くらし情報『「夫婦が壊れるとき」脚本から丁寧に積み上げ、共感を得る「どうしてあんな人と…」への答え』

2023年6月23日 17:30

「夫婦が壊れるとき」脚本から丁寧に積み上げ、共感を得る「どうしてあんな人と…」への答え

夫以外の男性と関係を持つことや、父の浮気を知ってしまった息子と対峙するシーンは、陽子にも観た人にも納得できるよう、そこに至る経緯を丁寧に積み上げました」と鹿目さん。プロデューサーや監督、脚本家(三國月々子さん・上野詩織さん)ら女性スタッフから参考になる意見をもらえた、と続ける。

「複数の脚本家で作業する場合は、始めにメインライターが全体構成を考えます。今回なら13話の展開を先に考え、どこで話を区切るか、各話のクリフハンガーとなる出来事や、その回での主人公の心情の変化を明確にして情報を共有し、他のライターさんと同時に作業をしていきます。担当回以外の打ち合わせにも極力参加して、流れを掴めるようにしていました。コロナ禍以降リモートでの打ち合わせ参加が出来る環境が整ったこともあり、その辺りはフレキシブルに対応出来て良かったと思います」。

稲森いずみが体現した感情移入できる主人公
「本当にそこに陽子がいて」

鹿目さんはこれまでにも、映画版から30年後を舞台に女子相撲を主軸にしたDisney+オリジナルドラマ「シコふんじゃった!」や、中国の大ヒットドラマを原作としたAmazonOriginalドラマ「ホットママ」

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