くらし情報『【インタビュー】佐藤浩市×西島秀俊×勝地涼×中村倫也×井之脇海、出演作は「あっても不思議じゃない」リアリズム描く』

【インタビュー】佐藤浩市×西島秀俊×勝地涼×中村倫也×井之脇海、出演作は「あっても不思議じゃない」リアリズム描く

――それぞれの役者さんのスタンスや、作品によっても変わりますよね、きっと。

中村:そうですね。あえて日常生活に役を入れてみることはあります。それでどうなるか見てみたくて。でも、引きずるということはないかな。

井之脇:僕はどちらかというと引きずらないようにしています。いまはどうしても複数の作品を縫わなければならないので、引きずるとつぶれてしまうんですよね。お風呂に入って寝て、日常に戻ってリフレッシュするようにしています。


佐藤:時代もあるんじゃないかな。その時々の撮影のシステムで、変わってくる部分もある。僕が若いときは、ワンカット撮るのにアップで30分、引き画で長回しだと、モニターもないから準備に1時間かかるんですよ。その間に役者が何をやっているかというと、とにかくずっと稽古をしている。そうやって役が刷り込まれていくんですよね。すると、引きずる度合いも増えてくる。

今はテストは1回2回ですぐ本番に行く、というシステムですよね。役者にとって「行ける」なのか「行かせる」なのかはわからないけど、どっちが悪いかではなくて、そういった違いに依存する向きはあるように思います。


(SYO)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.