くらし情報『【インタビュー】黒島結菜が明かす、難役への挑戦を可能にした「現場への信頼」』

【インタビュー】黒島結菜が明かす、難役への挑戦を可能にした「現場への信頼」

お二人がいてくださるなら、難しい役だけれども現場を信頼してチャレンジしてみようという気持ちでお受けしました。

――この難しい役にチャレンジするにあたり、どのようにアプローチしたのでしょう。

原作を読んでいても、脚本を読んでいても、本性が全く見えない、何を考えているか全く分からないキャラクターだったので、彼女を理解するのがとても難しかったですね。ただ、監督が、目線はここ、顎を引いて、手はここで、このセリフの時に寄って行ってとか、かなり細かく動きの演出をつけてくださったので、動きがあることで真珠の考えていること、気持ちの流れがすごく分かりやすくなった気がします。

【インタビュー】黒島結菜が明かす、難役への挑戦を可能にした「現場への信頼」

そうやって撮影しながら、少しずつ積み上げていきました。彼女の言い分に対して共感まではできなくても、ちょっと分かるなという気持ちも生まれて。すべては純粋さから来ていたのかなと思います。だから、彼女の言動のすべてを悪だと言うことはできないと感じるように。
本当に素直に人と向き合っていた結果の言動かもしれない、そんなふうには思うから。だから、ただの邪悪な殺人犯という印象は最初から持たなかったですね。

――捉えどころのなかった真珠という人物像を、原作や脚本を読み進め、彼女の言動をなぞっていくことで、彼女のピュアな部分を強く感じ取るようになっていったんですね。

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