くらし情報『名作は北の国から生まれる…『ホテルローヤル』北海道が舞台の映画6選』

名作は北の国から生まれる…『ホテルローヤル』北海道が舞台の映画6選

原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いた心温まるストーリー。

洞爺湖町月浦地区に実在する店がモデルとなっており、すべてのシーンが実際の店舗を含め北海道で撮影された。モデルとなったカフェがスクリーンそのままの姿で実在し、映画と同じように洞爺湖を望みながら美味しいコーヒーを飲むことができる。

『私の男』(2014) ◆紋別市

作家・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作を、『海炭市叙景』『夏の終り』の熊切和嘉監督が映画化。モスクワ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、最優秀作品賞に選ばれるとともに主演の浅野忠信が最優秀男優賞を受賞した。

孤児になった少女と彼女を引き取った遠縁の男が、内に空虚を抱えながらも寄り添うようにして生きる姿を描き出す。冬の凍てつく寒さとともに町を覆う“流氷”など、荒々しく繊細な北海道の雄大な自然を捉えた映像も見どころ。


『糸』(2020) ◆函館市

1998年にリリースされた北海道出身の中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに、平成元年に生を受けた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を壮大な愛の物語として描く。

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