来る!」など、怖いもの見たさをそそるコメントが目につく。
『Midsommar』の予告編は、一見すると美しく大して怖いシーンもなさそうな映画に見せている。だが2時間45分の『Midsommar』体験では脳みそに恐怖をねじ込まれるという凄い体験をさせられる。そしてこの「脳みそ拷問」が快感だというホラー・ファンが多いのである。
ともすると数日で忘れてしまうような作品が溢れている昨今のハリウッド映画界で、アスター監督の作品は異彩を放っている。刺激的に不快な同監督の持ち味を、「興味深い」と受け取るか「不快」と感じるかで、『ミッドソマー』への意見は180度変わってくる。だが得てして、周囲の状況に敏感で繊細な方や精神的に不安定な気分の時は、この映画を観に行かない方が身のためである…と言うと、かえって怖いもの見たさで劇場に押しかけるホラーファンが目に見えるようだが。劇場版では物足りなくアスター監督の「不快の美」にもっとドップリ浸かりたい方は、4時間版のディレクター・カットがブルーレイで公開予定。
10月9日更新:邦題『ミッドサマー』として2020年2月に日本公開決定。