くらし情報『新たな進化遂げるのか? 逆境に立つ香港映画のこれから』

新たな進化遂げるのか? 逆境に立つ香港映画のこれから

普通選挙の実施を求めて若者がデモを行った2014年の「雨傘運動」以降、香港では自分たちのアイデンティティを見つめる動きか強まっている。雨傘運動を記録した『乱世備忘ー僕らの雨傘運動』(16)や、2019年に香港理工大学で学生のデモ隊と警察の間で繰り広げられた攻防戦の様子を間近でとらえた『理大囲城』(20)などのドキュメンタリー映画が作られ、海外の映画祭で受賞するなど注目された。

今年のカンヌ国際映画祭では2019年の民主化デモの様子を生々しくとらえたドキュメンタリー映画『時代革命』が、中国当局の妨害を懸念してサプライズ上映され、話題を呼んだ。11月に開催された第22回東京フィルメックスでも、前日に急きょ特別上映が発表されてニュースになっている。

新たな進化遂げるのか? 逆境に立つ香港映画のこれから
『時代革命』
昨年、中国による香港国家安全維持法(国安法)が施行され、体制批判的な内容を含む映画は取り締まりの対象に。さらに今年、過去の作品まで検閲の対象になるとのニュースが駆け巡って映画関係者を戦りつさせた。

『時代革命』のキウィ・チョウ監督が手掛けた劇映画も上映する「香港映画祭2021」(開催中)キュレーターのリム・カーワイ監督は、香港映画の未来について「悲観的に捕らえる必要はない」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.