【インタビュー】黒沢清監督が語る、黒沢流・恐怖演出と映画『Chime』での挑戦
スティーヴン・スピルバーグは次に何をやるのか全くわかりませんよね。自分もそうで、ただただ映画を作りたいという想いは尽きません。
とはいえ、映画は予算がかかるものですから自分がやりたくても「じゃあやろうか」とパッとできるものではありません。プロデューサーなのか原作なのか俳優なのか、いい出会いがあってこそだと思っています。今回の『Chime』もRoadsteadさんが「45分で何をやってもいいです」と言って下さったから「これは滅多にないチャンスだぞ」とやらせていただきました。そうした出会い次第でどんどん可能性が広がっていくはずだ、いつもそんな気持ちでいます。
(text:SYO/photo:You Ishii)
■関連作品:
Chime 2024年8月2日よりStrangerほか全国にて順次公開
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