2019年12月26日 08:00
横浜流星&成田凌&清原果耶&桜井ユキら令和元年を彩ったブレイク俳優たち
埼玉県出身であることから、今年スマッシュヒットとなった『翔んで埼玉』に友情出演して劇場を沸かせたかと思えば、『さよならくちびる』ではそれぞれが複雑な思いを抱えた女性デュオ、ハルレオ(門脇麦と小松菜奈)解散ツアーに同行するマネージャーに。
今泉力哉監督と念願のタッグとなった『愛がなんだ』では、スキじゃないのに一緒にご飯を食べたり、一晩過ごしたりできるダメ男、マモル役へのハマりっぷりが“リアルすぎる”と話題に。特に、料理を作る主人公・テルコ(岸井ゆきの)に“肩トン”からの“追いケチャップ”は、日本映画界の流行語大賞となり得る強力ワードとなった。
これらの作品で評価された成田さんは、“石原裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かな映画デビュー5年以内の新人”を対象にした「日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎新人賞を受賞したばかり。そして、『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』の周防正行監督の最新作『カツベン!』では、映画がまだモノクロでサイレントの「活動写真」と呼ばれていたころに、独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”として大奮闘。約100年前の大正時代にも違和感なく溶け込み、喜劇の中で若き弁士として生き生きと躍動し、猛特訓したという見事なカツベンぶりも披露している。