くらし情報『働き女子の心得vol.1 『英国王のスピーチ』に見る、尊敬&憧れの英国レディ』

2011年2月7日 11:01

働き女子の心得vol.1 『英国王のスピーチ』に見る、尊敬&憧れの英国レディ

また、ジョージ6世を深い愛で支えた周囲の人々──吃音の治療を担当するライオネルや妻エリザベスの存在といった、支える側のドラマも心揺さぶられる。特にどんなときでも夫を献身的にサポートし続けた妻エリザベスの姿は、多くの女性にとって尊敬と憧れの対象として映るのではないだろうか。夫の言語障害をサポートしただけでなく、第2次世界大戦中はロンドンから避難することを拒み国民と共に苦難を耐え抜き、戦後も明るい笑顔を絶やさずに家族と国民を支え、ジョージ6世の亡き後は王位を継承した娘のエリザベス2世(現在のエリザベス女王)を皇太后としてサポート。101歳の長寿をまっとうした。映画ではジョージ6世の王位に就くまでがメインストーリーだが、エリザベスがどんな人生を歩んだのかをあらかじめ知ることで、感動は深くなるはず。

魅力的な妻エリザベスを演じるのは、イギリスが生んだ名女優ヘレナ・ボナム=カーター。最近は『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(’07)、『アリス・イン・ワンダーランド』(’10)、『ハリー・ポッター』シリーズといった、いわゆるクセのある、良より悪に近い役柄が続いていたが、『英国王のスピーチ』では一変、良妻賢母な妻を披露。

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