2020年11月4日 18:15
山田裕貴「“悪の権化”みたい」最凶の授業を行う先生役、“怪演の方程式”を告白
と言う。
「フライングドラマの撮影と並行して本編の撮影もあるので、毎日台本との格闘があって…。本編でもセリフが多いんですよ。最初は義澤先生のセリフが多いかなって感じなんですけど、どんどん僕のほうも喋る量が多くなっていて(笑)本当に、あそこまでドラマでばーっと喋ったことってないかなと思います」。
しんどい時のほうがすごくいいものがにじみ出る、頼田朝日という役のふり幅
本編「先生を消す方程式。」とフライングドラマ「頼田朝日の方程式。」では、同じ役ながらもかなり演技のふり幅がある山田さん。「本編はすっごく緻密です、正直。めちゃくちゃ計算してます」と打ち明ける。
「このカットでどれくらい出していいのか、とか、声色もそうだし、表情もそうだし、すごく計算してます。
目線を動かしてから動くのか、目線そのままで動くのか、セリフを発してから動くのか…など。案外見た目よりも、めちゃくちゃ頭使うので、よりしんどいですね。でも、しんどい時って余裕でやっている時よりもすごくいいものが出るんですよ。なんかこう…こぼれ出る表情だったり、声色だったり。そういうのが、にじみ出ていたらいいなって思います」。
一方のフライングドラマも「一人芝居なので、見てくれる人を飽きさせないために、緩急・抑揚・スピードの速い遅い、そういうのを全部ふんだんに取り入れています。